2020尾道への旅 その8 ∼持光寺から転校生ロケ地・一美の家(弓場邸)∼ | 京都はんなりロマンチカ

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日々の出来事色々・・・

 

浄土寺の展望台から始まって

とても一日分のブログとは思えないくらいの長さになってきました

 

が!

 

なんとまだ、この時点でも午前中なんですよw

長い一日になりそうですね(笑)

 

 

今回のブログは墓場からのスタート😱おばけ

 

もちろん、ただの墓場ではないんです

 

大林監督ファンならきっとわかるはず

 

尾道の山に沿って作られている白いレンガタイルの小道

持光寺の石柱が立っているお墓の上のこの場所は

 

転校生のオープニングになった場所

 

一夫を追っかけて一美が駆け抜けます

この後二人は御袖天満宮の石段を一緒に転げ落ちて

中身が入れ替わってしまいます

 

尾道の山沿いらしい風景

 

レンガの小道から持光寺境内

 

臥龍の松

 

けっこう大きなお寺です

 

変わった山門

 

元々は天台宗のお寺で

室町時代に浄土宗に改宗されたお寺らしいけど

創建年は不明なんだそうです

 

色鮮やかな百日紅の花の向こうに

大林監督の母校、土堂小学校が見えます

 

一美の家へと続く隠れ小道に入る目印の

青い三角屋根の家

 

監督が手掛けた坂上香織のPV

1分15秒に出てくる家がここです

 

前回来た時は完全な廃墟でしたが

また誰かが入られるのかな?

改装中みたいです

 

前はこんなに鬱蒼としてた隠れ小道が

 

三角屋根の家の改修のおかげか

ここまで綺麗になってました

 

一美が自宅から駆け下りてくるシーンと同じ場所

 

階段の上に一美の立派な自宅

旧 弓場邸があります

 

階段から見える三角屋根の家のお庭も

だいぶ整備が進んでました

 

巨大化したソテツが前回同様

行く手を阻みますが

今日は無理矢理潜り抜ける!

 

転校生の撮影時には、こんなに小さかった(右下)ソテツと

その先にあるはずの門

 

門が見えました!

が、想像を超える朽ち果てっぷり

 

一美の家が・・・

 

あの立派な弓場邸が・・・

 

(´;д;`)

 

(((;꒪ꈊ꒪;)))。。。。ひどい有り様

 

竜巻が通り過ぎた跡でしょうか?

人が住まなくなっただけで、こんななる?

 

『転校生』ではこの家の中での撮影シーンも多く

ファンにとって弓場邸はまさに聖地

 

映画内で何度も登場した玄関の木戸も

あんな無残な姿に。゚(゚´Д`゚)゚。

尾道の空き家再生プロジェクトに入れてもらえなかった訳ですね

 

門入って右側には

 

一美の部屋があります

 

許されるなら無理矢理門の隙間から入って

ここまで侵入してみたいけど

さすがに不法侵入はできない

 

実際、映画公開後

何年かして空き家になった弓場邸への

ファンによる不法侵入がかなり問題になってたようです

 

門の横と反対側の窓から見える庭は

 

前回、もう一つの門の隙間から覗いた

 

この場所だったことが、何度も映画を見直して

位置的にやっと理解できました

 

門の左側には、母屋と廊下で繋がってる洋風建築

 

映画内では食堂と、おばあちゃまの仏壇のあるリビングとして

撮影に使われた建物です

 

外観に似合わず、内部は和風な造り

 

今も残されたままになってる石灯篭が映ってますね

 

「おまえも新しい水着買ってもらえよ」のシーン

 

生理になって学校を休むシーン

 

海側の奥の部屋では

 

花火大会のシーン

 

入り口も開いたまま

門さえくぐれば誰でも入れる

 

そして弓場邸では『ふたり』の撮影も行われました

 

嫉妬から、嫌がらせを続ける

前野万里子(中江有里)の自宅に

親友の真子に連れられて討ち入りにやってきた実加

 

さっき倒れてた木戸

 

横の建物のドアから顔を出す万里子の母親(吉行和子)

窓辺にかかるレースのカーテンが、この時のままですね

 

石灯篭もあります

 

ヤヌスの鏡の豪華で強気なたっちんの母親役の時とは正反対の

陰気で暗い役だったなぁ(`ω´;)

 

会社の倒産で借金取りから身を隠してる設定

 

雰囲気を察して帰る二人

 

門の前で映画のシーンと重ねながら

しばらく呆然としてたけど

気付けば足元に・・・😱😱😱

 

1万匹くらいの藪蚊の大群! ( ˃ ⌑︎ ˂ )ヒイ

 

今回はここまで

 

車両が近くまで入れないので

取り壊されるのはまだまだ先かもしれないけど

三角屋根のおうちに新たに人が住むようになれば

安全確保のために早まる可能性もあります

 

いつ崩れ落ちてくるかわからないような

廃墟の真下に住むのは誰だって不安ですもんね

 

綺麗になくなる前に、もう一回見に行けるといいけど・・・

行くとしても、次は虫の多い季節は外したい

 

 

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『その7』右矢印 

 

 左矢印『その9』