イタリア、プーリア州でのクリスマス覚書その1 | イタリア専門の旅行会社発、世界遺産に触れる海外旅行

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● イタリア、プーリア州でのクリスマス覚書その1

こんにちは。内山奈美です。

今日は南イタリア、プーリア州マルティーナ・フランカでのクリスマスの食卓の様子をお便りします。



三が日も明け、冬休みバカンスも終わり、新学期も始まった頃に恐縮ですが。毎年イタリアのクリスマスは家族親戚が集い、テーブルを囲むのが定番ですので覚書代わりに。

まずは我が家で開催したイブの食卓。




来訪時間が読めない、よく言えば時間に大らかなイタリア人。親しい間柄ではそもそも開始時間も決めません。ランチの場合、13時頃から何となく人が集まり出すのであーる。

なので早く来た人がつまむちょっとしたおつまみも準備。



全員揃ったらイタリアが誇るスパークリングワイン、フランチャコルタを開けて乾杯! まずは前菜。この日は20人以上の大所帯でしたので、息子が席札を作ってくれました^^



完成写真は撮り忘れましたがウナギのフライも作りました。私は両親が浜松出身ですのでウナギには少々うるさいよ〜

港町モノーポリの漁師出身のご家族が経営する、行きつけのお魚屋さんに「いいウナギが入ったら買うので連絡してね」と予約していました。脂がのったおいしいウナギでした^^



続くプリモはシーフードリゾット。イタリア人なのにパスタ嫌い、というメンドーな義弟1に配慮しますた。

でも、ソースを準備しておけば、麺を茹でるだけでオッケーのパスタと違い、リゾットは事前準備できないからパーティーには不向きだわ。来年はナシだな・・・



続く主菜はアンコウのオーブン焼き。パサつかないよう、夫&おじゃま虫がこまめにバターを塗ってくれました。淡白な魚アンコウですが、ベーコンで覆うので食べ応えあります。



デザートはクリスマス郷土菓子。義妹の手作りで義母を思い出す優しい素朴な味です。義母が毎年そうしてくれたように、義母亡き後は義妹が家族全員分を作ってくれます。



〆は食後酒とコーヒー。様々な食後酒が並ぶ中、1番人気は日本が誇るニッカウイスキーでした。次回の一時帰国のお土産はこれで決まりだな。免税店でお買い物しよう・・・



お食事後はイタリア版ビンゴゲーム、トンボラで遊ぶのがホリデーシーズンのお約束。ルールが単純なのも魅力で、少額ですがお金も賭け、大人も子供も熱く盛り上がります^^



このように、イタリアのイブの食卓はシーフードをいただくのが特徴的。対し、翌日クリスマスの食卓はお肉料理をいただくのが伝統です。その様子は次回お便りします・・・続く


昨年のクリスマスの様子をリブログ・・・毎年同じですが^^;


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