観賞日記 刈馬演劇設計社 PLAN-15 「異邦人の庭」 | ソメのブログ

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 初演は拝見してますが今回はまったく違う印象を受けました。初演での感想は主演お二方の芝居の終始圧倒され考えが纏まらないまま息のつまる思いにとても疲れた印象を持ちました。勿論考えさせられましたし印象的な作品ではあったのですが。今回は主演のお二方の心に少し触れられたように感じました。最後の場面は泣きそうになりました。心の距離を少し近くに感じ感情移入か出来たように思えます。勿論視ていて息のつまる思いはあったのだけれどなんだろう人間の優しさだったりふれあいの重要さに気づかされた思いです。
 一番印象的だったのはアクリル板。そしてそこに映るお二方の表情。
 川本さんの一見穏やかで優しい印象でありながらも「死」を覚悟しているのであろう消える寸前の儚い美しさ。終始アクリル板に映る彼女にキレイだなぁと思いながら視てました。秘めた想いを隠しながらしたであろう彼女の覚悟を照明、衣装も効果的に映し出していたように思います。
 古場さんは最初はアクリル板には見えなかったんだけれど徐々に見えてくる表情に戸惑いながらも彼女の存在が大きくなっていくのがわかる気がします(映っていたかもしれませんが確認出来なかったので)。優しい人なんだなぁ。こちらは秘めた想いを態度で、やがて口にしようとしますけど彼女に止められてしまいますが。
 初演とはまるで違う印象の今回ですが、個人的にはこちらの作品の方が好きでした。勿論初演の作品も駆け引きの面白さがあるのでもう一度観ると違う印象を受けるのかもしれませんが。それと一度脚本を読んだ上で視ているので物語の進み方がわかった上で視ているからかもしれませんが二人の空気感、距離感がとても好きでした。
 アーカイブが残っているということなのでまた視聴したいと思います。でも思う事は生でお二方の芝居か観たいなと、よりリアルに作品に触れたいなと最後は泣くと思いますが。
ここらで締めたいと思います、皆様お疲れ様でした。楽しませて頂きました。また視聴したいと思います。