Linda Lewis(リンダ・ルイス)さんの音楽 | ひなたぼっこの縁側で

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うつくしいものと出逢ったこと、こころ動かされたことなどを、
ゆっくりペースで つづっています。

 

 

 

 

おでかけする時、

電車の中で好きな音楽を

イヤホンで聴くと

ほっと落ち着いて

自分らしい心持ちに戻れて、

元気と勇気が出るときがあります。

 

先日、2023年5月3日に、

天国に帰っていった

イギリスのシンガーソングライター

リンダ・ルイスさんの音楽も

わたしにとっては大切な

元気の素のひとつです。


 

 


リンダ・ルイス(Linda Lewis)こと、

(リンダ・アン・フレデリックス

(Linda Ann Fredericks、

1950年9月27日 - 2023年5月3日)の

音楽に出会ったのは、

「Second Nature(セカンド・ネイチャー)

(1995年)が、日本のsonyから

リリースされた頃です。


ジャマイカ系の英国人の

彼女は60年代からすでに

映画のちょこっと役や

ゲストヴォーカリストとして

活動していました。


70年代〜80年頃に「ラーク」などの

アルバムをリリース、

珠玉の作品群を創りあげました。


しばらくブランクがあった後、

1995年に「セカンド・ネイチャー」で

本格的にカムバックしました。


 

 

 

初めて彼女の歌を聴いた瞬間、

今まで聴いたこともないような

みずみずしい世界が

心にひろがりました。

 

 

そこから少しずつ

名盤「Lark(ラーク)」など、

昔のアルバムも、いろいろ聴きました。


その頃よく聴いたのは写真上の

70年代のアルバム「Lark(ラーク)」

Not A Little girl anymore(愛の妖精)

Fathoms deep(ファザムス・ディープ)

です。

 

 

生きることの幸福感に

満ち溢れていて、

聴いていて元気が湧いてきます。

 

それから、時折どこかに、

かなしみやせつなさも含んだ

雨上がりの透明な空のような

深遠なやさしさを感じます。


ジャンルでいえば……

フォーキー・ソウルに

なるのでしょうか。


ジョニ・ミッチェルさんや

キャロル・キングさんのような

繊細な曲作り、

広い音域のきれいな声は

ミニー・リパートンさんにも

近い感じもするけれど、

やはり唯一無二のものです。


 

 

 

 

 

リンダ・ルイスさんが

1995年の秋に来日された時、

大阪のライブハウスの

右手奥側のテーブル席で観ました。


最後の方、オーディエンスと

すごく一体感があって、

温かみのあるライブでした。


その来日ツアーの東京でのライブが、

その後、ライブ盤

 

「Born Performer: Live in Japan 

(ボーン・パフォーマー)(1996)」

になっています。

 

 

 

 

 

このライブ盤のメンバー紹介のなかで

「クマ原田」さんを紹介するときに

「クマ♪ クマ♪」と

はしゃいでいますが、大阪でも

同じように言っていました♪

 

アンコールにもいっぱいこたえて

赤いドレスでギターを弾きながら、

のびのびと歌う姿が

愛らしいボへミアンの少女のようで

しあわせなひとときでした。

 

かわいいおばちゃんで、

けっこう複雑なコードも

シャラランと

かろやかに弾いていて、

ギターがすごく上手い!

っていうのが、

印象的でした。


(大阪のライブでは、

一瞬、ハウリングが起こった時

リンダさんが(そこそこ!)と

即座に機材を指さして、

(わあ、プロだ)と感じた

記憶が残っています)

 

あの日のライブの歓声も、

再出発の活動を続けていかれた

彼女の勇気と自信に

つながっていったのなら

日本のファンの一人として

とてもうれしいです。

 

彼女はその後、2008年に

ビルボードライブ東京と大阪に

再来日しています。

 

 

 

最近、長年入手困難だった

幻のファーストアルバム

Say No More(セイ・ノー・モア)」(1971)

が再発売されたり、


若い頃のライブ音源も収録された

Hampstead Days」 (2014)や


カムバック後の音源が

ぎっしりまとめられた

Funky Bubbles」(2017)

も出て、またたくさん聴けてうれしい!

と、おもっていた矢先でした。

 

Say No More(セイ・ノー・モア)」(1971)収録


 

 

Hampstead Days」 (2014)収録



 

Funky Bubbles(2017)」収録

 




70年代の「ラーク」のような

抒情的なフォークぽい珠玉作も

大好き。 


そして、

カムバックされてからの

ぶれないスタイルの

彼女の元気いっぱいな曲も、

きれいなメロディーが多くて

わたしはとても好きなのです。

 

(最近よく聴いているのは、

「セイ・ノー・モア」で

前半が好きです。

夜に静かに聴くのは「ラーク」など

70年代のアルバム、

昼間は「セカンド・ネイチャー」など

カムバック後のアルバムを

聴くことが多いかな?)

 

5オクターブの声域がある

天使の歌声と言われていた

リンダ・ルイスさん。

 

 

(写真はファーストアルバムのリイシュー盤の

ライナーノーツから・・・

こちらはにゃんこを懐に抱えています)

 

 

お空の国でも、

天使たちといっしょに

天を駆けるような声で

歌っているような

気がします。

 

 

 

 

 

 

Linda Lewis Official 

-You tubeでのオフィシャルチャンネル

 

 

 

 

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