商売とは禅問答か?
ネット受注を見ながら昼弁当を頬張っていた。
「もう一つ受注が伸びないよな。いや、もう二つか」なんて言いながら、
何気なく緑色の一塊を口に放り込み、無造作に咀嚼した。
一瞬間があり、口の中にビリビリと電気が走った。
もう、涙が出そうなほど辛い。
そう、食したのは獅子唐なのだが、大当たり。
僕は、炒めた獅子唐に岩塩を振り掛けたものがなんとも好きである。
出来れば、アツアツのご飯に、アツアツの獅子唐というのが良い。
仕事場で炒める訳にはいかないかと家内に言った事があったが、
「あなたが獅子唐のようにピリッとしたら考えるわ」と言われた。
しかし、辛い獅子唐とそうでない獅子唐があるのはなぜなのだろう?
ひょっとして、家内がニヒルな笑みと共に辛い品種を混入させているのか。
そもそも獅子唐は辛いものを品種改良で、辛みを飛ばしているのだろうか。
元々、色々な品種があるのだろうか。
とてもつまらないことだが気になるよなあ。
んん~と考え込んでいる所に「生きてるかえ~」と。
紛れもなく師匠の声だ。
「師匠、お久しぶりです。どないしてましたん?」
「ちょっと、よその国に行ってたねん」
「よその国?あらぬ国ではないのですね」
「アホ言いな。毎年行く常夏の国やがな。ほい、お土産」と言って、
師匠がスーパーのポリ袋にこぼれんばかりに入れたチョコレートを差し出した。
僕が、しげしげと見ていると
「旅のお土産やない。息子の会社のあまりものや。
それと軽トラに本が乗せてあるから運び込んで」と。
軽トラにはそこそこ面白そうな本たちが箱詰めされていた。
どこから調達して来るのか、時折こうして本を持ってきて下さる。
本を運び込んで、一息ついた所で
「本の売れ行きはどうや」と、師匠。
「もう一つですわ」
「ところで、なんやおかしなものが、増えとるな」
「奥にあるリサイクル品の事ですか」
「そうそう、引き上げ品かいな」
「うちが引き上げたんじゃないんですが、ちょっと頼まれましてん」
成穂堂には、こんなものが売っていたりする~フィットネスジョーバ~

「面白いがな」
「そうですかね」
「労せずに集まる訳やろ。それはそれで扱ったらええねん」
「そんなもんですかね」
「そんなもんや。商売は拘りながらこだわるといかん・・・また、来るわ」
そう言い残して、師匠は帰っていった。
別に手間暇も何もかからない。それはそれでいいか・・・
商売というのは、いつどこから風が吹いて来るか分からない。
波に乗るというのはそういうものかも知れない。
・・・拘りながらこだわらない。
禅問答のようで、僕にはそれがまだうまく飲み込めない。
「もう一つ受注が伸びないよな。いや、もう二つか」なんて言いながら、
何気なく緑色の一塊を口に放り込み、無造作に咀嚼した。
一瞬間があり、口の中にビリビリと電気が走った。
もう、涙が出そうなほど辛い。
そう、食したのは獅子唐なのだが、大当たり。
僕は、炒めた獅子唐に岩塩を振り掛けたものがなんとも好きである。
出来れば、アツアツのご飯に、アツアツの獅子唐というのが良い。
仕事場で炒める訳にはいかないかと家内に言った事があったが、
「あなたが獅子唐のようにピリッとしたら考えるわ」と言われた。
しかし、辛い獅子唐とそうでない獅子唐があるのはなぜなのだろう?
ひょっとして、家内がニヒルな笑みと共に辛い品種を混入させているのか。
そもそも獅子唐は辛いものを品種改良で、辛みを飛ばしているのだろうか。
元々、色々な品種があるのだろうか。
とてもつまらないことだが気になるよなあ。
んん~と考え込んでいる所に「生きてるかえ~」と。
紛れもなく師匠の声だ。
「師匠、お久しぶりです。どないしてましたん?」
「ちょっと、よその国に行ってたねん」
「よその国?あらぬ国ではないのですね」
「アホ言いな。毎年行く常夏の国やがな。ほい、お土産」と言って、
師匠がスーパーのポリ袋にこぼれんばかりに入れたチョコレートを差し出した。
僕が、しげしげと見ていると
「旅のお土産やない。息子の会社のあまりものや。
それと軽トラに本が乗せてあるから運び込んで」と。
軽トラにはそこそこ面白そうな本たちが箱詰めされていた。
どこから調達して来るのか、時折こうして本を持ってきて下さる。
本を運び込んで、一息ついた所で
「本の売れ行きはどうや」と、師匠。
「もう一つですわ」
「ところで、なんやおかしなものが、増えとるな」
「奥にあるリサイクル品の事ですか」
「そうそう、引き上げ品かいな」
「うちが引き上げたんじゃないんですが、ちょっと頼まれましてん」
成穂堂には、こんなものが売っていたりする~フィットネスジョーバ~

「面白いがな」
「そうですかね」
「労せずに集まる訳やろ。それはそれで扱ったらええねん」
「そんなもんですかね」
「そんなもんや。商売は拘りながらこだわるといかん・・・また、来るわ」
そう言い残して、師匠は帰っていった。
別に手間暇も何もかからない。それはそれでいいか・・・
商売というのは、いつどこから風が吹いて来るか分からない。
波に乗るというのはそういうものかも知れない。
・・・拘りながらこだわらない。
禅問答のようで、僕にはそれがまだうまく飲み込めない。