【千本山編】
ここから後半の甚吉森編。
平吉と甚吉。 ヘイキチトジンキチ・・・・。
いきます。 (汗

▲千本山のピークからそのまま甚吉森への縦走路へ。
地理院地図でみると、千本山トップから南に下った1,050m地点あたりから
甚吉森に向けての分岐道があるようになってる。
実際は、千本山トップに甚吉森への案内板があって、そのまま歩いて行ける。
ただ。
ただ、下りなんだけどかなり荒廃してて
分かりにくい。 数メートルくだったところでテープを見失い
とりあえず戻る。。。
10:38 千本山から甚吉森に向け出発

▲荒れる縦走路。
ここ数年の間、だれか歩いたんだろうか。。
あまりその形跡がない。 基本は尾根をトレースすればいいんだけど、
時折、コースが尾根をはずれる。
そうするとテープも分からないような荒れた状況になる。
ただ、大体はテープあった。 だからついていけば大丈夫。
見失ったら迷わず尾根を歩けば、そのうち道と出会う。

▲ここは快適だわ。

▲コンパスが差す山。 どうやらあのピークが「甚吉森」だな。 遠いな。
荒れ道を下っていく。 少し下ると平坦な荒れたトレイル。
時折、尾根を寸断するように樹木が倒壊したり草が生い茂ったりする。
気にせずバキバキと漕いで行く。

▲平吉はルンルンですが、トモはグッタリです。
トモはストックなかったら無理だった。
買っといて正解。 しかしそれにしても、ペースが中々あがらない。
あがるどころか、確実にペースダウン。
なんだか相方が心配になってきた。 痛そうだ。
歩いては待って、歩いては待って。 繰り返しながら2人で少しずつ距離をかせぐ。
地道でも、甚吉森には確実に近づいてる。 トモを励ましながら歩き続ける。
11:49 1,195m小ピーク(休憩)

▲標高1,195mの小ピーク。 甚吉森は目の前。
ここでゆっくり休憩して、ラストスパートに向け息を整える。
樹間からは甚吉のピークがはっきり見えてる。
ただ、ここから急斜面をくだって、最後の登りがまつ。
トモにはきびしい展開。 ただここまで来たら、行くしかないのだ。

▲小ピークにて。 マムートの赤がキマッている。
12:00 小ピーク出発

▲目の前にそびえる「甚吉森」。
まずは植林の中を右にカーブし、突先にでたら急斜面を下る。
底まで下ると、あとは一気に登るだけ。 途中には、ザレ場もあって
おもしろかった。

▲植林の痩せ尾根を歩く。

▲急な下り。 そこからは一気に高度をあげていくだけ。

▲桜がチラホラと。

▲枯れ谷を挟んで、ザレた斜面を上がる。 目印のテープあります。

▲足にきてるトモ。 このザレ場は慎重に。
千本山から甚吉森の間は、ところどころ荒れててテープも
朽ちて分かりにくい箇所もあるけど、迷子になるような場所はない。
このザレ場からは、新しいテープが目印としてしっかりついているので
安心して歩いて行けた。 登りもゆっくり行けば大したことはない感じ。

▲「奇跡の一本杉」と勝手に命名。 けっこうデカいし。

▲あと少しや頑張れ。

▲相変わらず花名がよく・・・。 ツツジの仲間?
いよいよ、なだらかになってきた。
西又山への分岐も見えた。
13:07 甚吉森(1,423.3m)

▲丸みを帯びた尾根。 ついた~~~~。

▲山頂。 看板が倒れてたんでしっかり叩き込んどきました!

▲甚吉森の三角点。 二等三角点 「興10」 基準点名:甚吉森 重要整備点

▲やったぜ~

▲山頂から北方向。 剣山山系が見える。

▲中央には太郎と次郎。

▲大好きな「石立山」こんなに近くに見える。
先週のぼった石立が目の前。
やっぱり直線距離でいくとそんなにないってことがわかる。
遠くにはこれまた大好きな「天狗塚」が三角の頂を、誇示するように佇んでいる。
しかし天狗塚って、どっから見てもピラミダル。 間違えようがない。

▲この花は一体? とりあえずかわいい。

▲東方向から甚吉森の山頂を見た様子。
この稜線には、県境杭が見たところず~っと続いている。
北は徳島県。 南は高知県だ。
さて時間は午後1時をまわってしまった。
最初の計画からいうと、相当の遅れ。 これ以上ここでチンタラしてたら
途中で日が暮れてしまう可能性大。
急いでラーメンくって、下山準備。
14:07 甚吉森 出発
長い休憩でトモの足もだいぶ回復。
しかもここからは下りだし、帰ることを考えルンルンで下山してほしいところ。

