ご訪問ありがとうございます
主な登場人物
パニ子
子無し職無し５０代の主婦
昨年末、母の在宅介護を卒業
パニ子の母プー子
認知症歴11年・要介護4の８０代
現在ケアハウスに入居中
この日を待ちわびておりました～
本日6/1よりケアハウスの
面会制限が撤廃され
9時から17時まで、
出入り自由となったのです
母の食事介助も、できちゃいます
とはいっても、あくまでも
介助のみ、一緒に食するのは禁止
本日の昼食メニュー
・鶏肉のトマト煮
・キャベツとツナの和え物
・かぼちゃスープ
・コーヒーゼリー
※食べかけじゃありませんよ～
いかにも美味しそうな香り～
ご飯の上に、おかずを乗せて
どうぞ、召し上がれ～
在宅介護の頃とは違い、
母、もうお箸が使えずスプーンで
しかし、それも滞りがちで
もう、食べた 
※ごちそうさまの合図
え～っまだほんのちょっとしか
食べてないのに～
私が手を出すのは憚られましたが、
もうちょっと食べてほしいと、
スプーン🥄を母の口元に
ほらっ 美味しいよ～
美味しいよ～連発に促された
のか
美味しいわね 
と母ゆっくり、1口、2口・・・
完食はできませんでしたが、
9割はいけたので、良しと
しましょう
それにしても
こんな美味しいお食事を
ケアハウスの厨房で毎食手作り、
出来立てを頂けるのは、本当に
ありがたいことです
それも、あと僅かですが
退去の意向を固める
このところ、あーだこーだと
悩んでばかりおりました
生活環境を変える事が母にとって
どれだけ負担になるか懸念され
また
私もやっと介護士さん看護士さん方
との信頼関係が築かれつつあり
二の足を踏んでおりました
しかし
やっと心を決めました
ケアハウスを退去します
やはり
私は、諦められないのです
もう少し母に頑張ってほしい
歩いてほしい
いずれは、完全な車イス生活に
なるとしても
今じゃない！
母、ほんの１か月前までは
歩けていたのです
まだ間に合うはず
しかし、今のままでは
歩くなんて不可能
それは母の性格ゆえ
常に周りに合わせよう、と周りに
流されやすい性格の母にとって
利用者様のほぼ100％が車イス
という現在の環境では
歩くなんて到底無理な話
そこで
環境を変える
ことにしたのです
この決断が正しいのか、間違い
なのか
今の私には分かりません
しかし
このままここに留まったなら
確実に後悔する
それだけは確信しています
昼食後、車イスで散歩に行く
つもりでしたが
眠い・・・
といって、ずっとベッドで横に
なっている母
在宅介護の頃は、毎日のように
２人で散歩
外に行こう
歩かないと
それが口癖だった母なのに
このところ、さっぱりそんな事を
言わなくなり
それどころか、外に出るのは
おろか、ベッドから出るのも
億劫な様子
母の寝顔を見ながら思いました
また、散歩しようね
一緒に歩こうね