皆さん、こんにちは。
このブログにお越しくださり、ありがとうございます。
わいはミカエル氏のブログ「真の聖書福音と預言」を参考に聖書の学びに励む者です。
今回は日本の文化、伝統を守ることについてお話しします。
日本の文化や伝統はどのようなものでしょうか。日本の正しい歴史とはどのようなものでしょうか。
皆さんは日ごろ日本の文化や伝統を守ることを意識されているでしょうか。
今の状況で日常生活において民族衣装を着る人は世界中にいるのでしょうか。世界中の殆どの人々が至るところ洋服に身を包んでいるのではないでしょうか。洋服に身を包むことが伝統を守ることになるのでしょうか。
洋服についてウィキペディアには次のようにあります。
洋服(ようふく)とは、西洋服の略で、西洋風の衣服のこと。英語の western clothes におおむね該当する。ヨーロッパの服飾に起源を持つが、列強各国の各地進出に伴なって、アメリカ大陸やオセアニア等の植民地をはじめ、世界各地で広く用いられ、19世紀末以降の近代化とともに、中国や日本等でも使用されるようになった。この過程で、日本語や中国語、朝鮮語において、伝統的な衣服(日本の場合和服・着物)に対する概念として、これらの西洋起源の衣服が「洋服」と呼ばれるようになった。
またコトバンクには、以下の記述があります。
西洋様式の衣服のこと。西洋服という語が明治初期に普及し、これを略して洋服と称した。日本人が初めて西洋様式の衣服を目にしたのは16世紀の南蛮服であるが、その影響は単に個々の服装品のうえに残されたにすぎず、実際の生活に西洋服そのものが取り入れられたのは明治以後のことである。近代国家の体制を早急に整えるために、まず西欧の衣服を採用する方針がとられ、明治政府はそれを制度化することで推進していった。以来100年余りをかけて、日本人の衣生活は洋装化の歴史をたどるが、和服が後退していった背景には、文化や生活様式や社会の大きな変化があったことはいうまでもない。
[辻ますみ]
皆さんが普段着られる衣服は西洋服でしょうか。それとも古来伝統の和服でしょうか。日本で西洋服が普及し始めたのは紛れもなく明治維新が切っ掛けでしょう。当時の江戸時代末期のころは英吉利、阿蘭陀、西班牙、葡萄牙、仏蘭西といった欧米列強が北亜米利加、南亜米利加、阿弗利加、大洋州、亜細亜といった大陸を悉く植民地として支配し、現地の住民から搾取し、自分たちの言語や衣服を強要していきました。
陽暦の千八百五十三年の亜米利加人のペリーが三浦半島に来航、上陸しました。ペリーは開国を要求する亜米利加合衆国大統領の親書を江戸幕府に手渡しました。これを切っ掛けに日米和親条約の締結に至りました。
太陽暦千六百三十九年の南蛮船入港禁止から始まった江戸幕府の所謂「鎖国(ウィキペディア)」は太陽暦千八百五十四年三月三十一日の日米和親条約締結で終わりを告げました。鎖国とは言いますが、貿易制限が正しいです。詳しくはミカエル氏の「改憲問題|キリスト道」をお読みください。以下にその引用を貼ります。実際、阿蘭陀と支那とは貿易をしておりました。完全鎖国ではないです。
江戸時代は家光の時代から長く鎖国されたなんて嘘を教科書に書かれてるが、鎖国なんてしてませんよ。ただの貿易制限であり、徳川家による独占貿易と言うべきこと。
日米和親条約締結以降欧米の列強と不平等条約を締結し、明治維新という「国家転覆」に繋がるのです。
学校では明治維新によって独立が保たれたように教わったと思います。しかしながら実際は「国家転覆」です。明治維新についてはミカエル氏のブログ「真の聖書福音と預言」の「キリスト者の勝利と日本は英米の植民地という事実」などに書かれております。
真の「独立」というのはどのような状態のことをいうのでしょうか。
goo辞書「デジタル大辞泉(小学館)」には
一国または一団体が完全にその主権を行使できる状態になること。「—を宣言する」「—したての若い国」「—国家」
とあります。ウィキペディアには
独立(どくりつ、英: independence)とは、
- インディペンデント(つまり外部の制御から自由)な状態でいることやその事実。他に束縛されたり、他からの支配を受けたりしないで、自身の力で行動すること。
- 国家が、他の国家の制御や支配から自由である状態やその権利を指す。国家の基本的権利とみなされている。別の言い方をすると、他の国家に支配されず、「主権国家」として存在することである。
とあります。今の日本ではこの「独立」の意味に当て嵌まるのでしょうか。
ミカエル氏「真の聖書福音と預言 【第六回】 パウロは偽使徒」より引用
現代日本人の殆どは、生まれたときから周囲の人々が西洋服を着ているので、西洋服を着るのが当然と思い込んでいることでしょう。そしてテレビの時代劇で昔の日本人は和服を着ていたのもご存知の人が多い筈です。この動画の切り抜きをご覧になれば、如何に西洋の野蛮な異邦人どもが古代イスラエル民族の末裔たる純日本人の文化や伝統を壊し、西洋服を着させようとしたことが分かる筈です。日常生活において西洋服を着ることが真に日本の独立を守ることになるのでしょうか。日本の伝統や文化を守ることになるのでしょうか。
言語と文化を大事にするのは、それを疎かにすると外国に支配されるからです。例えば、フィリピンは中世時代から長期間スペインに植民地支配を受けてカトリックという異教の宗教を植え付けられました。後でアメリカによる植民地支配に代わり、フィリピンはフィリピン語がありますが、英語を幼少の時から学校で教え込まれて公用語にもなり、今ではフィリピン人は英語が達者で90%がカトリック教徒という有様になっています。このように欧米に支配されると、元の国と人ではなくなってしまいます。外国語が公用語に指定されたら完全な植民地です。教育も疎かにできませんが、国の中枢が狂っているので学校教育を変えることは国民の手ではできません。
ミカエル氏「差別と侍の本義について|真の聖書福音と預言」より引用
「言語と文化を大事にするのは、それを疎かにすると外国に支配されるからです。」の言葉は重要です。西洋服を着ることが文化を大事にすることなのでしょうか。身も心も西洋の野蛮な異邦人に捧げてることになるのではないでしょうか。このことをどうか心に留めていただきたいと思います。
皆さんは日本人は西洋の野蛮な文化に依存すべきとお考えでしょうか。それとも日本の独自性を維持すべきとお考えでしょうか。日本の独自性を維持すべきだとお考えでいらっしゃるならば、すべきことは決まっています。どうか皆さんには賢明な判断をしていただきたいと思います。
拙文ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。