和裁 | ぷち師匠から師匠への道♪

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ぷち師匠★花柳 竹寿之★師匠業に奮闘中!!
三代目花柳寿々三を襲名致しました!!!
東京の大田区大森で日舞の先生をしながら育児に奮闘中♪
『たけのこ日本舞踊教室』を開いています☆
育児や日舞、着物などの事を書いてます!

元内弟子のチャミ姉の娘さん。
一門としても、私の小さいお弟子さんのお姉さん的憧れの的であるMちゃん。
面倒見が良くて美人。
器用でお菓子作りも上手。
その彼女が今年の夏休み自由研究を「浴衣作り」にするという事で始まった臨時和裁教室。

父方の祖母は和裁士で、母もその時に和裁を習った。
なので和裁は母担当。

ウチの一門では、名取にあったら合格後に頂くお流儀の浴衣は自分で縫う事になっている。
着物を着ていても、身八ツ口等の名称が分からなかったり、どういう作りかが分かっていないと困るだろうという事で。

ふふ…私は縫えませんが何か?(笑)

そんなこんなで、我が家が臨時和裁教室になる事はしばしば。
本業が先生業なので教え方も上手いし。

時間的に週1とか週2だと子供では手縫いで仕上げるのは難しいという事で、直線はミシンを使うやり方で。
ミシンも勉強できて両得。
でも、ミシン縫いの浴衣は着辛いし直しにくいって事で、なるべく手縫いに近いように縫っていきます。

一生懸命なMちゃん。
もうお袖も付いたし、形になってきた。

PAP_0351.JPG

おうちには赤ちゃんもいるので、持って帰るのはちょっと心配。
という事で、出来るだけお稽古の合間を縫って稽古場で進めている。

Mちゃんは低学年で浴衣を一人で着られるようになりました。
私の教育方針としては、やれば出来る事は最後まで出来なくても自分でやるってやり方。
教えれば子供って何でも出来るんです。
幼稚園生でも自分で着られるように指導しています。

これでお裁縫、和裁にも自信がついたと思います。

大人が上手くサポートをして、日本の伝統文化を「特別」な事ではなく、「普通」な事として受け継いでいって欲しいなぁと思います。

ってか、自分が和裁をちゃんと習得しろって話ですね…(^_^;)