食文化の違い | パンプキンの徒然日記

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可能な限り趣味の写真を貼り付け、思いつくままに日記を綴っていきたいと思います。
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世の中、様々な文化の違いが存在するわけで、それを意識してか、無意識の内か、政治問題まで発展させている連中がいるのは、何とも情けない話です。
例えば、食文化の違いで「鯨」の問題がありますが、我が国を始め、多くの国では身近な食材として昔から馴染んできました。 昔、学校の給食の定番だった「鯨肉の竜田揚げ」は本当に美味しかったですし、今では時々スーパーなどで見掛ける、高級品になってしまった「鯨肉のベーコン」なんて、思い出すだけで涎が出るほどに美味しかったです。 そうそう、北海道では「鯨汁」は冬場の定番料理で、冬場の栄養補給には欠かせないものでした。
今では調査捕鯨のみで、商業捕鯨が出来ない差別を欧米や豪州から受け、訳の分からない「グリンピース」などという団体は暴力的に捕鯨阻止行動をしているわけですが、そもそも一部の鯨を絶滅が危惧されるまで乱獲したのは、現在 捕鯨に反対している国々であり、当時はそういった国々を中心に「捕鯨オリンピック」などと言ったものまであって、主に「鯨油」を目的として乱獲されていたのは、誰しも知る事実です。 我が国の捕鯨数など、そういった国々の捕鯨数とは比較にならない位に少なかったと記憶しています。 そんな事実を棚に上げて我が国の捕鯨を批判するなんて、とんでもない話です。
ましてや、体の大きな鯨の食欲は驚異的で、鯨を保護するあまりに多くの魚資源が鯨に荒らされているのは、間違いない事実です。
それなのに捕鯨に強硬に反対する米国や豪州は、我が国で鯨肉が安価に流通すると、輸出している牛肉が売れなくなると危惧しているんじゃないかと思われても、しかたがないですねえ。 豚や牛を笑顔で丸焼きにして食べている国が、捕鯨が残酷などと言う権利もないですよね。



Photo そんなこんなで、以下のようなニュース記事を見付けましたが、我が国政府は情けないですねえ...米国に言われたからって、我が国の食文化まで捨てようと言うのですか...。



...【政府は21日、南極海の調査捕鯨で予定していたザトウクジラの捕獲を1~2年間中止すると発表した。機能不全に陥っている国際捕鯨委員会(IWC)の正常化に向け、議長国の米国が日本に捕獲延期を要請。これを受け、日本も副議長国として、「正常化協議が進行している間」に限り、捕獲を見合わせることにした。水産庁によると、IWC議長を兼任するホガース米海洋大気局(NOAA)水産局長が11日来日。IWC正常化に向け支障となるザトウクジラの捕獲延期を日本に求めた。ザトウクジラは「動きが遅く、名前が付けられアイドルになりやすい存在」(水産庁遠洋課)で、ホエールウオッチングで人気がある。このため、日本も「(反捕鯨国を)あえて刺激しない」(若林農水相)方が得策と判断。同庁幹部が19日訪米し、要請受諾の意向を伝えた。】...



今では様々な食材が溢れ、鯨肉のない食生活に多くの人達が「慣らされて」きているわけですが、「食文化」は他の文化同様に大切にしなければならないものであり、守らなければならないものだと思っています。
また、ひとつのものを保護するあまり、他の多くのものが犠牲になっていないかを、しっかり見詰め直す必要があるとも思っています。



鯨肉の竜田揚げやベーコンを、また気軽に食べることが出来る日が、1日も早く来ることを祈っています。



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Blueribbon
今年もまた、拉致被害者が戻らないままに終わろうとしている...。
来年こそは この状況が、劇的に好転することを望む!
北朝鮮は即刻、拉致被害者全員を帰せ!!