日本とスペインをつなぐ架け橋 原田郁美 -5ページ目

人口300人弱の私の村に人が殺到!?

わたしの住むエルモラールは、人口300人弱の小さな村です。大半の村民が、ブドウか、オリーブ栽培に携わっているか、リタイヤして第二の人生を謳歌しています。

そんな村に、金曜日から村の人口をはるかに越える若者や、警察官達が殺到しました!

原因は、
photo:01



こちらの約160°の急カーブ。
そして、そのカーブを物凄い速さと大爆音で曲がるレーシングカー!

そうです。エルモラールにあるこの急カーブは、世界から一流のレーサーが集まりチャンピオンを競う、

ワールドラリー カタルーニャ チャンピオンシップ(恐らくこんな大会名でした。)という、ラリーの大きな見せ場なのです。

前夜祭から、村には出店が出たり大にぎわいでした。

すごい人でしたが、私達はワイナリーからこちらのマシーンを拝借。

photo:02



文字通り、高みの見物を満喫しました。


一年に一度、村に人が殺到するワールドラリー。初体験でしたが、私としては、やはりいつもの鳥のサエズリがたえない、のどかなエルモラールが好きです。

iPhoneからの投稿

スペインワインと食メルマガ第一号

先日、スペインワインと食メルマガ第一号を配信させていただきました。

このブログを見て、メルマガ配信希望のメールをしてくださった方も多数いらっしゃいました。

ありがとうございます!

ニュースレターでは、

🔴ブログよりも濃いスペインの現地情報、日本のスペイン関係事情

🔴スペインワインと食協会主催、後援イベント情報

そして、

🔴飲食店様や酒販店様、輸入業者様、スペインの生産者様と協力体制で、メルマガ限定の魅力的な企画を毎月配信していく予定です。

次号は12 月初旬に配信予定です。

スペインメルマガ配信希望の方は、こちらにメールアドレス、氏名をご記入の上、メールください。

info⭐spainwinefood .org(←すみません!メルアド修正しましたあせる)
⚠⭐マークを@に変換してご送信ください。

ますますスペインワインと食の輪が、大きく広がりますように!

iPhoneからの投稿

オリーブの収穫開始まであと一週間

エルモラールは、オリーブの産地、DOシウラナに認定されています。

村のアルベキーナのオリーブは、全て手摘み、一番搾り、エキストラバージンオリーブオイルしか作りません。
photo:01



オリーブの収穫を見るのも初めて!今からとても楽しみです。

photo:02


向かって左がブドウ畑。右がオリーブ畑です。


iPhoneからの投稿

スイス(チューリッヒ)のワイン事情

グリフォイファミリーの親戚がスイスにいることもあって、仕事&休暇半分でドイツからスイスのチューリッヒとその周辺にある小さな街々を訪れました。

晴天に恵まれたこともあり、風景が美し過ぎて、そして全てが新鮮な発見で、気がつけばこの週末に百枚を超える写真を撮っていました。

photo:01



夜は、グリフォイデクララのワインと、スペイン料理を囲む夕食会。スイス人、スペイン人、そして日本人の私。インターナショナルな会になりました。

乾杯は、グリフォイデクララ、幻の白ワイン2005年で。マカベオ100%、一年に300本しか作られない、特別な白ワインです。私も初めて飲みましたが、ワインというよりシェリーに近いという感じ。アペリティフにちょうど良かったです。

photo:02



その後、Tossals 2002,2004, 2006, Expressions 2008年と垂直飲み。全てスイスに住むロジェールの叔父さんのコレクションですが、完売して、既に手に入らないワインもあり、私たちにとっても興味深い会になりました。

