レトロショップ成穂堂ケンの苦悩と爆笑の日々 -18ページ目

影遊び

YouTubeで音楽を流していたら、井上陽水の少年時代がかかった。

子供の頃の懐かしい情景が浮かんでは消える。

ふと小学生の頃、影踏み遊びをした事を思い出した。

ただ友達の影を追いかけたり、逃げたりというだけの至極単純な遊びだったと思うが、不思議と夢中になったものだ。

結構、鬼役も楽しかった。



子供時代、影はいつも自分の一部のようにそこにあった。

少年成穂堂は何とか影を引き剥がせないものだろうかと、

走り回ったり、飛び上がってみたり、物陰に隠れてみたりしたものだ。

だけど、影は足先にしっかりと縫い合わされたようにそこにいた。

いつ頃からそんな影の存在を忘れてしまったのだろう?

建物や木々の影は思い浮かべる事が出来るのに、自分の影を思い浮かべる事が出来ない。

ひょっとすると、僕の影は僕に愛想をつかせて、彼らの世界に行ってしまったのかも知れない。

そんな世界があるのかどうか知らないが。

明日は、しっかり足先からのびる自分の影を見てみよう。

そして、一緒にスキップをしよう。

えっ、スキップの仕方を忘れてる!