フィギュアスケートはスポーツの中でもちょっと異質な競技だ。
高度な身体能力を必要とするだけでなく、音楽、振り付け、衣装など気を配らなければならないことがたくさんある。
しかも、多国籍のスタッフと協力しながら、演技を練り上げていくのが日常的な光景だ。
バンクーバー五輪の日本勢の活躍で人気は高まったが、意外に詳しくは知られていない世界。
月に1度、同五輪の銅メダリスト、高橋大輔(関大大学院)がフィギュアについて解説する。
初回のテーマは「何といってもプログラム」。
「プログラムが面白くなかったら、見る気がしないでしょう」と語る高橋大輔
プログラムに魅力があればみんな注目
フィギュアスケートはシングルの場合、ショートプログラム(SP)とフリーの2つがあるけれど、
どんなプログラムにするかというのが演技の中で相当な割合を占めている。
だってプログラムが面白くなかったら、見る気がしないと思いませんか?僕もそうだから。
ジャンプなどの技が必要なのは当たり前。
表現力が加わればプラスアルファで演技がもっとよくなる。
そしてプログラムに魅力があれば、みんな注目してくれるし、そのパワーは選手にも伝わる。
選手も乗る
そうしたプログラムが評判を呼び、世界で話題になると、選手も乗る。
すると、さらにいいパフォーマンス、もっといい表現力が引き出されるものなんです。
そういったプログラムの力を感じたのは、2007年に世界選手権で2位になったフリーの「オペラ座の怪人」と、バンクーバー五輪で銅メダルを取れたフリーの「道」でした。
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