Numberのサッカー日本代表特集を読んでみました。
サッカー批評、フットボール批評ほどマニアックではなく、とは言え、スポーツ新聞のように軽過ぎはしない温度感が好きです。
気になる記事があったので、ちょっとコメントを。
フローラン・ダバディ「通訳にはもっと裁量を。アシスタントも必要だ。」
フィリップ・トルシエ監督時代の通訳を務めたフローラン・ダバディさんの寄稿です。
「代表の通訳は、文化のメッセンジャー。」
忠実に通訳を求める監督もいる反面、ダバディさんの言うように、文化の違う相手に伝えるには意訳が必要とは思います。
サッカー観の違いもあるし、周辺のサッカー文化も異なります。
その中で誤解のないように伝えるには、通訳だけでなく、インタビュアーの技量も問われてくるのでしょうね。
サッカー中継でも、あまりに雑なインタビューに聞く気が失せることもありますし。
ダバディさんの本を再読してみたくなりました。
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