トラウマ | すこ日記

すこ日記

愛犬の事など、平凡な日常を綴った日記です☆
さんごさんは、アグリドッグレスキューさんに命を繋いで頂けました(^^)

りっかママさんのブログを読ませて頂いちゃいました!

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なんだか、間違いなく感動の涙を流してしてしまいそうな本ですね…ショック!


今は亡き私の父も、まだ産毛のスズメが落ちていたりすると保護して帰って来る様な人でした。

なので私も、弱った子が放置されていると、特に何も考えずに取りあえず連れて帰っていましたガーン


それとは別に、私にはトラウマがありますしょぼん

もう15年以上前、車で日本橋まで向かっていた時、上野付近の歩道橋下の道路で、トラックやらバスやら全部の車が、何かをまたいで通るのが見えました。

片側二車線ずつで大渋滞の都会の道路、私は対向車線を走っていました。

だんだん近づいて行くにつれ、鳩が道路にお腹をつけているのが見えてきたです。

まだ生きていました。

きっと足とかを怪我して動けなくなってしまったんだと思います。

その時の私は、道路のド真ん中で止まる事、回りに謝罪しながら助けに行く事の勇気がなく、迷いながらもどうにも出来ず、横目に通りすぎてしまいました。

その後何年たっても、あの時の鳩の顔が忘れられないんです…。

『まだ生きていたのに、動けずにあのまま車にひかれてしまった』

『もしかしたら、誰かが助けてくれた』

“助けてくれたに違いない”という事を願って今まで来ましたが、いまだにあの時の情景がそのまま目に焼き付いて離れません。

確かに、道路で車を止めて助けに行くような行為は、回りの人達・車に迷惑になってしまいます。

でも、その時に躊躇せず行動出来ていれば、その子の命は助かったんじゃないか…。

その一件以来、例えそれが虫だったとしても、出来る限り迷わず助けようと思うようになりました。

見ないふりをすれば、必ず後悔する。

あの時のトラウマから、自己満足や償いの気持ちだけの行動なのかも知れません。



そして、今でこそこんな虫虫ブログを書くような人になっちゃいましたが、数年前までは虫が本当に苦手でしたガーン

でも、道端でひっくり返っていたカナブンが、必死にもがいても全然起き上がれずに居たのを見て、『こんな簡単な事も出来ないの!?』と思ったら、何だか健気で愛しく思えてきちゃったんですガーン

木の枝などに捕まらせてあげるだけで、『あぁぁ長音記号1助かった~』的に元気に動き出せるんですキラキラ

ツマさんにしても、はじめは『うわっ!!キモッ!!( ̄□ ̄)』と思いましが、生きるために一生懸命葉っぱを食べて、ウンPして成長して…

それでも無事に蝶になれるのはわずかだと知って、ガンバレと思う様になりました。

そして、いまでは普通に手づかみだし、飼育までする結果に(^▽^;)


偶然通った道にスズメが失神していたり、たまたま行った場所に瀕死の蝶がいたり、ふいに目をやった道路に何かがいたり…

最近そんな事が多いのも、偶然ではなくて呼ばれてる?とも思えてきてます(^▽^;)

今や『いいですよ、私に何か出来るのなら言って下され』っていう感じですDASH!

なので、虫カップや厚紙など…いつ何かに遭遇しても大丈夫な様に、車にもセットが入れてありますガーン

多分、普通の人から見たらきっと“変わった人”です(^▽^;)

でも、幸い私のそばにいてくれる方々みんな、こんな変な私を理解してくれ、時には夜中に一緒にお墓用の穴を掘ってくれたりしましたガーン

私がこの鳩の話をした時、みんな過去に一度は同じような忘れられない経験があったようで、後悔を分かち合いました(>_<)

そんなこんなで、今みたいな自分に辿り着いた感じです(^^;)

これから夏本番、また虫がコロコロ転がって来る季節ですあせる

気が抜けませんDASH!DASH!DASH!DASH!