ここでいうニキビ跡とは、赤みや色素沈着ではなく、凹んでしまっている状態(いわゆるクレーター)のことです。
ニキビ跡のクレーターは、ニキビが悪化して膿んでしまい、膿瘍という状態になって真皮のコラーゲンが破壊された結果として起こります。一旦クレーターになってしまいますと、何を塗っても治ることはありません。治療法は、レーザー(たまに切除)になります。
レーザーでのニキビ跡治療は、フラクショナルレーザーというジャンルの、レーザーで皮膚に細かく穴を開ける治療が主流ですが、一度あたりの治療効果は限定的です。回数をかけてでも日常生活に極力影響のない範囲で治療されたい方はフラクショナルレーザーを選択されるのが良いでしょう。とはいえ、ダウンタイムは数日は必要です。土曜日にレーザーを受けたとしても、月曜にはまだ真っ赤の状態です。
ちなみに、赤みがほとんど出ないフラクショナルレーザーを受けたとしても、それは毛穴が改善する程度で、ニキビ痕の治療は困難でしょう。ニキビ跡のクレーターを改善するには、それなりの深さまで到達するレーザーの強さが必要であり、表面的なものでは意味がありません。
あらおクリニックでは、ニキビ跡を治療する場合、フラクショナルレーザーかアブレーションの選択をします。私は、ニキビ跡のクレーターはアブレーションが最も効果的と考えており、形成外科学会・美容外科学会でアブレーションとフラクショナルレーザー、非アブレーションのレーザーの組み合わせ治療を数度にわたり発表して参りました。
その要旨は、皮膚の深部まで熱を加え創傷治癒を促進しつつ、クレーターのエッジをなめらかにし、さらに凹みを持ち上げるような施術を行うということです。
このニキビ跡治療「肌再生プロジェクト」はあらおクリニックにおいても引き続きおこなっており、更に改良を加えています。
1、深部まで熱を加えるNd:YAGレーザー
2、クレーターを平らにするエルビウムヤグレーザー、
3、小さいクレーター、毛穴を改善するフラクショナルエルビウムヤグレーザー
4,皮膚の構造を再構築する成長因子
の4つを組み合わせたニキビ跡治療は、1週間のダウンタイムが必要な相当ハードな治療です。しかし、ニキビ跡を治療するには最短にして最強の治療法と自負しています。
エルビウムヤグレーザーはCO2レーザーと比較して色素沈着が起こりにくい印象があり、精密なコントロールも可能であるため、ニキビ跡治療には第一選択として使用しています。
ニキビ跡のレーザー複合治療「肌再生プロジェクト」は、覚悟の要る治療法ではありますが、ニキビ跡を本気で治療したい方には自信を持っておすすめいたします。
肌再生プロジェクト施術前
肌再生プロジェクト1回後。
1度でもかなリの改善効果があることがわかります。
クレーターはほぼ平らに改善。赤みはゆっくり消えてゆきます。
赤みはコンシーラーでカバー可能です。

ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始などを利用して受けられる方の多い治療です。
短めのダウンタイムで改善してゆきたい方には、レーザー照射深度を調整しての施術も可能です。お問い合わせください。
ニキビ跡の改善のご相談は、形成外科専門医・美容レーザー適正認定医のあらおクリニックまでどうぞ。
あらおクリニック
045-983-4112
http://www.araoclinic.com
院長 荒尾直樹