違う土地に行くと、ついつい聞いてしまういつもの質問を、チューリッヒに住むスイス人にもしてみました。

Q.一番消費量の高い国のワインは?
A. イタリア

二番は、フランス、もしくはスペインワイン。もしかしたら、スペインが既にフランスを追い越しているかも、という返答でした。

ドイツもそうでしたが、ここ最近、スイスでもスペインワインの人気は高まっているようです。

白ワインはスイスのワインを飲み、赤は、外国の物を選ぶ傾向があるようです。

ワインの味、デザインにおいては、昔からあまり変わらないトラディショナルな、品質の高い物を好むという印象です。

実際、スイスの有名なお菓子会社が、ロゴやパッケージデザインを今風にイメージチェンジを図った所、売り上げががた落ちし、また元に戻した、という実話もあるそうです。

この辺りは、先日ドイツ、ボンのインポーターの意見とは正反対。こちらは、軽やかなワイン、デザインもトラディショナルより、モダン。価格もスイスに比べカジュアルを好む傾向があると感じました。

それにしても、スペインとは全く違う魅力に溢れたスイス!大好きな国の一つになりました。

他にも、スイスに滞在して、興味深い気づきがあったので、また後日ご紹介しますね。






iPhoneからの投稿

ニュースレターを配信することになりました。

ドイツ、スイス出張から戻って来ました。

晴天に恵まれ、気持ちの良い旅となりました。

特にスイスは、仕事だけでなく、観光もできた、

ということもあり、第三の故郷にしたいくらい素晴らしかったです!

また、スイス訪問については、後日ブログでお伝えしようと思います。



さて今日は、スペインワインと食協会から

お知らせをさせていただきます。




早い物で、2011年11月5日に赤坂スペインクラブALA様 で

行った、スペインワインと食協会の発足パーティー

「ベンディミア祭り(収穫祭)」から、ちょうど一年が経ちました。


★発足パーティーの様子はこちら。
http://ameblo.jp/spainwinefood/entry-11077188404.html#main



そこで1年目を記念して、今月から毎月一度、

ニュースレターを配信することにしました。

内容は、


・スペインワインや食についての旬の情報
・スペイン便り
・美味しいスペイン飲食店様の嬉しい情報

などなど。


毎月、とっておきの情報を、

皆様と共有し、スペインをキーワードに

盛り上がっていけたらと思っています。





名刺交換させていただいた方、

スペインワインと食協会、

またはこのブログ(or Facebook)を見た方で、

下記のアドレスにメールを送っていただいた方に

毎月一度ニュースレターを配信させていただきます。

info★spainwinefood.org
(★を@にご変換ください)



皆様、どうぞお楽しみに!

★スペインワインと食協会についてはこちら
http://ameblo.jp/spainwinefood/theme-10039294112.html

ドイツ(ボン)のワイン事情

ドイツのボンに来ています。ベートーヴェンの生誕の地。そして、やっぱりドイツと言えば、

photo:01


ドイツビールでしょう。
大きい!
空港にて。

昨日、雨のカタルーニャを抜け、辿り着いたボンは、雲一つない快晴!紅葉が美しい公園、豊かなライン川。スペインとはまた違う風景に目を奪われました。

昨日は、ランチやディナーも合わせて、数件のレストランを訪れました。

photo:02


そして、ドイツと言えば、リースリング!酸と余韻が心地よい白ワインでした。2008年。

ドイツと言えば、オクトーバーフェストの影響もあり、 みんなビールを飲んでいるというイメージがあるかもしれませんが、ワインの需要は年々増加しているそう。

一番消費されているのがイタリアワイン。スペインワインの消費も近年グッと上がっているそうです。

photo:03



最後は、ドイツの人気スペインレストランへ。コッチニージョ(子豚の丸焼き)がまさかドイツで食べれるとは。

一泊二日と短い滞在でしたが、興味深い訪問になりました。


これから、初めてのスイスへ!













iPhoneからの投稿

雨のカタルーニャを抜けて

スペイン、カタルーニャ地方は、一年のうち300日以上が晴天と言われる程、太陽に恵まれた土地ですが、九月下旬から十月は、雨の降る日が多いです。

春夏は全く降らず、今年のブドウの収穫量は、地域によっては30%~50%の減少でした。今月の雨が、もっと早くに分割して降ってくれていたら、と思いますが、こればかりは天に任せるしかありません。

そして、今日も雨が降っています。朝五時出発、空港に向かう道路は、運転が困難なほどの激しい雨と濃い霧に覆われています。

photo:01



これから雨のカタルーニャを抜けてドイツへ。どうかドイツでは太陽に会えますように。

私にとって、グリフォイデクララとして、日本以外は初めての海外出張(スペインからドイツだから、海外とは言わないですね。笑)です。行って来ます!





