観劇日記 劇団オートバイ 「ホタルと金魚」 | ソメのブログ

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 何気ない日常の何でもない恋の話。不思議な空気を持った作品だなぁ。舞台ってやっぱり別世界の代物で何処か現実離れしてる所があるのだけれど確かに「金魚」が出てくるあたり現実離れしてるけれどかなり「現実」に近いかな。主人公の女性の心情の部分がかなりわかるな。新しい1日のはずなのに本人には自覚がなくてただ時が過ぎていくだけ。ほんの些細なこと、でもそれが後でかけがえのないモノとなりうるその時はわからないことが多いんですけどね。
 藤島さん、観に行くキッカケとなった役者さん。粗野な言動とは裏腹な繊細な内面を持った女性。「わかるなあ」と共感できる部分が多く私も臆病な人間なので観ていて切なかったな。強い自分でいなければ、立っていられない。息苦しくて、ツラいんだけど甘えられない。「平気」そう思わなければ前に進めない。泣きましたとも。良かったな。笑うことも大切だけど、自分の為に泣くって実は難しいけど大事なことなのかなと最近想うのです。藤島さんには珍しい役なのかもしれませんが繊細さがとても心に残りました。やっぱり上手い方なんだなぁと。
 かしやまさん、初見の役者さん。好きだなぁ。雰囲気がとても優しくてほんのりとしたぬくもりのある役所。とても自然体で不思議な世界観を持った方だなぁとも思うけれどかなり私には魅力的な男性に映りました。
 井上さん、初見の役者さん。ふわふわとした、まるで空間を漂っているような雰囲気。「金魚」という役所。かわいらしい外見と共に声といい、とても観ていて癒されました。動物もさる事ながら生き物と共に暮らすって大変ですよね。世話をしなければならないし。愛着もあるので別れもね。
 山形さん、この方も作品を観るキッカケの一人です。この方の芝居は好きだなぁ。表情とか間の取り方とか本当にツボにはまる。独特なんですよね。動きとかも大きな方なのにしなやかで。目の離せなくなる役者さんです。
 作品の空気感は好きでした。終わった直後はちょっとボーとしてしまって後からじわじわくる「ぬくもり」かな。作品の温度がとても心地よくてニマニマしました。作品をもう一度観たいし台本読んでみたいな。
 それではここらで締めたいと思います、皆様お疲れ様でした。