洋服を整理する、で思い出した事 | たぁしぃのブログ

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   ハンドワークの会 Witch's room 主宰

たぁしぃのてしごと教室、出張もしますよ!って事を、数年前はやっていた。

体調を崩した、私のてしごと教室にきてくれていた生徒さんがいて始めた事だった。はじめは、病院に行くためのグッズを作ったり、調子がいい時に散歩で使う帽子やマスクや日よけなどの作り方を教えた。肌触りの良いものにこだわってたと思う。
それから、洋服や色々なものの整理のお手伝いも頼まれるようになった。
世が断捨離ブームになった頃だったと思う。
まずは、子どもの洋服。児童館でお話し会のお手伝いをしていたので、相談したらお古の交換会があるので貰ってくれるって。のちにおもちゃなども。
作りかけの洋服や市販の型紙、あまり布などは、私がもらい、整理。のちにボランティアしているところに持って行って使ってもらったりしている。
彼女が私につけたあだ名「必殺仕分け人!」知恵を絞り、あちこち使えそうなところに問い合わせ、持って行った。
それの合間に、写真の整理。子どもたち2人のそれぞれのアルバムを完成させたいと言う。まずは年代順に並べ、ページ構成を考え、必要な部分を切り抜き貼っていく。なるべく本人が配置できるように、写真の大きさを考え、思いが形にできるよう手助けしていく。2冊のアルバムができ、自分の趣味の物を整理し、子どもたちが使わなくなったものを整理して、安心したようだった。
病気については、あえて聞かなかった。会った時は、顔色を見ながら、無理しないでねと思いながら様子を見て一緒に作業した。
思い出したように、これはどうしたら良い?とメールをくれる。このまま、よくなって欲しいなと思っていたし、本人も元気だったの。着物着たいから、着物に必要な小物教えてとか。これからの人生歩むのに、整理が必要だったんだと思う。
しばらく連絡がないと思っていたら、制服のボタンつけの仕事が入ってきた。彼女の旦那さんからだった。私は何も気づかなかった。「○○ちゃん元気?」と聞いてしまった。
亡くなって半月ぐらい経っていた。
今でも思いだす。私のやっていたことは、彼女の思いに添えただろうか?と。
制服は、下のお子さんの中学の制服。丁寧に仕上げてお届けしました。
男の子2人なので、困ったら相談においでと話したけど。
 
今日の朝ドラの影響か?洋服整理の事考えていたからか?秋のせいか?
たぶんずーと気になり続けていた事。もう数年前の事。
「必殺仕分け人!」って言ってくれたのは、私への最大の賞賛だったかもしれない。大事にするよ!