科学的ダイエット。 | あらおクリニック☆美容・レーザー・形成☆横浜青葉台!

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アンチエイジング系☆形成外科/美容外科/美容皮膚科医、横浜市青葉区(青葉台駅)の「あらおクリニック」院長・荒尾直樹が贈る最先端美容医療情報&食べログな日々。医療レーザー脱毛・痩身・メディカルエステ

第五次減量作戦は着々と進行中であります。


様々な流行を繰り返してきたダイエット法ですが、

「真に科学的な」ダイエットとはどういうものでしょうか。

カロリー制限、脂肪制限、ローカーボなどいろいろなダイエット法が巷には溢れています。


今回は食事療法について文献的に結論を探りたいと思います。ちょっと長めです。真面目です。

欧米の有名な医学雑誌(トップジャーナルといいます)での最近の研究結果を調査してみました。



まず、2003年のThe New England Journal of Medicine(348 : 2074-81)の報告です。

低炭水化物ダイエットと、「カロリー制限+脂肪制限」ダイエットを比較しています。

結果は、低炭水化物ダイエット:5.8kg減量、「カロリー制限+脂肪制限」ダイエット:1.9kg減量でした。

また、低炭水化物ダイエットでは中性脂肪の低下、インスリン感受性の改善効果がありました。



次に、2004年の米国内科学会雑誌(Ann Intern Med 2004 ; 140 : 778-85)の内容では、

低炭水化物食と、伝統的なカロリー制限食(厳密なもの)の効果を一年間比較しています。

結果は、一日30g以下の炭水化物制限食では5.1kg減量、一方「カロリー500kcal以下&脂肪30%以下」の制限食では3.1kgの減量でした。

低炭水化物食の副次的な効果として、中性脂肪の低下があり、それでいてHDLコレステロール(通称:善玉コレステロール)の低下は少なかったとのことです。糖尿病患者のHbA1cも有意に低下していたそうです。



そして、2005年のヨーロッパ糖尿病学会雑誌(Diabetologia 48 : 8-16)です。

○低炭水化物・高脂肪食(アトキンス・ダイエット)

○高炭水化物・食物繊維食(糖尿病ダイエット)

○高蛋白食(ゾーン・ダイエット)


の三つを比較したところ、炭水化物制限食が最も効果を示しました。



最後に、最新の2007年、the Journal of the American Medical Association(297 :969-77)では

よく行われている4つのダイエット法の中で最も効果的なものを調査しています。

結果は、○アトキンス・ダイエット(カロリー制限なし、炭水化物20g以下)→4.7kg減量

ゾーン・ダイエット(炭水化物40%、蛋白質30%、脂質30%)→1.6kg減量

オーニッシュ・ダイエット(炭水化物55~60%、脂肪を10%以下に抑えたベジタリアン方式)→2.6kg減量

ラーン・ダイエット(脂肪制限、高蛋白食)→2.2kg減でした。

しかもアトキンス・ダイエットでは血圧、血糖値、インスリン値、中性脂肪値も改善していました。


以上の調査結果より、現在最も奨められるダイエット法は、低炭水化物食であると結論づけられます。

つまり、脂肪やカロリーを制限するより、炭水化物を減らせば良いということです。

これらの医学雑誌は世界トップレベルのものであり、信頼性も高いです。


では、実際に炭水化物30g以下とはどのような量なのでしょうか。

ご飯茶碗半分です。

一日にご飯を茶碗半分。


これは、かなりの気合いが必要なダイエットですね。

しかし、続ければ確実に効果も期待できるのが救い。

来年の夏には細マッチョでお会いしましょう!


〓なおき〓
青山ラジュボークリニック
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