▲わかりにくいけど、西又山との分岐点。 写真正面を奥に進むと西又山。

▲コンパスを千本山に設定。
途中で迷いそうな荒道に、ケルンを作ってきた。
その地点を間違えないかぎり大丈夫。

▲平吉っつあんはまだまだ元気っす。
ここでデカいメス鹿が目の前を横断。
トモはかなり後ろだったから見えなかったみたいだ。 かなり濃い茶色をした鹿だった。
またシャッターチャンスが・・・・。
14:41 1,195mピーク到着
時間がないので休憩なしでスルー。
と、15時をちょうど過ぎたあたりから風が吹き始める。
植林の中だから風の影響はないものの、木がゆれ、葉のこすれる音が強くなってきた。
天気がくずれる予感。。。
トモに急ぐように指示。
15:41 千本山

▲月曜に登頂する会なのだろうか。。
ここで小休止。 携行食でブーストアップ。
下界はまだまだ日が高いだろうが、こっちは太陽が山に隠れそうになってきた。
休憩もそこそこに出発。
しかし、トモのペースが上がらない。
急げ急げと言うのもあまりよくない。 で、作戦変更。
前を行かせてみた。
そしたら、別人のようにペースアップ。
これは心理的な効果のようだ。 本人いわく、後ろにつかれると
相当プレッシャーを感じたようで、自然にはやくなったみたい。
オーバーペースにならないようにだけ注意しながら、トモを先行で下山していく。

▲下山路とはいえ、もちろん登りもある。
16:32 展望台

▲現在地点と行きのコースタイムから、登山口への到着予想時刻をはじく平吉。
どう見積もっても17時ちょっとすぎる時間に登山口につく計算。
たぶん植林は暗くなる。 ヘッデンなんか装着したくねぇ~。

▲また歩きたい。 この巨人の森を。

▲どんなに急いでいても、遊び心は忘れない。

▲写真は明るいけど、薄暗くなってきた。
渓流の音が聞こえ始める。 木道地帯にも入った。
いよいよゴールちかし!
17:17 登山口 到着
はい。 終了~。
汗で蒸れ蒸れの靴を脱ぎ、軽く汗をふいて着替える。
余韻にひたりながら、この旅最後の終着点へ。
そう。 お・ん・せ・ん・(おもてなし風に)

▲「やなせの湯」

▲施設内。
馬路のお湯は、ぬるぬるローション湯 として有名。
自分も以前、仕事で数日とまった時には、この温泉効果でツルツルの
剥きたてのゆで卵のような肌になった。
女性にはおすすめ。 プルプルになるよ。 ほんと。

▲いやぁ。いい旅だったぁ。
こうして、千本山~甚吉森の縦走は終了。
夕暮れに染まる空と海を見ながら、心地よい疲れに身をゆだね
この旅を振り返りながら帰路についた。
今年の目標だった縦走計画のひとつ。
千本山~甚吉森の縦走。
なかでも千本山は、前によく仕事で魚梁瀬に行ってる頃から気になってた。
どうしても、あのでっかい杉の中を歩いてみたい。
でもそれだけじゃもったいないから、そのまま甚吉森まで行ってみたい。
友達のトモに声をかけ、半分無理やり連れて行く感じで。。
くっくっく。 では振り返ってみよう。
文章はめんどくさいんで写真を中心に。
5月2日 前乗り
距離の長い縦走なんで、前泊して朝っぱらから登り始めたい。
お互い仕事終了後、シャワーだけ浴びといて19時すぎに合流。
とりあえず晩飯。

▲安芸市の「しなとら」で台湾ラーメンとライス。 平吉は大盛り。 トモは並。
腹がパンパンになったところで、奈半利のスーパーで今宵の酒とツマミを購入。
寒いといかんので、焼酎も忘れず購入。 お・ゆ・わ・り・・(おもてなし風で)
さぁ、いざ暗闇の馬路村へ!!
魚梁瀬ダムの展望台あたりで、ニホンカモシカに遭遇。
こりゃなんだか幸先よし。

