烏丸丸太町近く(夷川・棚衣下ル)
有名過ぎて今更なんだけど
前を通りついでに紹介しておきます
京都迷建築の一つ
顔の家
現オーナーさんが
デザイン事務所を営んでおられた先代から
譲り受けられた家だそうで
二階・三階が居住スペース
一階はDIYキットのお店ですが
この日は定休日でした
なんと昭和48年のデザイン
完成した頃はさぞかし
ご近所さんや通行人を驚かせたのでしょうね
顔の家を南に数十メートル
蔵付きの立派な日本家屋
タイルの淡い緑色が絶妙な美しさ
弁柄色の柱にブルーの牛乳箱が映えます
個人宅なので住所は書けませんが
堀川五条近くの民家
全て泰山タイルです
惚れ惚れします
近くに咲いてた紫陽花
了光院
手入れの行き届いた
美しい梅雨のお庭
西洞院七条近くの元たばこ屋
正方形に造れば簡単なのに
四つ葉のクローバーのような形
昔のたばこ屋さんは
拘ったデザインのものが多く
おしゃれですね
人に見てもらえるかどうか微妙な位置まで
タイルの配色とか形とか考えられてる
昔ながらの長屋と床屋さんがあった
趣のある通りだったけど
(下はグーグルストリートビュー画像)
一棟貸しの宿に変わってしまいました
もはや観光客のための京都です
観光地周辺ならともかく
住民の台所だった錦市場や
市民の日常生活が営まれている路地裏の隅々まで
『京都らしい』と名の付くものは全て
商売に使われてしまっているのが現状
京都に限らず風情のある街は
どこでもそんな感じなんだろうけどね
だからといってコロナ禍で観光客が消えて
ゴーストタウン化していた京都が
心地良かったなんて思わないし
最後の住民がいなくなって取り残された古民家が
ただ朽ち果てていくのを見てるよりも
再生して活用されるほうが絶対いいから
何が正解なのかはわからない
五条西洞院上ル
株式会社 浅井商店
こちらのタイルも
思わず足が止まる美しさ
スクラッチタイルと合わせることで
より華やかに見えます
タイルの美しさは単体じゃなく
建物や他の素材とのバランスだと思う
泰山タイルが好きだけど
祇園会館のモザイクは私には刺さらない
また刺さるタイル物件を見つけたら
紹介します