「小説8050」 を読んで | 一人は発達障害 一人は不登校〜日々心地よく暮らしたい〜

一人は発達障害 一人は不登校〜日々心地よく暮らしたい〜

長男は発達障害、高校生次男は不登校の末、2つ目の高校を中退しました。兄弟同士の仲、夫と長男の仲は悪いです。家、どうしても散らかってしまいます。
どうしたら心地よい暮らしができるか、仕事をできるか、日々模索しています。

 ⭐︎ブログを初めて読まれる方へ


自己紹介

長男

社会人→小学校低学年の時に広汎性発達障害と診断。その後中学,高校,大学を経て社会人→

パワハラを受けたのをきっかけに退職→実家に引きこもり中、FXとせどりをしながら暮らしていたのですが、

2024年から再就職。ストレスで私たちに当たり散らす日々です。


次男→大学生。このブログのお話の中心です。

おそらくADHD(診断ははっきりとついていない)。中学生の時に難関高校に行きたくて身を削って勉強している最中に様子がおかしくなり不登校が始まる。その後高校を2校中退。双極性障害と診断される。高卒認定試験を経て大学生になるも

学部が合わず同大学の他学部を一般受験し入学。

学内のドクターを紹介してもらい,通院中→近所の心療内科に転院。

一人暮らし中。


⭐︎兄弟不仲で○し合いに発展したこともあります。次男はそのため一人暮らしをしています。




⭐︎アメトピ掲載されました。ありがとうございます。




⭐︎引きこもり中の長男との言い合い

https://ameblo.jp/pugi1969pugi/entry-12785610685.html



⭐︎40度の熱で救急車で病院に行った次男

https://ameblo.jp/pugi1969pugi/entry-12781377128.html



「小説8050」(林真理子著)を今読んでいます。


主人公の姿に次男、時には長男の姿が


重なります。


次男が学校にあまり行かなくなったのは


中学3年の時からなので高校でのいじめが


息子の人生を変えてしまった原因の全てでは


なく、単にきっかけでしかなかったと思います。


でも、いじめに対して、学校側が


認めてくれず、

「このクラスにいじめをするような子はいませんから!」


と笑顔で言い切り、


いじめをされたと息子のいう生徒と話したい、


と言っても


「それはデリケートな問題なので」


と言われ、さらには、


その後勇気を出して登校しても、


「教室には入らないで、カウンセラールームに登校してほしい」との指示で


味方となる友達を作る


きっかけもなくしてしまい、高校を辞めることに


なってしまった次男を不憫に思います。


彼が引きこもって後に大学受験生をし、


大学生になるまでの数年間、


どれだけ多くのものを失っただろう。


いじめをした張本人たちは、


その後、何も気にせず過ごし、


進学校だったので良い大学にも進学し、


楽しい時期を過ごしたのでしょう。


もともと息子はその時点で、精神的に病んで


いたので、いじめがなくても


学校はやめていたかもしれませんが、、。


今、思い出すのは帰宅するなり放たれた


「もう学校行かねーわ」


という息子の言葉。


そこからとても長い長い試練の道が


始まったことは事実です、、、。


進学実績をとにかく残す、ということを


第一に考え、他の教育がどこか疎かに


なっているような、予備校のような学校


(滑り止めだったので本人はまさかそこに


行くことになるとは思っていなかったので


学校説明会にも行っていません)。


そんなところを息子や塾の先生の言うままに


受けさせた(「他もみてみようよ」という私たちの言葉に息子は耳を傾けなかった)


私たちにも責任があります。


今思い出しても、苦しく切なくなります、、


大学生になり、気持ちも波があるものの


小康状態でいられるこの状態まで


どれだけ時間がかかったことか。


なのでもうあの頃には戻りたくない。


小説を読んで数年前に一瞬タイムスリップして


辛かった頃のことを思い出してしまいました。



今の状態や助けてくれた人達に感謝して


また明日からやっていきたいと思います。



読んでくださりありがとうございました。