▲今宵の宿で二人でしっぽりと宴会。
▲今宵のベッド。(愛の巣)
12時までチンタラくっちゃべってたら、あまりの寒さに耐えきれず就寝。(@ ̄ρ ̄@)zzzz
で、翌朝。
▲丸山公園内の森林鉄道(遊覧鉄道) 今も有料で走ってま~す。子供が乗るやつね。
▲駅舎が宿でした。 ※マネしないでね。
ここでもチンタラモードでゆったり朝飯くって、準備して
2回トイレでウ〇コして、ダラダラしてたらいい時間。 登山口へ出発。
▲途中で「ハクビシン」?に遭遇。
ここまで人間ほとんど見てません。(笑) ガチで2人くらい。
獣はすでにニホンカモシカとハクビシン。 いい勝負。

▲魚梁瀬の丸山から20分くらい? 登山口に到着。
▲登山口で「イェ~イ」。
8:03 登山口出発
▲駐車場の下から架かる「千年橋」。 なんとも粋な名前だ。 これを渡れば、魚梁瀬杉とご対面。
▲ 千年橋でポーズをきめる37年物の平吉。
▲森の巨人たち100選。 のっけからデカっ!
橋を渡った先にいきなり鎮座する、このバカデカい杉。
これから始まる、神の住む森に足を踏み入れる物語の序章。 プロローグだろうか。
胸がドキドキ。 いやドキがムネムネしてきた。
▲ここからしばらくは木道。 どれくらいかな、30分は歩いたような。
簡単に歩いてるけど、お金かかってるよね。
所々は朽ちてるけど、ちゃんとメンテナンスしてる形跡もある。
この森はしっかりと人の管理のもとで、太古のまま今も生きているのかな。
すばらしいと思う。
序盤から一人感動してしまう。
▲朝の清々しい空気を吸いながら、ゆっくりと歩く。
▲とにかく杉がデカい! 高い!
▲自然林のトレイル。 いろんな表情をみせる登山道。 歩いてて飽きない。
自然林に入ったかと思うと、また杉林に入る。
その杉のどれもが大きく、天まで届きそうなほど高い。
麓に生えていれば、どれもが御神木レベルを超える大きさ。
もう、自分がホビットにでもなったような気分だ。
この森の中では、人間は無力であり何とも小さな存在であると気付く。
8:50 親子杉

▲親子杉。 ちなみにここから山頂は40分か。
▲親子杉を真下から。 左が子で右が親。 幹元で繋がっている。
▲この景色は感動もん。 ほんまに楽しい。
▲はいお約束。
▲平吉も。 フツーにビバークできるぞ。 いやむしろここで寝てみたい。 
▲学習の森って感じ。
▲はい!これが鉢巻落とし! 背中がパキッてなるくらい、のけ反る高さ。 
▲展望台まであと100m。
9:29 展望台
▲展望台デッキ。 南側方向が望める。
▲デッキからの眺望。 山間の向こうには魚梁瀬の丸山台地が見えている。
ここまで写真とったり、ダラダラやってたせいで(そもそも計画より出発が遅い)
遅れてきた。 ここらで真面目に歩かないと。
千本から甚吉の情報は乏しかったから、どんな道かわかんねぇし。
で、トモに気持ち急ぐよう指示。
でも普段、運動らしい運動してないせいですでにバテ気味のトモ。
俺のペースに巻き込んでるわけでもないけど、やっぱり登山はきついのかな。
あまり無理させてケガでもされたらヤバいっつ~ことで
様子見しながら、とりあえず千本のピークをめざす。

