観劇日記 劇団サカナデ 「触れない」 | ソメのブログ

ソメのブログ

ブログの説明を入力します。

 初めて観る劇団さん。目的はとある役者さん。久しぶりにお芝居を拝見出来て嬉しかったです。

 内容は静かなお話。でも、人の真意をついてるなとも思って観てたりしてました。今って本当に人との距離感ってめちゃめちゃ複雑になっているように思えます。

 相手に触れたくて、言えなくて。色々な現実も背負いこんでがんじがらめになって。抱えこんだ負荷を下ろすことも出来ないでがむしゃらに進もうとする妹。

 彼女に触れたくて、自信がないから触れられなくて。だからといって自分から強く出られなくて。彼女が抱えているモノが見えるはずなのに支えられないもどかしさに戸惑っている気弱な妹の彼氏。

 家族が抱えてるモノがわかっていても自分ではどうする事も出来ないので敢えて触れない。そして自分の心に触れる事が出来ないでいる姉。

 その人が近ければ近い程わからない事も増えてはきます。俯瞰して見ればちっぽけな事でも一体綻びてしまうとどうする事も出来ない事はある事だと思います。特に最近コロナの影響もあるのか人との距離感って難しいなぁとよく感じます。

 若い脚本家の方って心理描写が凄く静かなんだけど観ていて息が苦しくなるっていうのかなぁ。足掻いてるのが静かに身につまされる作品が多い様な気がします。単に私がそういう作品に巡り合っているだけなのかもしれませんが。

 久しぶりに坪尾さんの芝居を観えて嬉しかったです。上手いなぁと思いながら観てました。

 ここらで締めます。皆様お疲れ様でした。