7月15日(日)、お世話になった病院の先生にご挨拶してきました
先生が教えてくれた所で無事に火葬をしてもらい、心のこもったお見送りして頂けたことも伝えました
母は、先生や看護師さん達に写真を見て貰いながら『さんちゃんね、皆さんからこんなに沢山お花を貰えたんですよー』などなど、泣きながら我が子自慢をしていました
私が知らない最後の様子も先生に話していました。
思い出すとやっぱり辛いので今までblogに書くことが出来なかったんですが、最期の最期まで頑張ってくれたさんこさんを誉めてあげてください
あの日も、出勤前に点滴をする為まだ寝ていたさんこさんを無理にお越し点滴し、点滴後はいつものように落ち着かなかったりぐったりしたり…
しばらくしてやっと寝て、その後一度水を飲みに行ったままトイレシートの上で行き倒れて寝てしまったらしいです。
14時20分頃『ずっと起きない』というメールが母から来たので、トイレの上じゃ衛生的にも良くないし冷房直下で冷えちゃいそうだったので『ベットに移動してあげて』と返信をしました。
そして多分母はさんこさんを抱っこして自分の側に置いてあるカドラーに連れていったんだと思います。
そこからの状況がいまいちわからないんですが、多分また自力でトイレの方に行こうとして歩いたけど、足の力がなくてズルズル滑ってトイレに辿り着く前にオシッコが出てしまった…
同時に、滑るさんこさんを母は支えながら、おしっこがお腹について濡れちゃうといけないから抱き抱えた…
そして、抱っこした時に頭がグッタリうなだれてしまったとのことでした。
そのグッタリを見て『もうダメかも知れない』と思い病院と私に連絡をしたそうです。
幸い私の職場は近いので10分位で自宅に戻れ、既に外で待っていた母とさんこさんを車に乗せて病院に向かいました。
車に乗せた時、目は開いているけど視線は全く動かず瞬きもせずだったので、まだ息があるのかどうなのかもわかりませんでした。
その時、撫でたり揺すったりしそうになったんですが、もし今眠りに着こうとしているのなら、このままだったら苦しさが少ないんじゃないか…と思ったんです。
泣きながら名前は呼んでしまったし、ずっと手を握ったりはしてしまったんですが、『大丈夫だよ。これで楽になれるなら頑張らなくて良いから。さんちゃんが楽なようになって良いから。』と必死に言っている自分がいました。
『頑張ろうとしているのに！』と思われてしまうかも知れないですが、私には『頑張って！』とは言えませんでした。
そして、少し顔が動いた気がした後、深い呼吸を３回くらいして、多分眠りに着いたんだと思います。
時間は14時50分くらいだったのかな…
その直後、病院に着いた時先生がすぐに聴診器を当てたんですが、もう心臓は動いていませんでした。
最期が安らかだったのか、本当のところはわかりません。
でも、母が一緒に居てくれたお陰で、さんこさんは一人きりではなく、大好きな母の腕の中にずっと居ることが出来ました。
そして、多分もう意識はなかったと思うし、最後の数分間だけでしたが、最後の力を振り絞って私を待っていてくれたんじゃないかと思います。
さんちゃん、本当にありがとう
自宅での点滴も、点滴後のグッタリが最後の方は酷かったし、心臓にも負担がかかっていたのかも知れないです。
点滴をやめてあげたら楽だったのか、やめたら毒素が増えて辛くなっちゃったのか…
最後、起こさずにトイレシートの上でそのまま寝かせていたら違っていたのか…
考えても仕方がないんですが、後悔ばかりが襲ってきます。
貧血もきっと更に悪化していたんだと思います。
先生も、突然の事にビックリしていましたが、貧血からの心不全だったのかなと言っていました。
肝臓・腎臓の症状は、尿毒症の症状が強く出てきたり、最後の方は吐血や下血が続いたりすると言われたことがありました。
さんこさんは、私に辛い思いをさせないようにしてくれたのかな…
もしかしたら、色々な不安や疲れがさんこさんに伝わって心配させちゃったかな…
最期の様子をもう少ししっかり聞きたかったんですが、目の当たりにしている母の辛さを思うと、今もまだ質問する事が出来ないでいます。
会いたくてたまらないし、闘病期間を思い出すと後悔ばかりだし辛くなります。
でも、これはもう仕方がないんですよね…
いま願うことは、さんこさんが天国で元気に笑顔いっぱい過ごせていることだけです
私が暗い気持ちになってばかりで、泣きながらさんこさんに話しかけていたらダメだと思うんです。
たくさんの方から『癒してもらえた
』と言って貰えたさんこさんの笑顔
』と言って貰えたさんこさんの笑顔あのニコニコ笑顔がこの先もずっと続くように、幸せをこれからもたくさん感じて貰えるように、私は今までと変わらずさんこさんに接しようと思っています
ダラダラと長くなってしまってすみません
読んで下さってありがとうございました
これからも、さんこさん共々宜しくお願いします
先日、パン屋さんのおじちゃんに畑の野菜をお裾分けしたら、『さんちゃんに』とパンを貰いました
おじちゃん、食いしん坊さんこさんでも、さすがにこの量は食べられないです