▲南から木漏れ日が射す、痩せ尾根。
▲最後の登りだろうか。 コンパスが指す方向にピークらしき膨らみ。
今回は、コンパスの使い方をマスターしたおかげで
楽しくも、少し安心して登山できた。 色んなコンパスの使い方があって
あとで山頂でも試してみたけど、おもしろい。 知っておいたほうが
安心感が違う。 あの山を目指せばいいんだ! って目標物がわかる。
はやく覚えたらよかったのに、根っからの面倒くさがりだから。。。。
10:28 千本山(1,084.5m)山頂
▲千本山山頂。 どっかで見たことある私設看板・・・・・・。
大杉の合間を縫って、感動の登行だったけど
山頂はその感動に水を差すほどの、シンプルさというか、なんというか
山頂ぅぅぅ! 感はどこにもなし。 気付いたら着いちゃった的な。 的な。
少し拍子抜けしてると、トモが到着。
▲千本山でツーショット。
▲千本山の三角点。 三等三角点 「冬23」 基準点名:千本山
トモのペースが完全にダウンし始めたところで山頂到着。
股関節が痛いみたいで、登りになるとじいちゃんが歩くほどのスピード。
気付くと後ろにいないようになり、離れるとマズイから待っては進み、
待っては進みの前半戦。
千本から次の目的地、甚吉森がどうやら「アレかな?」って感じで
見えてるけど、遠い。
ここで作戦会議。
①かなりしんどそうな親友の足をかばって断念・・・・・・。 ⇒そんな優しくないのでそれはパス。
②肩を貸してでも甚吉をめざし・・・・。 ⇒こっちまで疲れて共倒れするのでパス。
③トモを置いて一人だけで行ってくる。 ⇒さみしいのでパス。
④無理やりつれていく。 ⇒決定。
俺に少しでも善の心があれば・・・。 すまん。トモよ。
お前を引きずってでも、俺は逝く。 2人であのピークに今から逝くのだ。
▲千本山から甚吉森への縦走路。 看板には「甚吉森」とあり。
甚吉森編 へと続く。
前々から作ろうと思って中々時間がなかった。
奥さんに背中をおされ、このGWにようやく着手。
それではどうぞ。
Day1
▲イメージ中。
▲柱の角材を買ってきて、さらにイメージ中。
▲イメージがかたまり、形にしていく。
▲おぉ。 それらしくなっていく。
▲平吉っつぁん、マジモードっす。
▲基礎がほぼ完成。 8割程度かな?
Day2
▲天板を敷いてイメージする。
▲enも何かをイメージしている。
▲基礎に補強材をうちこむ嫁。 写真用にカッコだけ。
▲基礎が完成。 朝と髪型がかわっている平吉。
▲あとは板を丸ノコで切りそろえながら、打ち付けるのみ。 
▲あと残り半分。 なぜか泣き叫ぶen。。。
▲結構仕事が細かい男なのだよ。 くっくっく。
▲さて、最後の板を打ち付けるのみ。
▲イェ~イな嫁。
二日で完成とは我ながら上出来。
嫁さん、ご苦労!
さて、BBQしますか~。
い、、、、いかん。。。。。
FB はじめたら、 ブログ書く気がさらに消え失せた・・・・。
や、やばし・・・・。 千本山が・・・・。 じ、甚吉森が。。。。
な、なんとか3部作にでも。。。。細切れにしてでも。。。。アップせねば。。。
義父が・・・・義母が・・・・楽しみにしている・・・
全国のぼうしパンのファンがーーーーーーーーーーーーー。
バタ・・・・・・・・・・・・・・・・。
G4による「石立山アタック」。
まさかのルート開拓、そしてアドベンチャー色の強いアタックだったことから
全国を震撼させ、激震させ、揺ら揺らさせたのだった。。 いや、そんなことはないのだった。
さて、今年の目標の一つに掲げた「石立山単独行」。
前回の北谷ルートとは違い、一般的に知られる登山道を歩かないと
なんとなく石立を征服していないような気がしてならず、
そんなこんなでいつ逝こうか考えてたら、なんやかんやで逝くことになったのだった。
日曜の朝、目が覚めるとロールカーテンの隙間から差し込む朝日。
なんとなく晴れてるっぽい光を感じ、カーテンをめくりあげると
曇りの予報から一転し、空は白みがかった青空だ。 こ、これは。。
いてもたってもいられず、慌てて準備をして出かける。
午後から崩れそうな予報。 なんとか午前中までに山頂アタック。
車を走らせること1時間ちょい。
別府渓谷の茶屋下の駐車場に到着。
荷物を背負うとさっそく赤橋むけてダッシュ。
なんとなく、空模様があやしい。。 昼までもたんかもしれん。(;´Д`)ノ オーノー
8:26 登山口(赤鉄橋) アタック開始

▲石立山の登山口。
ゆっくり歩いての登山は久しぶりだ。
いつぶりだろう。 三縦走以来?
石立山は各種マップ掲載によると、コースタイムがおおよそ4時間。
下山路として前回つかったけど、ここを登るのは初めて。
あの急登&岩尾根を登っていくのは相当キツそう。 キツイの好きだけど
今回はヘバるの覚悟で。 まさに逝ってみよう。

▲最初の分岐。 左に折りあがるのが登山道。 まっすぐ行くと北谷へ。

▲登山口から7~8分でフェンス出現。 傾斜はまだまだ序の口。
8:40 分岐(百間滝)

