京都名水 ∼柳の水 錦の水 銅駝の水∼ | 京都はんなりロマンチカ

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日々の出来事色々・・・

 

京都名水 の、飲み比べをしてみたい!

 

思い立ったらすぐ行動

ダンナに百均でウォーターボトル7本買ってきて~って頼んだ

 

6本しかなかったらしい

 

まあいいわ。今日は6ヵ所回るから6本でいいでしょう

(行かせておいて上から物言う)

 

家でさっと空のボトル洗ってワックス落として

どの水かわかるように蓋に数字書いたマスキングテープ貼ってから出発自転車

 

地図見ながらどのルートで回るのが最短で制覇できるか考えながら

まずは柳の水

 

(六角 西洞院上がる)

 

この辺りは、織田信長の三男信雄の屋敷があった場所で

現在は馬場染工場という黒染めの専門店があります

 

その染物屋に井戸があって、自由にお水を汲ませてもらうことができます

 

道沿いにもちょろちょろお水が出てる小さい手水鉢のようなものがあるんですけど

 

井戸はお店の通路の奥にあります

 

水汲み場はこっち

これが、千利休も茶の湯に使った名水柳の水です

井戸に直接陽が射すのを避けるために柳を植えたことで

この名前がついたそうです

地下25メートルの位置からポンプで汲み上げられてます

 

最初の名水、頂きました~

 

次に向かったのは錦市場の東の端、錦天満宮

 

(錦通りを東に突き当たった新京極通り沿い)

 

御本尊は菅原道真

 

場所的に考えたら、学問の神様より

商いの神様のほうが合ってる気がするけど・・・

豊臣秀吉の京都都市計画で、六条河原院からこの場所に移されたそうです

 

 

 

これが錦の水

 

地下30メートルから汲み上げられてます

 

錦市場の発展は、この水があったからだともいわれてます

お豆腐屋さん、漬物やさん、魚屋さん、お花屋さん、甘味処

錦に昔からあるほとんどの店に、水は付き物ですもんね

 

夏でもひんやり

 

汲み場は手水舎の裏の水道から

 

水質表示有り

 

水道でお水汲ませてもらったら、白く濁ってびっくりした

これは水温が低い証拠 このあとすぐに透明になりました

今回の名水の中で一番冷たかったのが錦の水です

 

3ヵ所目は銅駝の水

 

(二条木屋町上がる 銅駝美術高校南側)

 

銅駝のお水で親しまれてるこのお水は、よく調べてみたところ

正式な京都名水には登録されてないそうです

 

でもここのお水、ほんとに多くの人に愛飲されてて

あの『京都人の密かな愉しみ』にも登場した隠れ名水です

 

お水を頂くときには管理費の協力を忘れずに

 

石鹸が置いてあるのは、もしやコロナ対策!?

 

美味しいお水、頂きました

 

草間彌生は、この銅駝美術高校の卒業生なんだそうですよ

 

3ヵ所巡ったところで、一旦終わります