イタリアのイベントの本来の意味 | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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● イタリアのイベントの本来の意味

こんにちは。内山奈美です。

2月は地味なようで意外に盛り上がる人気イベントが色々。

イタリアの2月といえばバレンタインデーの他、先日お便りしたサンレモ音楽祭、それにカーニバルもありました!



カーニバル(イタリア語で、carnevale)の起源は宗教イベント。carne:肉+levare:取り除く、です。カーニバル後に肉食を断つ期間が始まることが語源、と考えられています。


(南イタリア、プーリア州プティニャーノのカーニバル)

その名の通り、火曜にカーニバルが終わると、翌水曜から飲食や行動を慎む日が始まります。

キリストが荒野で断食された苦難の40日になぞらえ、四旬節(復活祭前日までの日曜を除く40日)の間、続きます。


(卵は復活祭のシンボル)

復活祭(イースター)は移動祭日ですので、四旬節にあたる日も毎年変わるわけですが。今年は節制期間である四旬節の初日が、ちょうどバレンタインデーですた!



でも私、カトリック教徒である家族、友人含め、節制している人をほとんど見たことがなかったのですよ。

カトリックが95%を占めるとはいえ、同時においしいものの宝庫でグルメ大国でもあるイタリア。

飽食の現代。四旬節に節制する人も少ないだろうと思っていましたが。当日会った友人に「我が家でランチしていく?」と声をかけたところ、四旬節だから、と断られました。



人によって緩急あるようですが。彼女の場合、朝に軽食をとった後、日中は飲物のみ(もちろんアルコールは除く)。そして夜はお肉以外のものを軽く食べるのみだそうです。

これが40日・・・食いしん坊の私にはヒョエーです^^;



夫と息子に敬虔な友人の話をしても、ふ〜んって感じでしたが^^; 一応、バレンタインディナーの外食は、去年のステーキレストランは避け↑日本食レストランと相成りました↓



カーニバルといえばヴェネツィアの仮装イベントや、ブラジルのサンバを踊りまくるイベントが、日本では有名ですが。

時にはその本来の意味を考えてみると、更に奥深いステキな旅を楽しめますよ!



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