【G4計画石立山Epi-1】
見えないゲス村を追うように、3人も左にルートをとる。
大きく張り出した石灰の壁。 一体何mあるんだ。。
あまりの高さと反り立つ壁の迫力にのけぞりそうになる。

▲トップはオーバーハング。 バッタが見たら鼻血を垂らして喜ぶだろう。

▲左にまがってすぐのあたり。 両側に石灰の巨壁がせまる。 奥にはG村の姿が。
ここを少し行った先に難関あり。 2mちょいの乗越。
なんてことねぇだろと思って基部にとりつく。
まずはゲス辺。

▲問題の乗越。 ここが悪かった・・・・・。
まず言うときますが、ゲス村はここを超えました。 偵察に行くとかいうて。
3人で下で待ってんのに、こんなクソ悪いとこ超えて。。。 何考えてんだろう。 この人。
ハグレルじゃねぇか。(-_-メ
たかだかの小壁。 されど障壁。(うまい) ホールドは小ガバだらけ。
ところがどこを持ってもパラパラと剥離。
しかも下部は凍っててツルツル。 踏ん張れない。
とてもじゃないがいける気がしない。 一応クライミングシューズ持ってきたけど
そんなレベルじゃねぇ。
で、ゲス辺離脱。 ゲス崎もトライしたけど無理!
ここでホールドが欠けて後ろに飛ぼうもんなら、そのまま急斜面を滑落。
簡単に死ねる。 そもそもここで立ってるのも嫌なくらい背面は急峻。。。
ってことで、3人でブーブー言いながら迂回ルートを探す。 とにかく右尾根に出たい。
右をみるとそれらしき尾根。
でもここをトラバースするのは、ちとキツイ。。 ヘタこいたら滑落。

▲めちゃくちゃ慎重に歩く3人。 体力をこの辺りから消耗していく。
緊張すると体力の減りが速い。 手も足も異常に力んでしまう。
足が張ってくる。 うわぁ やべぇ。
木の幹やら根を掴みながら右の尾根を目指す。
頭上のほうではゲス村の声がする。 3人でその声の方向にジワジワ進んでいく。
かなりヤバいことになってるような気がしてる。
何も言わないけど、たぶんみんなそう思ってるはず。
でももう戻れない。 後ろや下はヤバいことになってて、進むしか・・・・・
ない・・・・・。
この先に何が待ってるか分からないのに。
そもそもここを行ったら、北谷ルートに戻れるのか?
まったく違うとこ行ってるようにしか・・・・。
いやいや、そんなこと考えてる余裕はねぇ。

▲なんとか右尾根に出た。 安全地帯に出た~。 とりあえず安堵。
ところがどっこい。 ゲス村がいない。。 声は近いが姿なし。
どうやら目の前にある石灰壁の上にいるっぽい。
えっ? これ登れってか! げげ。(゜д゜;)
嫌がるゲス辺が右巻きがないか、覗きこむが眼下にヤバい景色が広がったらしく即答でノー。
どうやってもここを乗り越えるしかない。
そりゃ逝けますよ。 こんなもん。 階段状になってるといえばなってるし。
でも、山の石灰って脆いし。。 ガバごと剥げるし。
仕方なくまた緊張する登りに突入するG3。

▲ぜぇぜぇ。 これって。 登山か? なんかヤバくねぇか・・・・。
ゲス崎は撮影もあって3人の最後尾。
とここで、石灰ガバが剥離して自分の左モモに直撃。 これには悶絶。
20センチくらいのデカさ。 「ぐぉぉぉぉぉぉぉ」(。>0<。)
痛い。。 泣きそう。 めっさ痛い。 というか最後尾でよかった。
下に誰かいたら。。。 あっ。 それはそれでいいか。

▲左を見上げると石立山の登山道。 素直にあっち行けばよかったかも。
逝けども逝けども、目の前に石立山への南北の稜線が見えることもなく
なんだか危ない尾根歩き。 尾根といっても岩稜で、小さなヤバイ谷を越えたりしながらの
スリルで腹がいっぱいの登山が続く。
これって、遭難・・・・・。 頭をよぎる。

▲ここ怖かった。 滑ったら谷底までまっしぐら~~。 サランヘヨ~~。
しかも、午前中に谷ですべって左ヒザを強打。 しかもさっき石灰が左モモを強打。
そのせいで、左モモが痙攣し始める。 うむむ。 ブルンブルンしとるし。。
3人に先に進んでもらって、自分はマッサージしながら進む。 ジワジワと。
そしたら、左をかばって進んだせいか、お次は右モモがブルンブルン。。
これには焦る。 めちゃめちゃ焦った。 もしここで肉離れとかしたら
速攻でレスキューにお電話。 そんなの嫌だ! 嫌だ! いやだぁぁぁぁ!
これ以上、クライミングゾーンがこないことを祈りながら歩く。。

