El Diario ~青森にいながらスペインの話~ -55ページ目

遂に歴史が動いた

2002年5月。


筆者にとってマドリードにてETA(バスク祖国と自由)の車爆弾に

遭遇したのは決して忘れることができない出来事。


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あれから8年半。


無差別テロによりスペイン・バスク地方の民族独立を

訴え続けてきたこの凶悪テログループが、昨日(1/10)


『真の永久的な武力放棄』


を発表しました。




昨年9月、英国のメディアを通して停戦宣言を行なっていたETA


ここ数年の度重なる幹部の逮捕により、

組織の弱体化が顕著化したことで、これまで脅迫に屈してきた


バスク地方を中心とした企業家などが、

いわゆる『革命税』の支払い拒否を堂々始めるなどしたことで、

組織の運営資金も限界を見たというのが大方の見解でしたが、


「停戦」という中途半端な姿勢に納得などいかないスペイン政府は、

強く”次の一手”を要請していたわけです。



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そして、昨日現地時間の12時。そのときはやってきました。


バスク地方地元紙"el diario Gara "に届けられた

3ヶ国語に訳された声明文とビデオが公開され、


彼らが長年に渡って続けてきた無差別の暴力行為

および左翼系政党バタスナなどと関わる政治活動を

永久に放棄することを、宣言したのです。



彼らのテロにより、血に染まったスペインの歴史において

これほど安堵を感じるニュースはあり得ない訳ですが、


スペイン政府からは、

「自省も謝罪もない彼らに同情する余地はない」と

引き続き関係者への捜査を緩めないことを示唆しています。



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事実、本日新たにETAの構成員が逮捕されるなどしており、

まさに「根絶やし」を目指すスペイン当局の戦いは続きます。



ともかく、

このような冷酷極まりない組織が終わりを告げたことで、

スペインに新たな時代が訪れることを待つばかりですが、

たった一度、テロに遭遇した私が忘れられないのです・・・


仮に組織に関わる全ての構成員が罪人として罪を裁かれたとしても

これまでに命を落とした900人の犠牲者の家族や友人たち

に刻まれた心の傷が癒されることなど決してないでしょう。



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雪上の貴公子

青森の冬といえば雪雪


今日は一日を通して氷点下の真冬日でした。


こんな真冬日でも、時折姿を覗かせる太陽に、

日光を反射させる新雪は、素晴らしいと思わされます。



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う~。まぶしい。


しかし

この土地に何年住んでも慣れないのが雪掻き。


ここ数日、毎日雪掻きをしているのに、

一晩経つと駐車場の自家用車は・・・




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この通り。


可哀相になるくらい雪に埋まっております。



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こんな豪雪地帯に生活する青森の皆さんは

やっぱり素晴らしい忍耐力をお持ちだ。


本日の青森市の積雪65cm。


この高さはちょうど

先日から立ち始めた息子クンとと変らない高さ。



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最近、ディスプレーに映る自分の姿が、

いたくお気に入りらしいこの子は、

この雪を「生活の害」として育つのか?


はたまた最高の「遊び道具」とするのか??


どうせなら、雪の上でもボールを蹴る子供でいて欲しい(笑)


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モウリーニョが持った特別な才能

今日も豪雪の青森雪


外出意欲も削がれ、黙って我が家にてサッカー観戦です。




マドリー×ビジャレアルは、白熱したなかなかの試合でしたね。


前半はビジャレアルの攻勢に驚かされ、

後半はC.ロナウドの凄さに度肝を抜かれました。


正直、ここ数年のリーグ戦に「熱さ」という部分を欠いてるように

感じていましたが、マドリーの

「プライドに懸けて絶対に負けられない」

という空気が感じられると、自ずと試合も盛り上がります。


2-2の同点が続いた場面。

65分辺りでしょうか映し出されるベンチでは、

カランカが時計ばかりを気にしておりました。




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そんなベンチの焦りをも覆したのがクリスティアーノ・ロナウド。


