「SK(Seborrheic Keratosis)」、「老人性疣贅(ゆうぜい)」と呼ぶこともあります。
平らなシミであれば、BBLに代表されるフォト系の光治療やケミカルピーリングなどで薄くでき、またQスイッチアレキサンドライトレーザーで一気に消すことも可能なのですが、盛り上がったシミは厄介です。
通常の皮ふ科であれば、液体窒素を押し当てるくらいしか打つ手が無く、痛みに耐えても取り切れなかったり跡が残ってしまうことがしばしばです。
カミソリやメスの刃で削ぎ落とすシェービングという手段もあります。熟練の医師が行えば良い結果が残せるのですが、均一に削ぎ落とすのはなかなか至難の技です。
現代においては、やはりレーザーによる治療をおすすめしたいところです。CO2(炭酸ガス)レーザーや、サイトンレーザーを使って治療します。いずれも、水によく吸収される波長を持ったレーザーです。サイトンは、周りの組織を凝固させずに、細胞を純粋に蒸散できるため、精密なレーザー手術をするときには重宝します。
本日いらっしゃった患者さんには、「サイトン」を使って治療をしました。シミの盛り上がりが不均一で、ある程度の面積があったため、CO2レーザーでは皮膚に与えるダメージが大きいと判断し、ミクロン単位で削る深さの設定ができるサイトンを選択しました。
顕微鏡で削り残しがないように確認しながら、シミを0.05mm単位で削っていきます。ごわごわしたシミが完全になくなった時点で終了です。サイトンはCO2に比べて痛みも少ないので、冷やすだけで治療が可能です。
取り終わったあとは皮膚の再生を助ける被覆材を貼って終了です。数日で皮膚は再生しますが、より良い結果を出すために、テープの保護を1週間~10日ほど続けていただいています。結果が楽しみですね。
ちなみにサイトンを使ったホクロ・イボ・シミの除去は、1個5,000円からです(大きさにより異なります)。

あらおクリニック
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