▲ようやく視界が広がって来た。 そろそろか?
たぶん、このまま山頂に出ると予想。
このハゲ尾根のトップに、山名看板が見えてくるはず。
もうちょい。 足さん頑張って。 お願い。
13:37 石立山 山頂

▲ついた。
やっぱり山頂めがけてまっすぐ出てきた。
終盤で迷ったとはいえ、北谷からピークへダイレクトにアプローチしたわけで。
もしかしたら、これって未登じゃないかな。 もしかしたら大昔に、誰かが歩いたかも
しんないけど、こんなマニアックかつ危ないルートは、ここ最近確実に未登なはず。
ということで、G4が石立山に新たなルートで登頂成功。
名づけて
「石立山 北谷ダイレクトルート(DR)」 by G4。 (誰か登ってたらスイマセン)

▲赤ラインがG4ライン。 青がたぶん正規の「北谷」ルート。
思い返せば、おもしろいラインだった。
また逝きたいかと聞かれれば、即答でノーだが。。

▲石立山の三角点。 二等三角点 「興22」 基準点名:石立山

▲ラーメンをすするG4。 山頂は風が通るもんの、そこまで寒くない。
登山数日前に、ゲス岡がガス貸してくれって言うから
「分ったから水は自分でもってこいよ」 って伝えたのに、
山頂で 「頼む。 水分けてくれ。」
出た。 はいはい。 いつもこんなん。
このおっさんは。 いつもですよ。 ホンマに。
ボロクソに罵ったあとで、オレの命の水をくれてやることに。
くそ。

▲突然喜びを爆発させるゲス崎。 壊れたんでしょうね。
どうでもいいけど、石立山の山頂。 看板多すぎ。 どれが何やらよう分らん。
なんでこんなに立ってんの。 ゆきねぇさん。 なんだろねこれ。(また蒸し返し)
さてそろそろ撤収準備。 そもそも行きに相当時間かかったし。
下りは正規のルートで別府へ下山。 こっちのルートを知ってるのはゲス岡のみ。
あとは初めて。 知らんとこ下りるには時間が迫ってる。 はよ帰ろうぜ。
14:20 下山開始

▲さぁ ここからどんな下山路なんだ? おい。 見せてみろよ石立ちゃんよぉ。

▲「捨身ヶ嶽」 これをどうしても見たかった。
次回はG4で捨身ヶ嶽を取り付きから攀じることに決定。 (うそ)
でもこれはかっこいいわ。 すごい高度感。 見てるだけでキ○タマがスースーする。

▲そうこうしてると西峰の分岐に着いた。 今度はゲス村と白髪向けて縦走やな。

▲鹿対策ネット。 Good Job!!!
このあたりから、なんだかものすごい角度で下りはじめる。
あまりの角度にビビる。 ただ約1名、下りが大好きなヤツをのぞいては。

▲急坂。 転がり落ちそう。
これって逆にいうと、登りはめちゃくちゃキツイよ。 たぶん。
というか、G4全員一致で 「こっちから来なくてよかった・・・・・」
自分はこの登山道から登ることはないかもしれない・・・・。
これはたぶん楽しくない。 とか言いながら登るかもしれん。 いや、ないな。
こっち歩いてようやく理解。 石立山。 四国一過酷だわ。 間違いないと思う。
途中なんて、ガレがひどくて落石しまくった痕。 いずれ道なくなるんじゃねぇかここ。

▲岩尾根。 楽しいというか、こわいというか、なんだかなぁ。(阿藤快 風に)
石立山といえば、ガメラ岩だっけ。 よく色んなブログに写真が出てるけど。
下りながらさがす。
で、見つけた。
なんや、メッチャちっちゃいやんか! もっとデカイのかと思った。
この岩に着目したヤツが逆にえらいわ。
これだけ急坂だと、一気に高度がさがっていく。
見るみるうちに下りてきて、気づけば竜頭谷。
15:45 竜頭谷
ここで休憩。 チョコ食ってチンタラ話してたら回復。
ここまで来たらもう帰ってきたようなもの。

▲カタツムリのようにノロノロ行けってか。 というより自然にノロノロになるよ、この坂は。
こっからゲス村とゲス崎は下りをトレラン。
激走。 とくにゲス村は、下りに異常なほど反応。 さすが人生下り坂は違います。
16:13 赤吊橋
到着。
疲れた。 足にキテます。 ゲス辺とゲス岡にいたっては
もう二度といかないだの、明日は出張なのにだの、あーだこーだとすでにウルサイ。
まっ。 ヤバかったけど、その分たのしかったかな。
次回のG4計画はどこになるんだろうか。 山? はたまた岩か?
それとも今回限りか?
今後もG4から目が離せない。

▲G4で記念撮影。 相変わらずニコリともしないゲス村。 チッ。 笑えや。
G4計画「石立山」 完








































































