実はその場面でふたつのオフサイドがあったことが

明らかですが、あのゴール前の混戦から、

最終的にゴールを決める彼も凄い。



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解説の安永君も言っていたけど、

マドリディスタにとっては『神』だ(笑)


さて、その後のカカのゴールの際、

喜び過ぎてビジャレアルベンチ前まで駆け寄り、

『煽り』と誤認されたのがモウリニョ監督。


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逆転→病み上がりのカカが得点という

思ってもみない展開に喜びを感じるのは

わかるのですが・・・

喜んだ場所が悪かった。


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試合後の会見で、


『誤解だ。あのゴールをビジャレアルのベンチの上で

観戦していた息子と分かち合いたかっただけなんだ。』


と釈明して見せたモウリーニョは、

話題提供に特別な才能を持ったお方。


ビジャレアルサイドにすれば、そんな言葉では許されないほど、

腹立たしい行為だったに違いありません。



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これも立派なバルサへの挑発である。

今朝放送されていた『デポル×バルサ』のひとコマ。


後半、この日リーガ通算150ゴール目を決めた

ビジャに代わりグランドに姿を見せたボージャン。




その時、カメラが捉えた一枚の垂れ幕。


WOWOWの実況の方が、一瞬口に出して紹介を試みていましたが

恐らく理解が難しかったのでしょう。


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"BOJAN, TE CAMBIO TU PANTALON  

              POR UN PIMIENTO DE PADRON"

(ボージャン、おまえのサッカーパンツと

                  パドロンのピーマンと交換してやるよ)




PANTARON(パンツ)とPADRON(パドロン)の

語呂を掛けてジャレにしているのですが、

"PIMIENTO DE PADRON"とは、

コルーニャから程近いPadronという街の名産である

しし唐のようなピーマンのこと。




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Barで食べるこれが美味いんだにひひ




相手チームの選手をけなしている挑発的な垂れ幕であるのに

微笑ましいのはなぜでしょう。


こうした垂れ幕は、面白いものは現地のダイジェスト番組でも

取り上げられるのでサポーターも面白おかしく作るのですが、

選手達もベンチから身を乗り出して良く見ています。


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果たしてこの垂れ幕、

ボージャンの目には留まったのか??(笑)


テレビではありましたが、スペインのスタジアムを訪れる醍醐味を

思い出されたひとコマでした。


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ラコルーニャに響いたスペインへの侮辱

『Da igual quien juegue, el nivel no baja.』

(誰がプレーしても同じこと。レベルは落ちない。)


試合終了後、ピケがシャビやブツケツをベンチにおいても

レベルの高いプレーを披露した自軍を讃えた言葉が

現すように、やはり"バルサ"は"バルサ"でございました。



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デポルティボ・ラ・コルーニャ 0-4 FC.バルセロナ


アウェーで連勝を続けていたバルサの足を止めるのは

デポルか??と勝手に期待していたデポルですが、

ロティーナ監督が


『試合結果にはがっかりだが、内容に関しては

満足できるものであった。』


と語ったように、4バックで守って守ってカウンター

という形は時折機能を見せていましたね。

しかしながら、フィニッシュを前にその攻撃は尽く

阻止されていたのがこの試合の特徴でした。


事実、ダイジェストを振り返れば



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・・・とバルセロナが歓喜する場面ばかり。


とりわけ、イニエスタの3点目は素晴らしかった。


個人的には後半途中からゲームインしたバレロンの

magicaに注目したのですが、彼1人の力では

どうにもならず。



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スタンドに集まったデポルサポーターも0-4となれば

試合への興味を失って当然でしょうね。


ゴール裏の熱狂的サポーター集団で左翼系Ultraとして知られる

"リアソルブルース "からは、


”Puto España!! Viva A Coruña!!”

(スペインのクソったれ!ラコルーニャ万歳!)


というおぞましい歌声が虚しく響き渡っておりました。


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