皆さん、こんにちは。

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ミカエル氏の「真の聖書福音と預言」を参考に聖書の学びに励むものです。

前回は「異民族との関わり、衝突 続き」と題して異民族との関わりを書きました。

 

主イエス・キリストは終末の兆候についてこのように述べられてます。

新約聖書 マタイによる福音書 二十四章三節〜十四節(拙訳)
さて、オリーブ山で彼(イエス)が座りはった際、弟子たちが彼の許に来て、私的に尋ねる。「これらの事はいつになるのか。また、あんたの再臨と世の終わりの徴が何なのか、我等に教えてください。」そして、イエスは答えて、彼らに言わはった。「誰にも惑わされへんよう、注意しなはれ。我が名において多くの人が来て、『我がメシアだ』と言うて、多くの人々を惑わすだろうからや。更に、戦争や戦争の風評を聞くだろう。動揺させられへんように注意しなはれ。すべて起こる必要があるからやが、未だ(世の)終わりやない。確かに、民は民に、王国は王国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉と悪疫と地震(または騒動)があるだろう。しかし、すべてこれらは産みの苦しみの始まりや。その時、人々はあんた方を苦難に遭わせ、殺すであろう。また、我が名のためにあらゆる民族に嫌われる。そして、その時、多くの人が(信仰から)脱落し、互いに陥れ、憎み合うだろう。そして、多くの偽預言者が現れ、多くの人を惑わすだろう。不法が増大することにより、多くの人の慈愛が冷やされるだろうからや。しかし、最期まで耐え忍んだ者、その者は救われるだろう。そして、王国のこの福音は、あらゆる民への証しのために、全世界で宣べ伝えられるだろう。そして、その時、終わりが来るだろう。」

(ミカエル氏「聖書の終末預言 一|真の聖書福音と預言」より引用)

上記の引用に「更に、戦争や戦争の風評を聞くだろう。」(マタイ二十四章六節)とあります。

ここ何年かのうちに戦争や戦争の噂を聞くようになりました。日本でも露西亜(ロシア)と戦争している烏克蘭(ウクライナ)に対する支援を日本政府が行ったり、台湾有事が騒がれたり、日本政府が支那の脅威を理由に防衛力を増強させることや、次期戦闘機の第三国輸出解禁など戦争に向けた準備が進んでいるようです。世界各国で戦争の準備を進めております。

日本政府はその主人である亜米利加から改憲の要請・指示を受けており、岸田文雄氏も自身の総理大臣在任中(自民党総裁在籍中)の改憲実現に躍起になっております。自民党が太陽暦二千十二年に公表した「自民党改憲草案」は

・天皇の元首化

・「国防軍」の明記

・基本的人権の大幅な制限

・ナチスの全権委任法を模したと思われる「緊急事態条項」の追加(参考「キリスト道」)

を掲げております。

自衛隊を「国防軍」に格上げすることで、諸外国は日本が再軍備を始めたと看做します。その場合、連合国(国際連合)憲章の敵国条項に抵触し、連合国の安全保障理事会の許可がなくとも当該敵国に対して軍事制裁を科すことができるのです。日本は「敵国条項」(東洋経済オンライン)から未だに外れておりません。「敵国条項」についてはこちらの動画「尖閣問題の黒幕」(BitChute)もご参照ください。またこちらの記事(公務員総研)もご参照ください。

「緊急事態条項」の問題点は、法律と同等の効力を有する政令を国会で審議することなく内閣限りで制定できてしまうということです。現在でも「閣議決定」を内閣は乱発しますが、内閣が「緊急事態」を宣言すれば、緊急事態は半永久的に続き、緊急事態の間は内閣限りで「政令」を乱発することができるのです。緊急事態の間は政府や関係機関の指示に従わなければならないのです。

 

ところで、日本は現在の日本国憲法が第九条で戦争の放棄を謳っているので、他国が日本に先制攻撃を仕掛けることがないのです。日本国憲法第九条は自衛のための戦力まで否定しておりません。下記の憲法九条に「自衛権の行使を永久に放棄する」とまで書いてあるのでしょうか。

昭和二十一年憲法

日本国憲法

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

 

第二章 戦争の放棄

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

(「日本国憲法|eーGov法令検索」より引用、前文内の下線は筆者(巖雄)が加筆)

緊急事態条項を容認する奴らは洗脳されたアホなのか、政府工作員かのどちらかです。

ナチスの罪を忘れてるのか、知らんアホです。ほんまに愚か者は歴史を学んでへんよね。国防と緊急事態条項と結びつける人が少なくないが、これははっきり言うて嘘です。自衛権は現憲法でも否定されてへんからね。自衛のための最少限度の力を持つことは許されており、現在の自衛隊等はその証明。自衛隊すら許されへんのやったら、とっくに米国をはじめ連合国から責められるよね。でも、実際に自衛隊が軍隊ではないと国際的にも認められており、問題視されてへん。せやのに、自民党どもが嘘をついて自衛隊は憲法に明記しないと駄目とか口実を作って、本命のナチスに倣って独裁権力を入手出来る緊急事態条項を合法化したいだけ。こないな事実を理解でけへんアホな人間どもが多いから、似た過ちを何遍も繰り返す。

(ミカエル氏「改憲問題|キリスト道」より引用)

以上をまとめると、集団的自衛権の行使は違憲だが、個別的自衛権を行使するための自衛隊は必要であり、かつ、憲法9条の改正は必要ない――と考えるのが、国民の多数派である。

