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スタンダーズのブログ

岐阜の田舎でひっそりと旧車をイジっております。
旧車の再生も人生も「ぼつぼつこつこつ」・・・
なんでもほどほどに・・・中庸が一番。

後付けのカーナビやアルミホイールが取り付ける車より高かったりと・・・

車の一部品が車輛価格を超えることは悲しいかな・・・良くあります・・・。

 

しかし・・・

今回はラジエター(正確にはOH代)が車輛価格を超えるという・・・

なんか・・・

切ない・・・

ですが・・・。

 

 

ラジエターのあちこちから水が漏れてきましたし、中も錆びが詰まっていたので・・・

しょうがない・・・

完全OHしてもらいました。

 

 

この際、アッパーホース、ロアホースも交換したかったのですが・・・

マツダに在庫無し・・・

ということでしたので、耐久性は心配ですが、中古を使いました。

まだまだ下手したら・・・

田舎のおやじが現役で乗っているかもしれないポーターキャブのラジエターホースが欠品なんて!!

 

まあ、気を取り直して・・・

 

ワイパーは高速ワイパーをおごりました!

 

 

そんなにスピード出ないだろー!って?

 

そういえば、元会長KさんのTNアクティ―にも同じ高速ワイパー付けてしまったことを後悔しつつ・・・

 

シートを取り付けてと・・・。

 

 

前オーナーさんが綺麗に張り替えてくれていますが・・・

 

色が・・・

 

ビミョ~~

 

 

 

ほぼほぼ、完成!

したものの・・・

 

問題はいつ車検をとるか・・・。

軽トラは他にも車検を取ったばかりのサンバートラックがあるので、悩むところ・・・。

そんなに贅沢は出来ない!

 

サンバーは4WDでエアコン付きの快適仕様・・・

ポーターキャブは2WDのエアコン(クーラー)無し・・・。

但し、可愛いフェイスとレトロ感、2気筒の軽快なエンジン音は乗っていて楽しそう・・・。

 

まだ梅雨は明けないが・・・

今年も暑くなりそう・・・。

 

 

ポーターキャブは三角窓と・・・

この吸気口が強み!

 

 クーラー付いてなくても・・・

空気 の綺麗な田舎で走っている分には・・・

イイかも・・・。

 

但し、この吸気口・・・

網も無いので・・・

虫がどんどん入ってきそうでちょっと怖い・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やってきた3台のポーターキャブのうち・・・

岐阜40のナンバー(ちょっとだけ希少かな)が付いた車輛は車検取得の準備に・・・。

 

 

エンジンはとりあえずかかったので・・・

次はブレーキ。

 

フロントハブをバラしてみると・・・

 

 

きたな~~~い!

メンテナンスしていたのかな~~?

 

足周りにも結構、錆があることから・・・

 

部品取り車のフロント足周りをゴソっと移植することに・・・。

 

ボルト4本+4本、ステアリングリンクを外し・・・

ブレーキ配管を左右外すと・・・

 

簡単に外れます。

 

 

元々、付いていた足周りより状態はイイものの・・・

汚れたままでは嫌なので・・・

水洗いし・・・

軽く錆を落とし・・・

塩害防止塗料を塗り・・・

 

 

ステアリングリンク関係のブーツは交換、ボールジョイントブーツも交換し・・・

グリスアップ!

 

 

ボールジョイントの取り外し時はスプリングを縮めないと危ないです!

本来、スプリング本体に取り付けるスプリングコンプレッサーですが・・・

こんな狭い所ではスプリングに取り付け出来ないので・・・

少々危険ですが、写真のように取り付けて縮めました。

念の為、毛布を被せるなどして、慎重に・・・。

 

 

もちろん、取り付け時もコンプレッサー+人力で・・・。

 

そして、綺麗になった足周りを車輛に取り付け・・・

完成!

 

もちろん、ブレーキ部品は一つづつ磨いて、組み付けました。

 

 

時間の合間に顔面の錆びや汚れを落として・・・

似たような色の塗料をタッチアップして・・・

多少は綺麗になりました。

 

 

ちなみに・・・

この車輛だけ年式がちょっと古く(昭和59年)・・・

 

 

エンジンはタイミングベルトの無い(チェーン)バルカン-Sでした。

このエンジンのほうがタイミングベルト交換の必要も無いですし・・・

デスビが上面にあるので、メンテナンスし易そう・・・。

 

次は水周りか・・・。

 

 

 

キャロルはやっかいなブレーキのOHの前に・・・

これまたやっかいなステアリングラックブーツの交換を行うことに・・・。

 

 

かなりの確率で破れているブーツ・・・

 

もちろん、車体からラックごと外さないと交換できません。

 

 

両ブーツの外側に付いてるブッシュもかなりの確率でボロボロになっております。

 

今回は、ブッシュらしきカケラが少し残っていた程度・・・。

 

 

シャフトを抜くため、オイルシールを外し・・・

 

 

スナップリングが見えてきます。

 

 

リングを外して・・・

シャフトを強引に引っこ抜く。

 

 

シャフトのベアリングとギアの間にはU字のクリップが付いてます。

 

 

バラバラになりました!

 

オイルシールとベアリングは汎用品なので、すぐに見つかります。

 

 

両端のブッシュは昔購入した私のストック品(純正)がありました!

但し、プラスチック製(ウレタンか??)なので、また崩壊するかも・・・。

 

昔、真鍮で造っている人がいたので、できれば真鍮製が安心かな~~。

旋盤で出来そうな感じ・・・誰か、造って~~。

 

 

問題は・・・

ゴムのブーツ!

 

 

現行車にあるようなラックブーツは一般的に片側の内径は細くて、もう一方は太い・・・。

 

これは、両端がそこそこ太くて、径が異なる・・・。

 

それでいて、外径があまり太いとラックに収まらない・・・。

 

大野ゴムのカタログを見ても、合いそうなブーツがなかなか見つからないので・・・

 

どうしよ~~。