一番の入居理由が崩れ去る しかし結局は・・・ | ゆるーくはっぴー 小さな幸せさがし

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子なし職なし50代の主婦パニ子の日常

ご訪問ありがとうございます

 

 

チューリップ黄主な登場人物チューリップ黄

 

 

パニ子

子無し職無し50代の主婦

昨年末、母の在宅介護を卒業

 

 

パニ子の母プー子

認知症歴11年・要介護4の80代

現在ケアハウスに入居中

 

 

 

 

昨日、看護士さんから母の発熱

知らせを受けた際、私にはどうも

腑に落ちないがあり

 

 

 

その事について

 

真顔看護士さん真顔との会話方式で

振り返ってみたいと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午前中、看護士さんからの電話スマホ

母発熱の知らせを受けたのですが

 

38.8度の発熱です

 

 

 

 

病院に連れていけますか?真顔

 

 

 

 

え?アセアセあせる

 

また発熱?ショックを受けつつ

 

すぐさま、こんな疑問

 

クリニック※の先生に診て

もらえないんですか?

休診日じゃないですよね?

 

ケアハウス1階に併設されている

クリニックのこと

 

 

 

 

す、すると更なるショック

 

 

 

クリニック病院病院違います!あんぐり

クリニックで処置できません

 

 

 

 

 

はぁ?アセアセあせるあせる

 

 

 

なんで?と思いつつ

私は、こう切り出しました

 

 

でも、外部の病院病院に行くのに

母を動かしたくなくて・・・

 

 

 

それじゃあ、ここに

ただ寝かしておけっ

言うんですか?あんぐり

 

 

 

いやいやそうじゃ、なくて・・・

 

 

前回の発熱の際、車で救急病院まで

母を連れてきてもらった時

車イスの母がとても辛そうで

益々状態を悪化させたように

思うんです

 

ケアハウス出発時36度だったのが

到着後は39度意識朦朧

 

あんな母の姿は二度と

見たくないんです

 

寝かせたまま病院へ連れて行く

方法はありませんか?えー?

 

 

 

ありませんちょっと不満

 

 

 

・・・・・・・・しょんぼり

 

 

 

 

行き詰ったところで

 

 

 

 

根負けしたのか、看護士さん

 

 

 

分かりました

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんな、ありましたが

結局、病院には連れて行かず、

併設のクリニックで母を診て頂けて

 

 

”誤嚥性肺炎”では?

との診断

 

 

 

 

抗生剤の投与により、母の熱も徐々に

下がったものの

 

 

 

私はあの看護士さんの衝撃の一言

が頭から離れず

 

 

クリニックと病院は違う!

処置はできない

 

 

 

ならクリニックって・・・

 

 

 

 

 

 

 

何?えー?

 

 

 

 

 

 

 

 

私は具合が悪くなると、すぐに

マンション1Fのクリニック

 

かつて在宅介護時代、父や母もしかり

 

インフルエンザになった時も、

肺炎の時も、胆嚢炎の時も

 

適切な処置で、助けて頂きました

 

 

私にとって、すぐに診てもらえる

のがクリニックという認識なの

ですが

 

 

 

 

 

そうではない?真顔

 

 

 

 

 

今回は、何とか診て頂けたものの

次に何かあった時には、また同様に

わざわざ他の病院に行けと言われる

のでしょうか?

 

ケアハウスと同じ建物内にクリニック

があるというのに

 

 

 

 

 

 

ならば一体何のためにこの

ケアハウスに入居したのか?

 

母が具合が悪くなった時に、すぐに

診てもらえるという一番の入居理由が、

もろくも崩れ去ったのでしたドンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の母

 

熱は下がったものの、当然

まだまだ本調子ではなく

 

夕食は半分以上残して

機嫌も非常に悪く

 

家に帰る!お父さんが待ってる!ムキーむかっ

 

こればかり繰り返して

 

 

 

 

 

そんな母の姿に

 

 

 

 

何だか私は

 

 

 

 

 

 

 

泣けてきてぐすん

 

 

 

 

お母さん、私と一緒に帰る?

 

また私と一緒に暮らそうか?

 

 

 

そう言いながら、ベッドに横たわる

母のお腹に顔をうずめ

 

 


 

 

ごめんね、お母さん

 

と、泣きました

 

 

 

 

 

そんな私に、母はきょとんニコ

 

とするも

 

 

 

すぐさま

 

 

帰らないと、お父さんに怒られちゃう!

 

 

 

 

母が寝入ってから帰るつもりでしたが、

時間切れ そんな母を残したまま

部屋を後にしました

 

 

 

 

 

 

 

駐車場にポツンと1台だけ残った車

に乗り込み、帰宅の途に

 

 

 

1人きりの車内で思うのは

 

 

 

 

 

 

 

 

これはすべて私のせい

 

 

 

私がもっと頑張って在宅介護を

続けていれば、お母さんをこんな

目に遭わせる事なんて無かった

 

こんな寂しい思いをさせる事など

無かった

 

 

 

 

 

私はわかっているのです

 

 

クリニックがどうの、居室が寒い

だの関係無い

 

 

 

 

 

全ては私の責任

 

 

 

 

そんな事を考えてたら

 

視界がにじんできて・・・・

 

 

 

 

 

普段にも増して、慎重に運転した

帰り道でした