今年はどこもかもしれませんが

例年よりもなにか4月なのに暑いきがするのですが

私の気のせいでしょうか。

 

いつしかどこかのニュースの記事で見た

『今年の春は去年の夏並みの気温(35度あたりまえ)』

と思えが現実味を増してきました。

 

さて、気温が上がってくるとですね。

不思議なものですが、なぜかサングラスへの関心が高まってきます。

 

私達はどうやら、DNAに紫外線は良くないと刷り込まれているようで。

熱くなってくると紫外線カットの事を思い出します。

(肌に悪い紫外線は秋口の方がおおいんですけどね)

 

で、とてつもなく脱線しましたが

この時期によく生まれる主張がありまして

【レンズの色が濃いと瞳孔が開くから余計に紫外線が入る】

というものです。

 

結論から申しあげましょう。

UVカット≠レンズカラー です。

 

本題に入る前に。

私、PUGNUS(パグナス)という眼鏡屋を岡山県倉敷市で営んでおります。

まだまだ駆け出しの2年目のお店です。

心の奥でもいいので応援してくださると喜びます。

『がんばれ』って思ってあげてください。

よろしくお願いします。

 

では本題へ。

 

〇色が濃いと瞳孔が開くとは

そもそも瞳孔が開くと言われてもピンと来ていない人の方が多いんじゃ

って思っているのですが、皆様いかがでしょうか。

 

私達の目と言うのは実は日々、瞬間瞬間

黒目の大きさを変えて光をいれる量をというのを調整しています。

暗い所では、どうしても光の量が不足して見えにくくなるので

黒目を大きくして光をたくさん入れて見やすくする

これを瞳孔が開くと言っているんだって思ってくれるとオッケーです。

 

そして色の濃いサングラスは

日中でも視界が暗くなるから瞳孔が開きますよ

ってのがその手の事を言いたい人たちの主張ですね。

 

〇で、何が問題視されているのか

先にも書いた通り、目の前を暗くすると瞳孔が開くそうです。

それに関してはとりあえずそう言うものだと私も思います。

で、ここで問題にされてくるのが

 

サングラスをすると目の前が暗くなりすぎて瞳孔が開く

結果として、サングラスをかけていない時よりも多くの紫外線が目に入る

 

という状態になる【らしい】ですという話。

 

言わんとすることはわかるのですが

ただ、あまりにも現代レンズのことを甘く見過ぎやしませんかねと。

 

〇カラーと紫外線カットは≠

先の問題に答える前に、皆様に必ずご理解して頂く日強いがあるものがありまして。

それは『透明のレンズでも紫外線は99%カットする』ということ。

この前提をたててあげると、さすがの聡い皆様ならお気づきになると思います。

 

どうやっても『サングラスがないより紫外線が入る事ないだろ』って。

 

わりと混同されがちなのですが

紫外線はレンズの素材自体+紫外線カットのコーティング

レンズに付いているカラーは明るさを落とす≒眩しさのコントロール

というお話がありまして。

 

ここがきっちりとしていないせいで誤解じみたお話がうまれてしまうんだと思います。

 

どうしても気になるのなら

そういう人たちは無色透明のレンズをかけていれば

理想的な紫外線カットムーブがうまれますよって訳ですね。

 

最近はレンズの裏面にもUVカットがつけれたりするのでお店で相談してみましょう。

 

眩しい話はどうなるのって方は

こちらに少し書いてますので合わせてお読みください。

 

皆様のメガネ生活が良いものになりますよう心からお祈り申し上げます。