▲2つ目の分岐。 ここは左へ。 ちなみに右に折れると百間滝。

▲虎ロープが張りかえられてるしっ! しかも数日前に替えたっぽい。
ここから、竜頭谷の登り区間までのロープがサラに代わってる。
誰が替えてるのか知らないけど、感謝感謝。 こういう地道な整備のおかげで
登山者の命が守られてる。 せっかくなので使わせていただこう。
8:54 カタツムリ看板

▲「カタツムリ看板」。 ゆっくり行きなさいということだろうが、ゆっくりしか行けませんからっ!
と、今回も看板にツッコンだところで、竜頭谷はもうすぐそこ。
平坦な植林道を抜けると、眼下に渓谷が横断する。 竜頭谷だ。
8:59 竜頭谷の底

▲竜頭谷の底部。 ここから一気に高度を上げていく。 ルンルンタイムの始まりだ。
谷を挟んで看板が建っている。
その右横を登山道が走っている。(上の写真で石灰で白く見えるのが道)
かなりザレてるけど、あぶない感じはない。 少し行くとロープがあるので
イヤーンという人は使ってほしい。

▲むき出しの石灰ロードが始まる。 ここからしばらくは二足歩行から四足歩行だ。
足のみの登山より、急登の岩尾根を行くほうが実は楽。
手をつかって体を引っ張り上げられるし、まずは足への負担が 相当軽減される。
正直、このまま山頂まで逝きたくなる。
後ろに誰もいない単独行はいい。 とくに石立は落石をおこす可能性があるから
後ろに気を使う。 ただ今回はソロだ。 しかもだーれもいない。
とは言え、竜頭谷の上のザレ場に真新しい踏み跡あり。
駐車場に車もあったし、だれかが先行している模様。
天気もあんまよくねぇし、一人で雨に濡れながら下山は悲しい。 せめて道連れがほしい。。
今回もただチンタラ歩くんじゃなくて、気持ちチャレンジする。
2時間半くらいで山頂めざす感じだ。 で、奇跡で2時間きれたら万々歳。

▲鹿対策ネット。
9:21 ガメラ石

▲「ガメラ石」。 ガメラというか、なんというか。。 「出っ歯岩」がしっくりくるのだが。。
石立山の観光名所を過ぎたころから、
景色の中に、ピンク色が目に付き始める。

▲例によって何の花だかさっぱりわかりませ~ん。 ツツジ系?

▲ツツジということで。。。 たぶん。
ここで、サラッと花名とウンチクでも解説できれば最高。
でもそううまくいかないのが現実。
そうこうしてると、平吉的に一番たのしいゾーンに突入。
「恐竜尾根」だ。

▲気持ちは北アルプスだ。 行ったことないけど。。

▲鹿の食害。 まだ皮を剥がれて間もない感じ。
そこかしこで、松やら杉やらの大木がバッタバッタと倒れてる。
中には倒れてからそう経ってないと思われる大木の姿も。
石立は前に山頂に立った時にも思ったけど、禿山だ。
もう鹿が食べるものなんて残ってない。 相当深刻だと思う。

▲もっともスリリングな岩のエッジ。 両側は崖状態。 ひゃっほーい。
と、笑っていられたのもここまで。
目の前に、ようやく石立から中東の稜線が見えてきた。
西峰が近い。 よ~し。
と思ったら、実はここからが一番ハード。。。
たぶんストック持ってたら楽勝。 でもオイラはそんなハイテク機器は持っていない。
いや、そんなもんいらんわ! 足だけで勝負するんじゃ!
・・・でも堪らず、その辺に転がる枯れ枝を杖にするのだった。。
そんな感じでヘバって来はじめたころ、先行パーティに追いつく。
熟年夫婦だろうか。
声をかえて先に行かせてもらう。
10:32 西峰(分岐)

▲あかーん。 疲れたやーん。
西峰までの登り。。 ここが山場やん。 ということは最後やん。
いやな感じだ。 途中の岩尾根なんか、屁でもない。
ここまでで2時間ちょい。 フツーに早いんだろうけど
さすがに 奇跡の2時間切りは次回にお・あ・ず・け。 (おもてなし風に)

▲西峰から石立山の山頂を望む。

▲「捨身ヶ嶽」。 いつかG4で逝ってみたい。 きっと死ねますな。
鹿の食害の影響か、 所々で崩落してる。 木が枯れて、根が痩せると
土が流される。
石立、相当危機的な状況。

