原因がはっきりと解明されておらず、治癒にも時間がかかるからです。
それでも近年、治療法についてはかなり確立されてきました。
肝斑に対しては、ケミカルピーリングとトラネキサム酸が有効という報告が相次いだのです。
レーザー治療については、強いレーザー治療は禁忌というのが統一された見解です。
弱いレーザー治療法を、湘南鎌倉総合病院の山下先生が現在開発されている状態です。
私は、既に有効性がはっきりしているトラネキサム酸を、いかに肝斑に効率的に作用させるかということを考え、複合的な治療法を実践しています。
具体的には、まずホームケアとしてのトラネキサム酸の内服。
クリニックでの治療としてケミカルピーリングとトラネキサム酸のイオン導入。
さらに、トラネキサム酸を注射で使用するというものです。
もちろんオーロラなど、光治療を組み合わせることもあります。
肝斑をまず治療しておくことで、老人性色素斑などのいわゆる「シミ」をQスイッチルビーレーザーで治療することも可能となります。
すぐに治ってくれないので、どうしても疑心暗鬼になりがちですが、肝斑は治療しただけ結果は出ます。医師と患者さんの信頼関係が大事になってくるわけです。カウンセリングでお話しした肌のお手入れ法を、実践して頂けるかどうかでも結果は変わってくるのです。二人三脚で治療していきましょう!
〓なおき〓
青山ラジュボークリニック
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