レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -345ページ目

成穂堂店内探検

「いいローボードがあるねん。お買い得や思うねん」

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「うん、うん、そうやねん」

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「え~とね、石池の手前。動物病院の角を曲がったところ」
       
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「そうそう、最近出来たリサイクル屋さん。うん、待ってるわ」



     
店の入り口で電話をしているお客の声が聞こえてきた。

リサイクル屋さん?・・・うちの店の事だよな。

リサイクル屋と呼ばれるにしては、あまりにもしょぼい。

本当は古本&アンティークショップを目指したかったのだが、

アンティーク品はほんの稀にしか入らない。


往年のアイビー青年必須アイテムだったVANスリッポン1972年製
VAN



やはり競り市にでも行かないと思うような品は手に入らないのだろう。

それにしても、もう本屋には見えないのかなあ・・・



先月からざっくりと入り口近くから順に配置替えを行っている。

リユース品は入り口近く、本は直射日光の当たりにくい奥へ。



懐かしきアニメ映画パンフ
パンフ



リユース品は店頭販売、本は通販が中心。

日焼けの事を考慮しても、

今回の配置にするのが自然だろうと思う。

そういった配置にしつつあるので、どうしても本は沈んでしまう。


絵画も何となく集まってきている
絵画



僕の場合、商売のきっかけというのは

ビビっと電流が走るような衝撃的なものではなく、

そこらに転がっている小石を

何気なく拾い上げるようなものである。

それが商売の種になるなんて思ってもいない。

リユース品の取り扱いも似たようなものだった。

知人である便利屋さんの倉庫が一杯になり

一時的に諸々の品を預かったのがきっかけだ。

それらはいずれ廃棄される運命にあったのだが、

どこが傷んでいる訳でもない。

無造作に店の端っこに置いていた預かり品の中からお客が椅子見つけ、

「これ、いくらでしょう?」と。

アンティーク風の椅子だった。



古いがとても味のある椅子~ケヤキ無垢材使用
椅子




試しに値札をつけてみると、ちょこちょこ売れていく。

彼らも出会いの場さえあれば、また現役復帰できるんだ。

僕の中に何か分かったような分からないような使命感が・・・



プレミアコミックの一部をかざったショーケース
ソラン



雑誌創刊前のパイロット版・・・あまりお客の目に触れることはない
雑誌



そんなこんなで成穂堂古書店は気の向いたものを

ごった煮したようなおかしな店になってきている。


剣道防具~陳列待の防具が画像の外でゴロゴロ
防具


成穂堂よ、どこへ行く?とつぶやきながらも

面白い!と思った品が手に入ったら、またご紹介したい。


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