7月のある日 日本橋にある某老舗扇子の会社の会議室にでむく。
この日は6年ぶりに開催される小舟町八雲神社天王祭に参加する団体の半纏合わせ。
たくさんの団体が集まるので、お互いの半纏を紹介する日なのだ。
小舟町と言えば雷門で有名な浅草浅草寺の宝蔵門に大提灯を奉納する町会で有名だ。
通りに面したビルの1階には、この小舟町の持つ見事な四神圏が飾られている。
これを間近に見られるとはラッキーだ。
そして待ちに待った祭礼当日
堀留公園に設えられた巨大で見事な御仮屋
御仮屋内には例の四神圏が高々と飾られている
宮出し~~~!(^^)!
通常であれば4年毎の祭礼なのだが、今回はコロナ禍もあり6年ぶりの開催。
そして2024年は小舟町が誕生して300年を祝うという意味もあり、特別に日本橋の上で式典を行い日本橋三越前の中央通りを担ぐという特別な祭礼なのだ。(予定されていた橋の上での式典は中止・・恐らく自民党総裁選警備の影響・・)
日本橋三越
日本橋から出発した宮は中央通りを威勢よく進む
日本橋三越本館 ライオンまえぇぇぇ
中央通りから江戸桜通りを抜けて小舟町へ。町内渡御をひと担ぎ、ふた担ぎ、み担ぎ・・・
陽が落ちればいよいよ宮入である。
幾百の弓張提灯の灯りに浮かび上がる光の宮へ神輿は進む。
御仮屋入口では昔ながらにお姉さんたちが団扇を投げる。
江戸時代は観衆が神輿に 賽銭や厄祓いとして魔除けの団扇を神輿に向かって投げたのだ。
(日本橋魚河岸の天王祭)
最後の最後に御仮屋での宮入の担ぎ。
江戸を堪能した一日である。