▲一面、焼け野原みたい。。。 春ですけど。 何も芽吹いていない。。
近づいてよく見ると、枯木と見えるどの木の梢からも
小さな小さな蕾が、力強く花を咲かせようとけな気にガンバっている。
自然の野生力とはすさまじい。
10:44 石立山(1,707.7m) 山頂

▲ここが山頂ですが、何か? (三嶺方向)

▲石立山の三角点。 二等三角点「興22」 基準点名:石立山
2時間18分。
う~む。
2時間切りはちょい無理だったか~。
さて、疲れたしここらで昼飯でも~っと。
そうこうしてると、さきほどのパーティも山頂に到着。

▲ちょっとキツかったけどなんとか。。 Photo by A野さん

▲山頂散策。 これ「コガラ」ですかね。 わたしは鳥の名前もしりません。

▲人懐っこく、枝から枝に飛び移っていく。 逃げる素振りもなし。

▲左のピークが、次週いく「甚吉森」 だと思う。 だぶん。
さて下山しよっかな。 2人組のパーティに聞いてみると
ピストンじゃなく、1本南側の尾根ルートで下山するらしい。 情報を聞かれたが
行ったことがないので分からない。。 ただ過去に歩いてる人のブログはあったらしい。
ほう。 ちょっと興味はある。
「一緒に行きません?」
ステキなお誘いをうけ、平吉に断る理由はなかった。 行ったことがないルート。
これを行かずしてどうする。
かくして、平吉とコラボレーションすることになったパーティ。
A野さんとA木さんの岡山からのパーティ。 ご夫婦ではないらしい。
すいません。 死神。 仲間にはいりま~~~~~~~~す。
11:43 下山開始

▲先行をA野さん。 GPSを頼りに南下。
行者山への稜線をくだり、目指す尾根との分岐に出会ったらそこからあとは
尾根を下るだけ。 うん。 たぶん大丈夫。
でも、そう思って歩いてたらA木さんが間違いに気づく。
まず、徳島の那賀町高の瀬方向の尾根にのってしまった。
でも数分で気づいたのですぐさま修正。 頂上から再スタート。
いやぁ、A木さんありがとうございます。
11:54 分岐

▲分岐に出る。 ところがなんだか様子だおかしい・・・・
まず、「別府へ」 と書かれた看板。
文字の上に、白いテープでバッテンのように消してるっぽい。
そんでもって、下りたい分岐はロープで封鎖されてる。。。
ここで作戦会議をしたが、行ってしまえという結論に瞬時に決まり
封鎖されてる理由もわからず、この尾根に突入していく3人。
きっと何か理由が・・・。 ずいぶん進んでもう少しでつくって辺りで
尾根が崩壊してるとか。。。
このあたりの判断は難しい。 県外で知らない山だったら
まだ自分はそこまでツッコめないかも。 ただお二人はかなりの
熟達者。 自分もアドベンチャーが大好きだし、この展開は完全に
平吉モード。

▲こっちの尾根は正規ルートより傾斜がゆるい。
あの見下ろすように、急斜面のガレ場を下るような危ない感じはない。
時折、不安定な石灰ゾーンに入るけど、斜度もそこまできつくないし
安心して下りて行ける。 ここまではむしろ快適。 そうなると
なんで封鎖されてるのか余計に気になる。
快適すぎるから?? いやいやそんな訳はないのであって。。。
このままダイレクトに尾根を下りていくと、最後に別府渓谷に突き当たってしまう。
A野さんが見たブログは、どうやらダイレクトに下りてたらしいが、それって渡渉したのかな。
最悪、渓谷に出たら横に巻いてテキトーに行けばいいだろうけど。
よく分からんので、地図の標高900m地点あたりで尾根が3つに分かれる地点がある。
そこを左にとれば、米野集落方向に下りられるのでは?
という作戦会議の結果をもとに、A野さんリードで再び3人は進む。

▲尾根から谷に。 谷を横断し、植林の中に入っていく。
ここからは、植林の中をほぼまっすぐ下りていく。 丸尾根でよく分かりにくいけど
GPSも頼りに米野方向を目指す。

▲植林の中をつづら折りで下る。 駆け下りたい衝動・・・・・。 いかんいかん!
樹間から集落が見えてきた。
おぉ。 やった。
最後こそよく分からんかったもんの、この尾根ルートは歩きやすい。
一定の間隔で杭が打たれてるので、それをトレースすればいい。
次はここを下から上がってみよう。
A野さん、A木さんありがとうございました。

















