観劇日記 16号室「FICTION」 | ソメのブログ

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 まず思ったのはとんでもないのを観たなあということです。八代さんの頭の中は一体どうなってるんだろう。それを真っ向から受ける出演者の皆様。役者さんにとって等身大の芝居って何でしょう。何かがあって成立するもの即興芝居ならわかります。でもそのままでいてくださいって一体?これを真っ向から受け止める役者の皆様とおそらく八代さんも。おそらく稽古の時の八代さんの姿ですよねこれって。頭の中に浮かんだのは架空は無限だし色々な事が詰め込めますよね。でもその役者としての姿、個人としての姿を次から次へと押し寄せてくる。世界観の融合に只々のめり込んでいく自分。舞台を観てるのかドキュメントを観てるのか。舞台を積み上げていく一方で現実が崩れていく同時に進行していく。ラストシーンは演出は死んでいる姿はある意味衝撃でした。物語としての死なのでしょうが私には演出家がリアルに死んだのではないのかと感じたからでした。それでも鳴り止まない音楽と目まぐるしく続いていく舞台という表現。心がかき乱されましたし、圧倒されました。

 八代さんの自然体は本当に凄い。役としてももちろん何だけど素で成立してしまうって一体どうなってるんだろう。

 元山さん、この静かな激しさはなんでしょう。ふつふつと湧き上がる感情の凄さは彼女ならではなんでしょう。物語が進めば進むほどどんどん彼女の存在が大きく目が離せなくなる。彼女が自身を通してずっと仁科とニーナとして生きてるのは舞台の上で生きてるのは凄いなぁ。アンパンマンマーチは聞いてて泣けました。仁科の葛藤と大人になるとアンパンマンが沁みるってのが実感しました。

 廣瀬さん、キレイさの中にある凄みましてきてますね。キレイなだけじゃない。強さがみえる。女優としての激しさ、強さ。キレイなお嬢さんからキレイな女性へと。

 川瀬さん、一番の衝撃でした。観たことのない彼女の姿がそこにありました。強そうだけど持っている脆さに闇がみえますね。

 丹羽さん、穏やかさと八代さんのやり取りがこの芝居の私には一番の癒しであり、笑わせて頂きました。

 いばさん、存在感とテンポは独特でしたね。一歩間違えるとストーカーに近い雰囲気なんですけどね。このテンポが異様な明るさとなりこれからくる闇の深さが際立つ結果となるのかなぁとは思います。

 夏目さん、等身大の彼女を演じるってどういう心境何だろう。もどかしさと前に進む強さは観ていてこれからの彼女の芝居が楽しみになりました。

 中田さん、女優さん。役者としての誇りと仕事へのひたむきさ。役者としての姿がカッコよさがみえました。

 岩崎さん、混沌とした物語の中での癒しだし彼の持っている爽やかが発揮されてます。

 杉浦さん、独特の雰囲気はさすがだなぁ。八代さんの目指す闇の入口としてのカギとなる存在。甘ったるい底なし沼。

 飯野さん、現実という立場。光だけではないということ。当たり前の事なのかもしれませんが。

 高木さん、紳士だなぁ、優しいなぁ。すっと入れる空気感。(始め杉浦さんかと思ってました、ごめんなさい)

 皆様お疲れ様でした。誤字等ありましたらごめんなさい。