観劇日記 劇団うりんこ 「風を見たかい?」 | ソメのブログ

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 この作品を拝見するのは二回目。昨年も拝見し、今年も拝見させて頂きました。劇団うりんこというと児童劇団の印象が強く子供向けの印象が強いけれども勿論子供向けなのはそうなのだろうけれど大人でも十分に楽しめる作品でした。
 昨年観たときは清々しさだったり、爽やかさ感じる印象の舞台だったことを記憶しております。勿論面白かったのですが。今回は私自身の環境の変化からか、笑わせて頂きましたが何度も自然と涙が溢れました。胸を打たれるというのかな、身につまされる部分も多く感じながら拝見しました。人はそれぞれ違うものそれを認めるまではいかなくとも「受け入れる」「触れてみる」事の大切さ。何より自分自身をありのまま受け入れ、認めること、大人になると「自分自身」でいることはとても難しく考えてしまい身動きが取れなくなってしまう。私もそんな意識が働いてましたから。あの場にいた子供達に伝わっていることでしょう。セットも改めて綺麗だなぁと思いながら観てました。作品も所々変化されていてその部分も楽しませて頂きました。
 ナオト、ヨウタロウ役、山内さん。面白いけど自分に正直な男の子を演じておられました。私もどちらかというと変わった子供だったので観ていて笑わせてもらいましたけど苦笑する部分もしばしば😅でもナオトの心が舞台上から観客に何度も素敵な「風」吹かせていたのではないでしょか。PVも笑わせて頂きました。
 凪音役、牧野さん。実をいうと今回拝見して一番印象の変わった役を演じておられたのが牧野さんでした。親になった戸惑い気味の男性という印象しかなかったのですが、今回は牧野さんの芝居から目が離せなくなりました。大人になる上でのもどかしさ、でも子供の時の自分と向き合うためらいというか気恥ずかしさとか。表現するのが難しいけれど私には一番心に残りました。私もかなり変わった子供でしたから、今も変わった大人なのは自覚してます。大人になりきれていないのかも知れませんが。
 テツ役、児玉さん、相変わらず面白い。いるいるこんな子供だったりこんな大人いるなの印象。ムードメーカーの役所。でも結構カッコいい役所。
 コハル役、藤本さん。実は結構重要な役の気がします。繋ぎ役というのかな。難しい役所ですね。改めて観ると思います。彼女の存在に救われる部分はあるなと思いながら拝見してました。
 リカ役、長谷川さん。ある意味カッコいい子供、そして先生を演じておられました。子供に寄り添い話の聞いてあげられるこういう大人でありたいものです。
 サブリナ役、元山さん。この作品を観るきっかけになった役者さん。怒涛の如く繰り出される関西弁笑わせて頂きました。この役の元山さんは私の中でも好きな役の一つです。強気なんだけどでも臆病で。誰しもが持っている心の弱さが胸を打ちました。元山さんも舞台上に様々な「風」を吹かせていましたね。好きだなぁ。
 余談ですが、PVの刈馬さんには笑わせて頂きました。怪し過ぎでしょう。面白かったですけどね。
 上演がこれで終わりとはひどくもったいない気がしてなりません。再演とまではいかなくてもDVDなど残して頂けると嬉しいのですが。色々と事情もあるでしょうけれども。
 ではここらで締めたいと思います。皆様お疲れ様でした。素敵な時間をありがとうございました。