下のイラストには女性が描かれています。
その女性の年令はいくつぐらいでしょう?
それとも80歳くらいの老婆でしょうか?
じつは、どちらも描かれているのですね。
「老婆と貴婦人」
有名な心理学の図像ですね。
うしろをふりかえっている若い貴婦人のバストアップの姿。
老婆の横顔のクローズアップ。
単純なだまし絵の一つだと思いますが、
地と図の反転だとか、性的な関心の持ち方だとか、
心理学の分野では、見え方によって、
いろいろな解釈がなされています。
難しい解説は、とりあえず他の方におまかせしますが、
最近、それと似たような体験を、
街なかでしたので再現してみます。
今年最初のマグロのセリで、
大間産のマグロに5649万円の値がついたとのニュースがあったので、
会社の同僚と、スシでも食うかと“スシロー”に行ったときのネタです。
(って、ごめん、近くに“すしざんまい”がないので、
“スシロー”にむかってしまったのですね m(-_-)m スマヌ.)
で、向かったのは、川崎市の国道15号沿い、
川崎駅にほど近い“スシロー第一京浜店”。
駐車場は、ぜんぜん混んでなかったのだけど、
待合いスペースには、20人くらいいて、
「こりゃ30分は待つな」という状況だったので、
仕事中でもあり、一目見て退散です。
「あー、ざんねん、どこへ行くかねー」という感じで、
駐車場にもどったとき、目に飛び込んできたのが、
富士山の絵です。
まー、どのように認識したかというと、
こんな感じです。
でも、山のように見えるけど、
ちょっと、なにか感じが違うよなー、
それにしても、なにかの宣伝だろうけど、
商品名も、会社名もないのは不思議だねー。
ハイキングとか、旅行関係なのかなーって、
思いつつ、付近に目をやると、
HOTELだとか、人妻 お姉さま マッティー夫-
とかの看板が目につくではないですか。
ってことは、風俗系のサインかもと思って見直すと、
わはは、
同僚と顔を見合わせて、大笑いしましたよ。
この絵、山なんかではなく、
山頂に見えたのは、くっつけた両足のひざで、
雪に見えたのは、白いルーズソックス(か?)と
白いパンチラなんですね。
わはは。
この絵を描いたデザイナー、
そんなふうに見られることまで、
意識していたかもしれないなーと思って、
なぜか感動してしまいました。
人は、自分が見たいように世界を見る
と、よく言われますが、
あのとき、自分は、
あれだけ、老若男女が目にする場所だから、
ファミリー向けの商品かなにかの宣伝に違いないと、
だとしたらなにがふさわしいかと発想を始めたわけですね。
それで、健康的なもの、自然とか、ハイキングとか、
連想したのですね。
で、富士山のような山であるべきと、
勝手に絵を認識したのでしょう。
わはは。
それが、白いパンチラ。
ビルの屋上に、白いパンチラ。
青空にぴったりですよ。
やられましたね。
黒くて太いりんかく線が、
マンガチックであり、ピクトのようであり、
隠微な雰囲気を一切排除してあるから笑えたのですね。
どうです? 感動的でしょ。
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