
1976 「夢見るアニー」 1978 「ドッグ&バタフライ」
アン・ウィルソンとナンシー・ウィルソンの美人姉妹がクローズアップされてしまうHEART。デビューはマッシュルームレーベルからだったが、2ndアルバム「マガジン」のレコーディング中にデビューアルバムの宣伝文句としてレコード会社が「私たち、初めてだったの・・・」から騒動になり、CBSに移籍。3rdアルバム「リトル・クイーン」が先に発売されることに。結局2ndアルバムは最後の2曲をライブで埋める事で陽の目を見る事になった。(その間にマッシュルームが勝手に編集して発売したものだから、裁判差し止めとなった経緯もあるが。)3rdアルバム以降、HEARTの人気は下降線となったが、1985年の8枚目「HEART」で息を吹き返す。「What About Love」「Never」「These Dreams 」を次々とヒットチャートの上位に送り込み、売り上げの点では全盛期を迎えた。
デビューから4thアルバムまで在籍したギターのロジャー・フィッシャー 。ナンシー・ウィルソンと恋仲だった(アン・ウィルソンはロジャーのお兄さんと恋仲)。ダブル破局となりロジャーはHEARTを脱退した。
ロジャーのギター、弾きまくる曲は多くなかったけど、時折見せるソロは迫力があった。そのロジャーのラストアルバムとなった4thの「ドッグ&バタフライ」。LP時代はA面がドッグサイド、B面がバタフライサイド、ハードな曲とメローな曲をLPのサイドで分けていた。このアルバムはHEARTのアルバムの中で一番良い出来だと思います。特にラストの 「ミストラル・ウィンド」 、当時のHEARTの魅力が全て詰まった曲。中間部の盛り上がりは、何回聴いてもしびれてしまいます。
ロジャーほどのパフォーマンスを持ったギタリストは、その後HEARTには現れなかった。この頃のHEART、すごく懐かしい。