
'74.10 1st「Todd Rundgren's Utopia」 '77.2 3rd「RA(太陽神)」
1992年、トッド・ラングレン率いるユートピアは、日本公演のために復活した。1980年1月に発表された5枚目のアルバム「アドベンチャーズ・イン・ユートピア」を境にグループは下降線をたどり、1984年1月に発表された9枚目のアルバム「POV」を最後に活動を停止していたユートピアだった。日本公演の模様は、「REDUX'92」としてアルバム発売された。その時1stアルバムから演奏されたのが「アイコン」。30分強の曲なので、演奏は最初の数分間だけ。自分はその時、五反田ゆうぽうとでこの演奏を聴いていた。ゆうぽうとの席配置は急斜面になっており、前の人が立ち上がっても座って見えるほど。乗り出すと落ちそうで怖いのだけど(笑)
「アイコン」が演奏された時、トッド・ラングランはどうしていたか。巨大アンプに寄りかかりながら、ギターを弾き、ヴォーカルパートはないので、終始観客席を眺めていた。きっと反応を見たかったのだと思う。1stと3rdが好きな自分はこの曲が始まるとおおいに喜んだのだけど、観客の反応はいまいちだった。「アイコン」の演奏を数分でやめてしまったのは、もしかしたらこの反応のせいだったのか、それとも予定通りだったのか・・・。
イギリスプログレをかなり意識している1stと3rd。でもさすがにアメリカのグループ。か細いトッドラングレンのボーカルを除けば、カンサスにも近いサウンドだと思う。イギリスプログレについて、トッドはこう語っている。
「私はイエスにかなり入れ込んでいたこともあって、特に「危機」や「海洋地形学の物語」はよく聴いていたし、ジェネシスやジェントル・ジャイアント、ソフト・マシーンといったイギリスのバンドも好きだった。ただ キング・クリムゾン は奇をてらってる感じがして、はっきりいって嫌いだった。 ソウルがないみたいでね。 」
ソウルがない・・・まぁ個人個人で考え方が違うのだから仕方ないか・・・。
ガブリエル脱退後のジェネシスを「 フィル・コリンズが乗っ取った 」という表現を使うトッド。歯に衣着せぬ言葉、イギリスの評論家からは怒りを買った。口うるさいアーチストです。ナッズ解散の理由もそこにあるみたいだけど。
「私はイエスにかなり入れ込んでいたこともあって、特に「危機」や「海洋地形学の物語」はよく聴いていたし、ジェネシスやジェントル・ジャイアント、ソフト・マシーンといったイギリスのバンドも好きだった。ただ キング・クリムゾン は奇をてらってる感じがして、はっきりいって嫌いだった。 ソウルがないみたいでね。 」
ソウルがない・・・まぁ個人個人で考え方が違うのだから仕方ないか・・・。
ガブリエル脱退後のジェネシスを「 フィル・コリンズが乗っ取った 」という表現を使うトッド。歯に衣着せぬ言葉、イギリスの評論家からは怒りを買った。口うるさいアーチストです。ナッズ解散の理由もそこにあるみたいだけど。
トッド・ラングレンは1948年6月22日、ペンシルバニア州フィラデルフィアにて生まれる。幼い時から父親のギターをおもちゃにし、ギターのチューニングをやろうとしてペンチを使い、それを壊してしまう。それで8歳の時には日本製の安物ギターを与え、ギターのレッスンを始めた。(日本製?安物?という言葉がひっかかるけど・・・。)
1966年18歳の時、ウッディーズ・トラック・ストップという地元のバンドにセカンド・ギターとして参加した。9ヶ月ほど活動したが、バンドがサイケデリック・サウンドに目を向けた為脱退し、ナッズ(Nazz)を結成した。どちらかというと、演奏より、衣装やルックスに注目される事が多かったナッズ。デビューは1967年7月ドアーズの前座だった。3枚のアルバムを発表し、性格の不一致を理由に、ベースが先ず脱退し、そしてトッド・ラングレンが脱退した。1970年の事だった。
ナッズ脱退後のトッドは、プロデューサー・エンジニアの仕事で雇われ、数多くのプロデュースをこなしていく事になる。その中にはジャニス・ジョプリンもいた。トッドのミキシングやレコーディングの腕前が認められ、ソロアルバムのレコーディングをする機会を与えられた。
'70.1 RUNT 5万枚
'71.6 RUNT.THE BALLAD OF TODD RUNDGREN 1.5万枚
'72.3 SOMETHING/ANYTHING? 50万枚
'73.3 A WIZARD, A TRUE STAR(魔法使いは真実のスター) 15万枚
'74.2 TODD(未来から来たトッド) 20万枚
売り上げ枚数の期間には触れていない。数年だと思われるが、この数字は参考程度。最初の2枚は殆ど売れていない。Hope I'm Around やA Long Time, A Long Way To Go など、素晴らしいバラード、そして全米Top20に入る大ヒット「We Gotta Get You A Woman」があるにもかかわらず。もちろん出世作はソロ3枚目の「SOMETHING/ANYTHING?」1975年にゴールド・ディスクとして認定された。