これは、多くの国民が、個別的自衛権の行使は憲法9条に違反しないと考えていることを意味している。従来の政府解釈は、広く国民に支持されていると言えよう。

長谷部恭男・早稲田大学教授が、集団的自衛権行使容認に踏み切る以前の政府解釈は「機能する解釈」だったとするのも(「藤田宙靖教授の『覚え書き』について」(同『憲法の理性』補章Ⅱ)、そのような趣旨だろう。

そうすると、「憲法13条で、憲法9条の例外が認められる」という解釈は、憲法の文言の「素直」な理解であり、帰結も「自然」である。また、多くの「国民の理解」もある。

もちろん、特殊な解釈技法を駆使したり、絶対平和主義の道徳を至上の価値と位置付けることを前提にしたりして、憲法9条を優先させる解釈をすることもできなくはない。

しかし、それは、かなり不自然で技巧的な解釈であり、国民が理解しやすいものでもない。要するに、自衛隊違憲説の方が、「不自然」で「国民に分かり難い」解釈である。

「憲法を素直に読めば自衛隊は違憲だ」式の論壇の議論も、憲法の素直な解釈をしているわけでなく、意識的・無意識的な絶対平和主義の道徳へのコミットメントや、単に日本国憲法の悪口を言いたいという気持ちから導かれた議論なのではないか。

というわけで、自衛隊の合憲性を明確にするために、憲法9条を改正する必要はないだろう。

もちろん、集団的自衛権や国連軍・多国籍軍参加を解禁するためには、憲法改正が必要だが、先ほど指摘したように、そうした改憲には反対の声が国民の間には強い。政党の側もそれを十分に理解しているのだろう。今回の選挙の各党の選挙公約にも、そうした改憲に積極的な記述はほとんどない。

(「いまさら聞けない「憲法9条と自衛隊」~本当に「憲法改正」は必要なのか? 憲法学者・木村草太が現状を読み解く」より引用)

上記の引用から日本国憲法九条は「自衛権まで永久に放棄したわけではない」と言えるでしょう。

 

明治維新以降日本人は戦争を強いられました。日清戦争、日露戦争、第一次大戦、第二次大戦と日本だけでなく世界規模で大規模な戦争が起こりました。第二次大戦で日本は主に支那と亜米利加と対戦しました。日本は明治維新以降明治政府が英吉利に身売りして英吉利の植民地に、第二次大戦で亜米利加に敗戦して亜米利加の植民地になりました。

英吉利と亜米利加はともに偽ユダヤ人(ハザール人、アシュケナージユダヤ人)が牛耳る国家です。世間一般に知られる「ユダヤ人」は白色人種が常識とされてます。しかし、本来のユダヤ人は白人ではなく、黄色人種です。ユダヤ人についてはミカエル氏の記事「現イスラエル国家は聖書のイスラエルではない」に詳しくありますので、ご参照ください。偽ユダヤ人はヨハネの黙示録二章九節及び三章九節に予告されております。

偽ユダヤ人どもは血統の古代イスラエル民族たる純日本人が憎いので、殲滅せんと欲しております。

日本は英米の偽ユダヤ人が朝鮮・支那系の帰化人等を使って支配する間接植民地です。今の日本国憲法が国民主権、戦争の永久放棄、基本的人権の尊重を保障しているので、これまで辛うじて平和を維持することができるのです。日本政府は亜米利加の指示で「緊急事態条項」を憲法に追加しようとしておりますが、断固として日本政府による改憲を許してはなりません。古代イスラエル十二支族(古代ユダヤ人を含む)の末裔たる純日本人は嘗て選民でありました。それ故偽ユダヤ人だけでなく、すべての異民族・異邦人から妬まれるのです。純日本人の殆どが真実の歴史を知らないが為に、何故この時代に日本人があらゆる異民族から激しい攻撃を受けるのか理解できないでいます。非常に不幸なことです。どうか日本人の一部が「古代イスラエル十二支族」の末裔である事実を受け入れ、主イエス・キリストに立ち返り、聖書を読まれることを願うものです。

日本こそ真正イスラエルですが、このことについてはミカエル氏の記事「日本は多民族国家、日本人の一部は古代イスラエル人」「動画八回目投稿 日本はイスラエルである」「真の聖書福音と預言【第八回】日本はイスラエルである」に詳しくありますので、ご参照ください。


話は変わりますが、明治維新で西洋の文化を取り入れることが「文明開化」と持て囃されました。それならどうして明治維新以降大規模な戦争が起こったのだろうか。明治維新によって外国からの侵略を免れて独立が維持されたとありますが、果たして明治維新によって外国からの侵略が免れたのでしょうか。明治維新以降日本人から日本の伝統や文化が取り去られ、西洋化が進みました。明治維新以降西洋の文化が大量に流入して日本古来の伝統や文化が廃れていったのに、本当に明治維新で日本は独立を保ったと言えるのでしょうか。「明治維新に『夢・理想(ロマン)』を感じる」と物思いに耽ることを言う人がいるでしょう。しかし明治維新以降の異邦文化の流入によって日本古来の文化が廃れ、英吉利や亜米利加への従属を強いられる現状において、明治維新は善なのでしょうか。

 

 

 

真の聖書福音と預言【第四回】正しい聖書の底本とはから引用)

 

戦争に正義などないです。戦争は支配層が自分たちの金儲けのために起こす茶番劇でしかないです。戦争で犠牲になるのは庶民です。日本政府による改憲を許せば、必ずや日本全土は戦争に巻き込まれます。どうか今の日本の惨状を理解し、主イエス・キリストに立ち返る日本人が増えることを願うものです。

ミカエル氏のホームページ「キリスト道」、同氏のブログ「真の聖書福音と預言」及び動画は聖書を学ぶ上で非常に有用です。是非ご参照いただけると幸いです。

 

拙文ではありますが、最後までお読みいただきありがとうございました。