iPhoneからの投稿

チラシ寿司大人気

バルセロナからのお客様。日本料理を食べてみたい、と子供たちが言うので、お昼ご飯は、チラシ寿司と、牛肉のすき焼き風ソースにしました。

どうやって食べるか伝授して欲しいと言うので、いただきます。から始まり、お箸の持ち方、姿勢、礼儀の悪い食べ方、お米は一粒残さず食べること、などなど、教えました。

photo:01



日本料理の食べ方のレクチャーで、一番喜ぶのは、子供以上にご両親。子供の教育にとても良い、というのです。

スペインでは、ご飯を残すのは当たり前、むしろ全部食べるのは失礼とされますが、日本文化の「いただきます。」から始まる、ありがとうの気持ちから、何か感じることがあるようです。

郷に入れば郷に従え、
といいます。私もなるべく従うようにしていますが、「いただきます。」の精神は、ずっと忘れず、スペインでも家族に伝えていきたいと思います。


それにしても、チラシ寿司、すき焼き風焼肉共に、子供にも大人にも大人気でした。料理って、大変だけど、おいしいと言ってくれる笑顔が見れたら最高に幸せですね。

楽しい週末になりました。









iPhoneからの投稿

ザクロのデザートレシピ


週末はバルセロナから友達が、仕事の打ち合わせも兼ねて、家族連れで遊びに来たので、日曜日は我が家で朝食の後、メルローを連れて、みんなで森に散歩に出かけました。

photo:01



都会では味わえない大自然とメルローに、子供たちは大はしゃぎ!

たわわに実るザクロ(グラナダ)の木を見つけました。

お昼のデザートに、何個か収穫して来ました。

本日、スペイン人のファミリーから教わったレシピ。

photo:02



1.グラナダの実を根気良くかき出す。
2.砂糖をたっぷり。
3.美味しい赤ワインをまわしかけて完成!

隠し味に、カタルーニャで権威あるワイナリー、Mascaro(マスカロ)の香り高いオレンジリキュールをほんの少しかけたら美味しさ倍増!酔っ払いますが。

そういえば、今日からサマータイムが終了し、日本との時差が七時間から八時間になりました。

本格的な冬の到来です。







iPhoneからの投稿

日本人として知っておきたいこと

ここ数年の中国の勢いはすごいですね。

スペインのワイナリーも、中国市場になんとか潜入しようと

頑張っている所も多く、

中国の話題を聞くことが本当に多くなりました。



昨日実際あった話ですが、仕事上で

既に5回以上会っているスペイン人女性に、

「私の周りの人たちはみんな中国に(仕事で)行っているわ」

「日本って中国でしょう?」

と言われた時は心底ガクっときました。




その他、中国を訪れたスペイン人から、

「寿司も着物も、本来は中国の物だって言ってるけどそうなの?」

こんな質問をされました。

あの島も実はそうなの?」




海外に住む日本人として、感情だけで

「違うよっ!」

と叫ぶだけではなく、正しい知識の元、

説明する義務があると痛感しました。




そこで、まずは中国のことを知らなくては、

と思って読んだ本がこちら。

そうだったのか! 中国 (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)/集英社

¥760
Amazon.co.jp

池上 彰 さんが、とてもわかりやすく説明してくださっていて、

「そうだったのか!」

と題名通り思いました。


もちろん、いろいろな立場からの本を読まないと、

偏った意見になってしまいますが、

まずは入門編として、とても勉強になりました。



7年前、ニュージーランドで留学した時、語学学校の先生に

「日本人は大丈夫かな?先行きが心配」

と言われたことがあります。

というのも、授業中、中国や韓国人の生徒が

どんどん積極的に発言するのに対し、

日本人の生徒は寡黙で全く主張がない、

のを心配して言ってくれた言葉でした。



私も、もっともっと日本のこと、世界のことを知って、

日本人と初めて会うという海外の人たちにとって、

自分が日本人の代表となる訳だから、

きちんとした知識と考えを持って

生きていきたいと思います。