'71.6 RUNT.THE BALLAD OF TODD RUNDGREN 1.5万枚
'72.3 SOMETHING/ANYTHING? 50万枚
'73.3 A WIZARD, A TRUE STAR(魔法使いは真実のスター) 15万枚
'74.2 TODD(未来から来たトッド) 20万枚
売り上げ枚数の期間には触れていない。数年だと思われるが、この数字は参考程度。最初の2枚は殆ど売れていない。Hope I'm Around やA Long Time, A Long Way To Go など、素晴らしいバラード、そして全米Top20に入る大ヒット「We Gotta Get You A Woman」があるにもかかわらず。もちろん出世作はソロ3枚目の「SOMETHING/ANYTHING?」1975年にゴールド・ディスクとして認定された。
1974年10月、UTOPIAとしての1stアルバム「Todd Rundgren's Utopia」を発表する。バンド編成にしたのは、か細いトッドのボーカル、自分の喉のためにこの負担を軽くし、自分はギターに専念したいと考えたからだった。トッド以外のメンバーは、
ムーギー・クリングマン(オルガン、ボーカル)
ラルフ・シュケット(キーボード、ボーカル)
ジャン・イヴ・ラバット(ムーグ・シンセサイザー)
ジョン・シーグラー(ベース、ボーカル)
ケヴィン・エルマン(ドラム、ボーカル)
の6人編成。トリプル・キーボードである。ユートピアの顔となるロジャー・パウエルは、1stアルバム発表後、ジャズ指向のジャン・イヴ・ラバットと交代で加入してきた。
ムーギー・クリングマン(オルガン、ボーカル)
ラルフ・シュケット(キーボード、ボーカル)
ジャン・イヴ・ラバット(ムーグ・シンセサイザー)
ジョン・シーグラー(ベース、ボーカル)
ケヴィン・エルマン(ドラム、ボーカル)
の6人編成。トリプル・キーボードである。ユートピアの顔となるロジャー・パウエルは、1stアルバム発表後、ジャズ指向のジャン・イヴ・ラバットと交代で加入してきた。
1stアルバム「Todd Rundgren's Utopia」の曲目は、以下の通り。
1.UTOPIA 14:26
2.FREAK PARADE 10:19
3.FREEDOM FIGHTERS 4:03
4.THE IKON 30:27
1曲目のみライブで、曲調は激しいがイギリスのプログレを意識したようなサウンド。2曲目からスタジオ録音に切り替わるが、息をつく暇もない程、展開が複雑に切り替わる。3曲目はシングルカットには一番最適な良質のポップ・ソング。
最大の聞き物はLPB面を全て使った「THE IKON」。激しいギターに導かれ、中間部はいくつものTODDらしい良質のポップソングがいくつも重なって、静と動の繰り返し。美しいハーモニー、シンフォニック的な要素、クラシック的な要素も感じさせる。歌のかわりにギターでの主旋律演奏。終章は幕開けの激しいギターサウンドが再び登場する。この曲は本当に30分なのか、と疑ってしまうほど、密度の濃い中だるみの全くない演奏。「THE IKON」は本当に素晴らしい曲!
1.UTOPIA 14:26
2.FREAK PARADE 10:19
3.FREEDOM FIGHTERS 4:03
4.THE IKON 30:27
1曲目のみライブで、曲調は激しいがイギリスのプログレを意識したようなサウンド。2曲目からスタジオ録音に切り替わるが、息をつく暇もない程、展開が複雑に切り替わる。3曲目はシングルカットには一番最適な良質のポップ・ソング。
最大の聞き物はLPB面を全て使った「THE IKON」。激しいギターに導かれ、中間部はいくつものTODDらしい良質のポップソングがいくつも重なって、静と動の繰り返し。美しいハーモニー、シンフォニック的な要素、クラシック的な要素も感じさせる。歌のかわりにギターでの主旋律演奏。終章は幕開けの激しいギターサウンドが再び登場する。この曲は本当に30分なのか、と疑ってしまうほど、密度の濃い中だるみの全くない演奏。「THE IKON」は本当に素晴らしい曲!
その後のTODDは、ソロ・アルバムとUTOPIAのアルバムを並行して発売していく。1984年以降、UTOPIAの活動は停止するが、ソロ・アルバムは発表し続けていた。
UTOPIAのアルバムで一番セールス的に売れたのは1980年1月に発表された5thの「ADVENTURES IN UTOPIA」だが、セット・ミー・フリーなどヒットした曲もあるが、完全にポップ路線に偏ってしまっている。
プログレ的要素が強かった1st「Todd Rundgren's Utopia」と3rd「RA(太陽神)」が
自分のお奨めアルバムです。
自分のお奨めアルバムです。