映画:日々是好日
いや~、素晴らしい映画だった。本当に、本当に、久しぶりに、自分の中には日本人としてのDNAがしっかり流れてるんだな、と感じた。奥底の、すごく静かなコアな部分に響いたというか。アメリカ人の旦那とも、こういう感覚が共有できるから、結婚したんだったな、と思い出させてくれるような映画だった。ビジュアルも本当によし。着物もやっぱりいいなぁ。一見地味っぽいものでも、クオリティーが垣間見えて華やか。ブルーレイじゃなくて普通のDVDだったのに、画面から伝わってくる美しさは堪能できた。(旦那はブルーレイじゃなければ見ないような人なのだが。)主演の黒木華さんも、とってもいい感じ。(ハナじゃなくてハルさんなんですね。)ちょっと原田知世ちゃんっぽいかんじ。知世ちゃんより私はいいと思うけど。それより何より大学時代の友人に本当にそっくりで、大好きだった彼女の事を思い出しながら見れた、っていうのもまたよかった。和風のちょっとこけしっぽい顔(^^)本当にいい映画でした。心が澄み渡る感じ。これは大好きな「かもめ食堂」に並ぶ映画になるかもしれない。ビジュアルもきれいだから、リピ間違いなし!ちなみに衣装さんを調べると、宮本まさ江さん。存じ上げなかったが、ものすごい数の(見たことあるのも沢山)映画に関わっておられて驚き。そして大森立嗣監督。すごく私にとっては「ピン!」とくる映画を作っておられて、私の中では一気に大注目の監督に。「ゲルマニウムの夜」「セトウツミ」「タロウのバカ」そして、「日々是好日」?なんか一貫性なさそうだけど、私にとってはどれもなぜかすごいツボ。「ゲルマニウム」は本読んで、花村萬月の才能に驚嘆したし、菅田将暉の出演作が超気になる私としては、その二つが大森立嗣監督というのもなんか驚き。同学年なのもすごい共感できる。ああ、この映画見てよかった。日本人の感覚を持っていてよかった。