今日は、いつもとちょっと違う話をご紹介します。
それは今頃の5月に咲く花について。
色々あると思いますが、
木に咲く花には何があるでしょうか。
代表的なものに藤があります。
ニュースにも登場したりしますね。

ところがもう一つ密かに咲いている花があります。
何だと思いますか?
それは桐です。
そう言っても、桐の花をご存知でない方も
多いのではないでしょうか。
そうなんです、あまり見ることのない花です。
その桐の花も今頃咲いているのです。
では、それはどんな花かと言うと・・・。
まるで藤みたいなのです。
これが桐の花です。

どうですか?
色もまるで藤みたいでしょ。
ところが決定的に違うことがあります。
それは、藤は垂れ下がるのに対して、
桐は上に向かって咲きます。
桐とは不遇な花なのです。
そもそもあまり知られていない。
しかも同じ時期に咲くライバルの藤が
あまりにポピュラー。
桐なのに藤と思われたりする。
挙げ句の果てには、
その紫の色を「藤色」などと言われる始末。
ところが桐は、
藤が逆立ちしても敵わないくらい遥かに格上なのです。
桐は伝説の鳥、鳳凰が止まる唯一の木と言われています。
その花は菊と並んで天皇家の印でもあります。
戦国時代の天皇は、その印を武将たちに下賜したりもしました。
その一人の豊臣秀吉はそれを家紋にしたわけです。
現在では、日本政府の事実上のマークになっています。
政府が公式の表明をするときの演台には
このマークが入っています。
さらにはパスポートにも入っています。
一度探してみてはどうでしょうか。
さて、それが桐の花なのです。
5月頃に咲いてる紫色の花があったら、
ひょっとして桐かなと思ってください。
決め手は上を向いてるか垂れ下がってるかです。
もし、こんな話に興味を持っていただけたら、
あなたのお客さんにも話してあげると
得した気分になってくれるかも知れないですね。
それがストーリーというものの魅力なのです。