街に潜むもの
21時過ぎ、店を出ようと内側からシャッターを開けると、
「わっ!」という子供の声がした。
僕はビクッとした。
声の方を見ると、店の角で姉弟らしき二人が、棒立ちになっていた。
年の頃は姉14歳、弟12歳と言ったところか。
どうしたのか?と尋ねると、
「あっ、ちょっと、そのびっくりして」と、姉らしき子が言った。
「突然シャッターが開くなんて思ってなかった?」
子供達は頷いた。
弟らしき子の手にあるスマホが青白く光っていた。
僕が「ポケモン?」と尋ねると、「はい」と。
どうやら、何かを捕まえたらしい。
この同じ場所で、3、4度同じような光景を見ている。
「昼間は暑いだろうけど、だからと言って、あまり夜には出歩かない方がよい」
と、その子達に言って、僕は駐車場に向かった。
店の角の電柱あたりに何かがいるのだよなあ。
ゲームだと思っていたら、そこに潜んでいるのが魑魅魍魎なんかだと怖いぞ。
異形の魍魎たちが無防備な人間どもを異世界に引きずり込み、頭から喰らわんと狙っている。
ひょっとすると、見目は人そのものかも知れない。
魑魅魍魎はどこにでもいる。
現実と架空の判断が出来なくなった人間は正に格好の餌食になる。
この世は人の思考が現実化したものだ。
ゲームもよかろう。多少、羽目をはずすのもよかろう。
持つべきは、確固なる信念だ。そして、慈愛だ。
子ども達をどう育てるかは親の役目と共に社会の使命でもある。
振り返ると先ほどの姉弟らしき影はもうなかった。
「わっ!」という子供の声がした。
僕はビクッとした。
声の方を見ると、店の角で姉弟らしき二人が、棒立ちになっていた。
年の頃は姉14歳、弟12歳と言ったところか。
どうしたのか?と尋ねると、
「あっ、ちょっと、そのびっくりして」と、姉らしき子が言った。
「突然シャッターが開くなんて思ってなかった?」
子供達は頷いた。
弟らしき子の手にあるスマホが青白く光っていた。
僕が「ポケモン?」と尋ねると、「はい」と。
どうやら、何かを捕まえたらしい。
この同じ場所で、3、4度同じような光景を見ている。
「昼間は暑いだろうけど、だからと言って、あまり夜には出歩かない方がよい」
と、その子達に言って、僕は駐車場に向かった。
店の角の電柱あたりに何かがいるのだよなあ。
ゲームだと思っていたら、そこに潜んでいるのが魑魅魍魎なんかだと怖いぞ。
異形の魍魎たちが無防備な人間どもを異世界に引きずり込み、頭から喰らわんと狙っている。
ひょっとすると、見目は人そのものかも知れない。
魑魅魍魎はどこにでもいる。
現実と架空の判断が出来なくなった人間は正に格好の餌食になる。
この世は人の思考が現実化したものだ。
ゲームもよかろう。多少、羽目をはずすのもよかろう。
持つべきは、確固なる信念だ。そして、慈愛だ。
子ども達をどう育てるかは親の役目と共に社会の使命でもある。
振り返ると先ほどの姉弟らしき影はもうなかった。