レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -294ページ目

成穂堂のGWは・・・

この所、日付が変わるまで仕事場にいる。

それなりにキリのいい所までやろうとするのがどうもいけない。

店を閉め、明かりを落とすと、事務所の外は漆黒の闇が広がる。

耳を澄ますと、時折、表の遠い所から走り去るタイヤの音が聞こえる。

他に物音一つしない。

昔からそうなのだが、このような夜の静寂さがなんとも好きだ。

僕の前世は夜行性動物だったのかも知れない。

夜遅くまで仕事をしていると言っても、

それは単純な大工仕事だ。

先月もらい受けたアンティークなカウンターの補修と、





事務所から売場に抜ける為の出入り口に扉を作っている。

この出入り口は頻繁に使う為、これまでは扉ではなく、

透明なビニールカーテンにしていた。






ビニールなので、傷むのも早いのだが、

一番の問題は、イタチ君だ。

時折、カーテンをくぐり、事務所に入ってくるのだ。

何かの弾みで店内に入り込み、食べ物を物色している内に、

事務所にたどり着いたのだろう。

このイタチ君、多分1年以上前からお出ましになっていると思う。

住み着いている様子はないのだが、

荒らされたゴミ箱を見るとあまり気持ちの良いものではない。

この冬場、事務所でパソコンとにらめっこをしている時、

2度ばかりカーテン越しにイタチ君と目が合った。

イタチ君、意外にかわいい顔立ちをしているのだが、

先方はそれどころではなかったようだ。

慌てふためいて、どこぞへ消えて行った。












8割方、扉が出来上がった




何とか捕らえてしまおうかとも思ったのだが、

ネットで調べてみると、鳥獣保護法だか何だかで、

専門業者に依頼するしかないようだ。

仮に捕らえたとしても、どう対処していいか分からない。

彼らから生活の場を奪ったのは、我々だろうし、

彼らも生きるためにやっている事だ。

当たり前だが、そこに善悪は存在しない。

こんな事を言うと、お決まりの厄介な問答になるので、

差し障りのない所でやめておこう。

で、このゴールデンウィーク中に子ども達を総動員して、

大工仕事と店の片付けをやってしまおうという事になった。

三男坊がこの連休中にどこかに遊びに連れて行けと言うので、

本日は中休みで、子ども達のお付き合い。

皆様、よいゴールデンウィークをお過ごし下され。