東スポWeb [4/25 21:20]
【天皇賞・春(日曜=29日、京都芝外3200メートル)注目馬25日最終追い切り:栗東】シュヴァルグランは角馬場で入念に運動を行った後、ボウマンへバトンを渡して坂路入り。前日からの激しい雨で馬場が悪化したこともあり、「今朝はそんなにやらないよ。坂路で55秒くらい」と友道調教師は予告していた。
パートナーのジェニシス(古馬1000万下)を先に行かせ、1馬身後ろからスタート。折り合いを欠くようなこともなく、前半は淡々と進んだ。
しかし中間地点を過ぎてからGI馬の闘志に火がついた。グイと重心を低くすると、フットワークの回転が上がる。グイグイ鞍上を引っ張るように加速するさまは、放たれた銃弾のよう。そしてその勢いはゴールが近づくにつれ増していった。手綱は動かないままだったが、最後は1馬身先着(4ハロン54・6―12・8秒)。うなるような、しびれるような手応えで最終調整を終えた。
もともと攻め駆けしない馬がこれほどの動きを見せたのだから、中間の熱心な追い切りは大きな成果を生んだ――そう断言できるだろう。
友道調教師「予定よりは少し時計は速くなったけど、動きは良かったね」
シュヴァルグラン(栗毛・牡6)
2012年3月14日生
父ハーツクライ 母ハルーワスウィート
母の父Machiavellian
馬主
佐々木主浩
調教師
友道康夫(栗東)
生産者
ノーザンファーム(安平町)
通算成績
24戦7勝 [7-5-6-6]
主な勝鞍
17年ジャパンC(G1)
半姉ヴィルシーナ(13~14年ヴィクトリアマイル連覇)、半妹ヴィブロス(17年ドバイターフなどG1・2勝、17年JRA賞最優秀4歳以上牝馬)。
前走〔4/1・大阪杯・13着〕後の、三浦皇成騎手のコメント「意外なペースの競馬となり、自分のリズムを取りたいと思った時、他が動いてこの馬のリズムで行けませんでした。3コーナーでは手応えがあやしくなりました。流れもこの馬に向きませんでした」との事でした。
前回は、距離・コース・ペース・休み明けなど懸念されていた事が丸々影響してしまいましたから参考外でいいでしょう。今回は、叩き2戦目で良化していますし、16年(3着・0秒2差)、17年(2着・0秒2差)の実績や昨年のジャパンC勝ちと広いコースでの長丁場がベストなので巻き返しに期待したいですね。