レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -534ページ目

奥様はヴェロニカ・レイク

ジンマシンに見舞われて以来、まだ体がだるい。

今日は、用事で役所に走り、三男の授業参観を一瞬だけのぞき

自宅でゆっくりしている。

疲れが取れていないのだろう。


唐突な質問だが、

ヴェロニカ・レイクという女優をご存知だろうか?

ウィキペディアで検索してみると

「1919年生まれ、プラチナ・ブロンドの髪の毛がトレードマークで、

『L.A.コンフィデンシャル』では

キム・ベイシンガーが彼女に扮した娼婦を演じた。

アメリカ本国ではその髪、ファム・ファタールぶり、

そしてミステリアスなムードに今でも根強い人気があり・・・」

とある。



$疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-ヴェロニカ




先日、店に持ち込まれたDVDの中に

「奥様は魔女」というタイトルがあった。

一瞬、かつて人気をはくした海外ドラマのパッチものかと思った。

海外ドラマ版は1964年放映開始、1966年には日本でも放映されている。

映画製作は1942年。

このヴェロニカ・レイクが魔女役を演じている。

相手役はフレドリック・マーチ。

『ジキル博士とハイド氏』でアカデミー主演男優賞を獲得している。

逆に、TVドラマで大ヒットする事になる「奥様は魔女」の原点になった作品のようだ。



 $疾走する古本屋!成穂堂〔なるほどう〕店主の苦悩と爆笑の日々-奥様は魔女


映画公開当時も話題作となっている。

監督名を見るとルネクレールと記されていた。

「そして誰もいなくなった」の監督だ。

「バッチものと思ってスミマセン」と、

僕はジャケットに向かって頭を下げた。


1942年といえば、今から70年前。

第二次世界大戦の真っ只中だ。

現代映画のように緻密な伏線も何もない。

あらすじは至って単純。

それでも、人々は戦々恐々と日々を過ごす中、

一時の安息を映画に求めたのかも知れない。

心安らぐ日々を、願うのはどの国の人々も同じだろうし、

時代が移り変わってもそれは同じだろう。

僕は銀幕にこの映画が映し出されている背景を

考えずにはおられなかった。

ペタしてね