手足の血行が悪くなる病気の最たるものが糖尿病です。血管が痛んでくるので、体の中心から遠い手足の動脈が細くなったり詰まったりしてしまいます。
その結果、指先は紫色→黒に変色してゆき、最悪の場合は切断しなければなりません。そのため、糖尿病内科や血管外科、循環器内科と協力してなんとか手足を救おうと患者さんの治療にあたっておりました。
先ごろスウェーデンで開催された欧州糖尿病学会では、興味深い発表が幾つかありました。
まず、「精神的苦痛の程度が高い人はメタボになりやすい」という内容。精神的ストレスが多い生活を送っている人はメタボリックシンドロームを発症しやすい、ということが統計学的に実証されたということです。精神的苦痛は、心にはもちろん、体にも悪影響を与えます。みなさん、適度に休暇をとって心を開放して、メタボも予防していきましょう。
また、「体重の変化がなくても、運動すれば血糖値を改善できる」という発表もありました。糖尿病の治療といえば、食事制限、減量といったつらいものもありますが、しっかりと運動していれば糖尿病になりづらいということでしょう。そういえばあのホリエモン氏も美食家ですが、定期的なジム通いのおかげで検査値は全て正常と語っておられました。逆に運動出来ていない人は糖尿病のリスクが高いということですので要注意!
また、「減量には野菜の摂取増と菓子・ケーキ類の摂取減が効く」という、われわれ糖尿病の専門外の人間から見れば当たり前に感じることも、きちんと調査されていたりします。実際にはいろいろな項目を詳しく調査しているのですが、結果だけ見るとなんだか笑ってしまいます。低脂肪/低炭水化物食は、「言うは易し、行なうは難し」の代表と、個人的には感じていますが(笑)
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〓荒尾 直樹〓
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