朝方の曇天も午後には晴れ上がった。
数日続いた荒天もやっと一息ついた午後、ミニバレー仲間から教えてもらった場所に足を延ばした。 (最近は足を延ばしてばかりだ)
千葉県野田にある 「こうのとりの里」
利根川流域にある水田が放棄されていた土地を自然の生物保護の地域として再生し、その目玉としてコウノトリの繁殖地にした施設、エリアである。
見渡す限り自然が広がるエリア
管理された水田(稲は作っていない)にはサギがゆっくりと餌をついばんでいる。
その一角の電柱の上に!!
お目当てのコウノトリである。 後ろの森に巣をつくるアオサギが飛ぶ。
足元にヒナの頭が!
餌をあげているのだろう。 時折2つの小さな頭が見える。
この巣から50mほど離れたところで常連さんとおぼしき人達が観察、撮影している。
三脚使用の場合は更に50mほど離れた場所に制限。
森に潜むスナイパー(?)
常連さん達はマッタリと何らかのチャンスを初夏のうららかさを気持ちよさそうに待っている。
手持無沙汰なトシヨリは付近をブラリ。
利根運河に通ずる川面に夏を見つける。
里のエリア約2kmを散策後、コウノトリ観察小屋へ。
ガラス張りの向こう側には保護されているご夫婦が間近に見ることができる。
休憩がてらしばしご夫婦を眺めた後、外にでると常連さん達に動きが!
巣に旦那様(?)が飛来してきたのだ。 常連さん達はこれを狙っていたのか?!
少しの時あと、♂が飛び立つ! 常連さん達のシャッター音。
慌てたトシヨリの不甲斐ないショット(ノД`)・゜・。
肩を落としたトシヨリであるが♂が運んできたのか餌を食べるヒナの顔が見えたのでヨシとしよう。
教えてくれたミニバレー仲間が訪れた時はまだ孵化していなかったのか、ヒナの写真を送ると喜び無事に育つことを願っていた。 ヒナを狙う天敵は防ぐことは難しいのであろうが、大きく育ち、また人間界にもたくさんの赤ちゃんを運んでほしいと願うトシヨリである。