朝からペットボトルのお茶と帆雨亭のかき氷だけで夕方まで過ごし
へとへとになって山手の坂から降りてきて、最初に向かったのがここ
尾道生まれの飲み物“チャイダー”が、唯一飲めるお店
緑茶をサイダーで割った飲み物だからチャイダー
(チャイダー誕生エピソードはここに載ってます➡✩ )
居心地良く落ち着けるお店と、気さくで話し上手な店長さん
渇いた身体に沁み渡るチャイダー
ただ、多分・・・
お茶はお茶で、サイダーはサイダーだけで飲んだ方が美味しい気がする
(`ω´;)
海岸通りに出て、1つ目の突堤
そのまま海岸通りを歩いていくと、人気のアイスクリーム屋さん
『からさわ』 があります!
ここでアイスモナカを食べるべくお店に入りました
たまごアイスはカップでもコーンでも食べられますが
ガイドブックやテレビではモナカの皮で挟んだものをよく紹介されてるので
今回はアイスモナカです!
外の突堤にある、通称“からさわベンチ”で食べたかったんだけど
先客がいたので、お店で食べます
窓際席~v(。・ω・。)
二個も食べる女
歯型(笑)
高級アイスクリーム的な感じじゃなくて、昔懐かしい味
だからといって、アイスクリンのような安っぽさではないんです
また食べたいと思う美味しさでした~
からさわベンチの写真を撮ろうと、外に出てきたけど
ベンチはまだ人でいっぱいだったので、突堤の先まできてみたよ
ここは、NHKの“テッパン”のロケ地として有名になる以前に
“あの夏の日~とんでろじいちゃん~”のロケ地にもなった場所なんです!
夏休みに尾道のおじいちゃんの家に遊びにきた孫の由太を
向島にドジョウやらフナのいる川に連れて行ってやると言って、ここまで来たんです
どうやって渡るのかと尋ねる由太に、「泳いで渡るんじゃ」と
ふんどし姿になる賢司郎おじいちゃん
まだ向島への橋が架かる前の時代です
仕方なく引き返すおじいちゃん
突堤から見た尾道大橋方面
子供の頃の記憶って、海も空も今よりずっと色鮮やかに残っているので
監督の伝えたい世界観、すごく解る気がします
まだ家もほとんどない向島の小さな山
おじいちゃんが眼鏡を取り上げると
あ~ら不思議
で、けっきょく二人は手を繋いでこう呪文を唱え、
空を飛んで向島に渡るんです
まきまきまきまき 巻きましょう
まきまき巻いたら夢ん中
まきまきまきまき 巻きましょう
まきまき巻いたら約束ね
嘘ついたら嘘ついたら まきまき縺れて蜘蛛の糸
糸切った 指切った
私にとっては、ディズニー映画よりもロマンチックな映画です
私の写真も、二人が飛んで行った向島風に加工してみたよ~(*´꒳`*)
振り返ると
まだベンチで喋ってる人々・・・(;^ω^)長いな
しばらく待ってみたけど まだまだ動きそうにないので
からさわベンチの写真はあきらめて次の目的地へ向かいます
途中、初めて尾道に来た時に買って帰って美味しかったおジャコのお店へ
お店に入ると「お茶でもどうぞ~」って、それは親切に声掛けてくれて
奥の席で、お茶とおジャコ入りのミニおにぎりを出してくれるんです
それがむちゃくちゃ美味しいから、予定以上に買っちゃうんですね~
尾道の人、商売上手やわぁ
「はい、安いよ安いよ~まけたるから買ぉてってーな」より
ずっと気分いいし、自然と購買意欲も上がります
去年来た時に宿泊した尾道『ロイヤルホテル』前
ここは、『時をかける少女』の撮影中、原田知世ちゃんが宿泊していたホテルとして有名です
右に薄緑の屋根の『住吉神社』
(元は浄土寺の境内にあったそうですが、1741年に当時の町奉行
平山角左衛門が、この場所に移して港の守護神にしたそうです)
で、その真ん中の小さなラーメン屋さん
以前はここにモリフルというジェラートのお店があったみたいで
『ふたり』で実加と真子が食べにくるシーンがあります
からさわのアイスモナカ2つも食べといてアレですが
私も食べてみたかった~(o>ω<o)
お店の中のシーンです
今度は海岸通りから商店街へ入ります
尾道のお土産が色々揃ってる『尾道ええもんや』
初日にも来たけど、またここでお買い物~
むぎちゃに送るお土産を探すためです
その先に、はっさく大福の『昇福屋』があり
(帆雨亭の近くにあるのは千光寺道店で、商店街にあるのは長江店です)
その先の路地を海方向に曲がると・・・
あった!!!
前回来た時に、どうしても見つけることができなかった
『ふたり』のロケ地、『正一位吉瀧稲荷大明神』です
跨線橋で父親と別れた実加が、福本渡船場までの道として歩いたのが
駅の観光案内所で写真見せて聞いたら「それは絶対見つけたいですね!」って
それはそれは親身になって真剣に調べてくれたんだけどやっぱり出てこなくて
長年尾道に住んでるという他のスタッフさんに聞きに行ってくれたんです
そしたらその人が「そういえばここによく似たとこ見た気がします」って
記憶を辿って、だいたいの場所教えてくれたんだけど
おねえさん、ビンゴだったよ!!!
ありがとう!!!
(これが尾道ピープルの優しさクオリティ)
こうして、一つずつ監督の愛した尾道の風景を写真と心に焼き付けて歩くのが
尾道に来ることの最大の意味と価値と、喜びです
それにしても可愛らしいお稲荷さんですね
ここから尾道一の飲み屋街を抜けて
チャイサロン・ドラゴンのオーナーさんが教えてくれた
尾道で一番美味しい“尾道焼き”のお店を目指します
次で2017尾道旅行3日目ブログは最後です
最終日ブログに入るまで、また少しの間 京都ブログに戻ります