わりと最近見た、いつぞやの調査結果のお話しですが。

日本人のメガネの買い替えのサイクルってどれくらいだと思いますか。

平均のお話しです。

 

  1. 2年前後
  2. 4年は使うね
  3. 10年当たり前
さてどれでしょうか。
どうも昨今の平均の話だけすると4年は使っているそうです。
 
傷がつきにくいコートとなんの関係があるの。
って疑問がでると思います。
 
はい。傷がつきにくいというのは
つまり、レンズの寿命が伸びるということです。
 
と言う事で結論から申し上げますと
長く使いたいなら傷がつきにくいのにしとくと良いよ。です。
※たぶんこの平均4年のメガネにはほとんど入れてないと思いますが。
 
本題に入る前に。
私、岡山県倉敷市にてPUGNUS(パグナス)というメガネ屋を営んでおります。
まだまだ駆け出し2年目のお店でして、誰かに応援してもらえるととても助かります。
心の片隅でかまいませんので『がんばれ』と思ってあげてください。
 
では本題へ。
 
〇そもそも傷がつきにくいとは
一般的な感覚でお話しすると、傷がつきにくいって言うと
何かガラスみたいな硬いものを想像するのじゃないかと思います。
ただ、現状のコーティングでは、露骨にとがっているモノで引っかかれた時に対する抵抗力はほぼありません。ベースがプラスチックだからね。
 
では、メガネ屋でよく勧められる『傷がつきにくい』って言うコーティングはいかがなモノなのかって疑問は当然かと思います。
 
今の時代のコーティングは『擦り傷』に対して強い。
じゃあ擦り傷ってなんだよ。って質問には、わかりやすく言えば『ポケットにメガネを直に突っ込んだ時に付きやすい傷』とお答えしておきます。
 
〇それ、本当に必要なのでしょうか
ここからは私が使って見た経験則もふまえてのお話しになりますが。
基本的に、眼鏡のレンズ交換もしばらく行わない予定なら『傷がつきにくい』コーティングはつけておく方が良いと思います。
 
理由としましては
  • 擦り傷がつきにくいのでレンズをキレイに保てる
  • 傷防止をつけていないと1年くらいから露骨にレンズが拭きにくくなる
  • 埃や花粉などのゴミがつきにくい
のあたりが挙げられます。あくまで使ってきた主観ですけどね。
なので、お財布事情やメガネをどれくらいで買い替えようかなみたいな観点からも考えてコーティングの事は考えて頂いても良いかと思います。
 
〇番外編
こどものメガネには傷がつきにくいコーティングを付けた方がいいのか。と考えられる方もおられると思います。
これに関しては私、基本はついてるといいと思うのですが。
正直、こどものメガネって訳がわからないくらい傷がつきますし、傷防止で防げるタイプの傷もほとんど関係ない感じです。
 
こどものメガネに傷防止つけるならですが
そのプラスになるお金を次回のレンズ交換の費用にまわしてあげる方がよほど良いと思っております。
 
交換のタイミングはこちらも参考にしてくださると嬉しいです。
 
皆様のメガネ生活がより良いものになる事を心から願っております。